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公開番号2025002335
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2023102439
出願日2023-06-22
発明の名称空調装置
出願人サンデン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F24F 13/22 20060101AFI20241226BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】設置姿勢によらず蒸発器からドレン水を凝縮器に導き、運転効率を向上することのできる空調装置を提供する。
【解決手段】
圧縮機、凝縮器4、減圧装置、蒸発器3、および圧縮機と凝縮器4と減圧装置と蒸発器3とを接続する冷媒流路によって構成されて冷媒が循環する冷媒回路と、蒸発器3と蒸発器3の下方の凝縮器4との間に配置され、蒸発器3で生じたドレン水を凝縮器4の表面に向けて、蒸発器3の幅方向D3と交差する前後方向D1に導くドレン水受部20と、を備え、ドレン水受部20は、ドレン水を受け止める受面21と、幅方向D3に互いに間隔をあけて配置され、各々が受面21から上方に突出し、前後方向D1に延びる複数の案内突起22と、を有する。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発器、および該圧縮機と該凝縮器と該減圧装置と該蒸発器とを接続する冷媒流路によって構成されて冷媒が循環する冷媒回路と、
前記蒸発器と該蒸発器の下方の前記凝縮器との間に配置され、前記蒸発器で生じたドレン水を前記凝縮器の表面に向けて、前記蒸発器の幅方向と交差する前後方向に導くドレン水受部と、
を備え、
前記ドレン水受部は、
前記ドレン水を受け止める受面と、
前記幅方向に互いに間隔をあけて配置され、各々が前記受面から上方に突出し、前記前後方向に延びる複数の案内突起と、
を有する空調装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記ドレン水受部は、
前記受面の一部を本体側受面として含み、前記ドレン水を収集する受部本体と、
前記受面の一部をガイド側受面として含み、一端縁が前記受部本体に接続され、他端縁が前記凝縮器の表面に近接または接触し、かつ、前記本体側受面に対して前記ガイド側受面が下方に位置するガイド部と、
を有し、
複数の前記案内突起は、前記受け部本体部における前記本体側受面に設けられた複数の本体側突起、および/または、前記ガイド部における前記ガイド側受面に設けられた複数のガイド側突起を有する請求項1に記載の空調装置。
【請求項3】
前記ガイド部は、前記受部本体に比べて前記幅方向の寸法が大きくなっており、
複数の前記案内突起は複数の前記ガイド側突起を有し、
前記ガイド部における前記幅方向の一部分であって、該幅方向の位置が前記受部本体と一致する部分(以下、幅方向一致部分)に設けられた前記ガイド側突起の数が、前記ガイド部における前記幅方向の一部分であって、該幅方向の位置が前記受部本体と異なる部分(以下、幅方向不一致部分)に設けられた前記ガイド側突起の数よりも多くなっている請求項2に記載の空調装置。
【請求項4】
複数の前記ガイド側突起は、前記ガイド部における前記幅方向一致部分のみに設けられている請求項3に記載の空調装置。
【請求項5】
前記ガイド部は、前記受部本体から前記幅方向の一方側に突出するように設けられ、
複数の前記ガイド側突起の各々は、前記ガイド部における前記一端縁の側から前記他端縁の側に向かって前記幅方向の前記一方側に傾斜している請求項3に記載の空調装置。
【請求項6】
複数の前記案内突起は複数の前記ガイド側突起を有し、
複数の前記ガイド側突起の各々において、前記ガイド部の前記一端縁の側の端をガイド基端、前記他端縁の側の端をガイド先端と定義する際、複数の前記ガイド側突起の各々における前記ガイド先端同士の間隔が前記ガイド基端同士の間隔よりも大きくなっている請求項2に記載の空調装置。
【請求項7】
前記蒸発器および前記凝縮器は前記前後方向に流通する空気との間で熱交換を行うように配置され、
複数の前記案内突起は複数の前記本体側突起を有し、
前記幅方向に隣接する前記本体側突起および前記受面によって形成される前記ドレン水の流路には、該流路における前記幅方向の一部において前記受面から上方に突出する幅方向突出部が設けられている請求項2に記載の空調装置。
【請求項8】
前記幅方向突出部は、一つの前記流路に前記前後方向に間隔をあけて複数個が設けられ、
一つの前記流路に設けられて前記前後方向に隣接する複数の前記幅方向突出部同士は、前記幅方向にずれた位置に配置されている請求項7に記載の空調装置。
【請求項9】
一つの前記流路に設けられて前記前後方向に隣接する複数の前記幅方向突出部同士を第一突出部および第二突出部としたとき、該第一突出部は前記幅方向に隣接する前記本体側突起のうちの一方に接続され、該第二突出部は前記幅方向に隣接する前記本体側突起のうちの他方に接続されてかつ前記前後方向から見て前記第一突出部に重なっている請求項8に記載の空調装置。
【請求項10】
車両に搭載された請求項1から9のいずれか一項に記載の空調装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、空調装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、冷媒回路を構成する圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発器、送風機、制御装置等を一つの筐体に収容した空調装置が知られている。
【0003】
この種の空調装置では例えば特許文献1に記載されているように、蒸発器の下方に凝縮器(放熱器)を配置し、蒸発器で発生したドレン水を凝縮器に流下させて接触させ、凝縮器を冷却することにより冷凍サイクルの効率向上を図っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-1798号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで特許文献1に記載されたような従来の空調装置が水平ではない場所に設置されたり、車両に搭載されることで走行中に傾いたりする場合には、ドレン水が蒸発器から凝縮器に適切に導かれず、ドレン水による凝縮器の冷却を十分に行うことができないといった問題が生じてしまう。
【0006】
そこで本発明は、設置姿勢によらず蒸発器からドレン水を凝縮器に導き、運転効率を向上することのできる空調装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係る空調装置は、圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発器、および該圧縮機と該凝縮器と該減圧装置と該蒸発器とを接続する冷媒流路によって構成されて冷媒が循環する冷媒回路と、前記蒸発器と該蒸発器の下方の前記凝縮器との間に配置され、前記蒸発器で生じたドレン水を前記凝縮器の表面に向けて、前記蒸発器の幅方向と交差する前後方向に導くドレン水受部と、を備え、前記ドレン水受部は、前記ドレン水を受け止める受面と、前記幅方向に互いに間隔をあけて配置され、各々が前記受面から上方に突出し、前記前後方向に延びる複数の案内突起と、を有する。
【0008】
上記空調装置では、前記ドレン水受部は、前記受面の一部を本体側受面として含み、前記ドレン水を収集する受部本体と、前記受面の一部をガイド側受面として含み、一端縁が前記受部本体に接続され、他端縁が前記凝縮器の表面に近接または接触し、かつ、前記本体側受面に対して前記ガイド側受面が下方に位置するガイド部と、を有し、複数の前記案内突起は、前記受け部本体部における前記本体側受面に設けられた複数の本体側突起、および/または、前記ガイド部における前記ガイド側受面に設けられた複数のガイド側突起を有してもよい。
【0009】
上記空調装置では、前記ガイド部は、前記受部本体に比べて前記幅方向の寸法が大きくなっており、複数の前記案内突起は複数の前記ガイド側突起を有し、前記ガイド部における前記幅方向の一部分であって、該幅方向の位置が前記受部本体と一致する部分(以下、幅方向一致部分)に設けられた前記ガイド側突起の数が、前記ガイド部における前記幅方向の一部分であって、該幅方向の位置が前記受部本体と異なる部分(以下、幅方向不一致部分)に設けられた前記ガイド側突起の数よりも多くなっていてもよい。
【0010】
上記空調装置では、複数の前記ガイド側突起は、前記ガイド部における前記幅方向一致部分のみに設けられていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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