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公開番号
2025005916
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023106353
出願日
2023-06-28
発明の名称
ポンプユニット装置
出願人
株式会社ノーリツ
代理人
個人
主分類
F24H
9/06 20060101AFI20250109BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】架台への膨張タンクの取付けを適切に行なうことが可能なポンプユニット装置を提供する。
【解決手段】ポンプユニット装置Aは、筐体10内にポンプPが配されたポンプユニット1が取付けられた架台4に、膨張タンク2を取付けるための第1および第2の取付け対象部43A,43Bが設けられ、膨張タンク2用のブラケット5は、膨張タンク2を支持する支持部5Cと、支持部5Cから水平方向に突出し、かつ第1および第2の取付け対象部43A,43Bへの取付けを図るための第1および第2の取付け部Aa,Abを有する第1および第2の延設部5A,5Bと、を備えており、第1および第2の延設部5A,5Bの少なくとも一方は、複数の部材を連結して構成され、かつこれら複数の部材の連結箇所を変更することにより全長寸法を変更可能とされている。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
筐体内にポンプが配されたポンプユニットと、
このポンプユニットに配管接続され、かつ前記筐体の外部に配される膨張タンクと、
前記ポンプユニットおよび前記膨張タンクを取付けるための架台と、
を備えている、ポンプユニット装置であって、
前記架台には、前記膨張タンクを取付けるための部分として、互いに水平方向に間隔を隔てた配置にある第1および第2の取付け対象部が設けられており、
前記膨張タンクを前記第1および第2の取付け対象部に取付けるための手段として、膨張タンク用のブラケットを備えており、
このブラケットは、
前記膨張タンクを支持する支持部と、
この支持部から水平方向に突出しており、かつ前記第1の取付け対象部への取付けを図るための第1の取付け部を有する第1の延設部と、
前記支持部から前記第1の延設部とは反対の水平方向に突出しており、かつ前記第2の取付け対象部への取付けを図るための第2の取付け部を有する第2の延設部と、
を備えており、
前記第1および第2の延設部の少なくとも一方は、複数の部材を連結して構成され、かつこれら複数の部材の連結箇所を変更することにより全長寸法を変更可能とされていることを特徴とする、ポンプユニット装置。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のポンプユニット装置であって、
前記ブラケットの前記支持部は、互いに対向した状態に設定可能な一対のクランプ片部を有し、かつこれら一対のクランプ片部の相互間に前記膨張タンクを挟み込んで保持可能とされている、ポンプユニット装置。
【請求項3】
請求項1に記載のポンプユニット装置であって、
前記ブラケットの前記第1および第2の延設部のうち、前記第2の延設部のみが全長寸法を変更可能とされ、前記第1の延設部は、全長寸法を変更可能とはされていない、ポンプユニット装置。
【請求項4】
請求項3に記載のポンプユニット装置であって、
前記第1の延設部の水平方向の全長寸法は、前記第2の延設部の水平方向の全長寸法が最も短くなるように設定された際の全長寸法よりも短くされており、
前記膨張タンクが前記架台に取付けられた状態においては、前記膨張タンクは、前記第1および第2の取付け対象部の相互間の水平方向中心よりも前記第1の取付け対象部寄りに偏った配置となるように構成されている、ポンプユニット装置。
【請求項5】
請求項1ないし4のいずれかに記載のポンプユニット装置であって、
前記架台は、地面上またはフロア上に配置されるベース部、およびこのベース部から上方に起立し、かつ水平方向に間隔を隔てた配置にある少なくとも2つの支柱を備えており、
前記2つの支柱の上部寄りの部位に前記ポンプユニットが取付けられており、
前記2つの支柱のうち、前記ポンプユニットよりも下方の領域に、前記第1および第2の取付け対象部が設けられている、ポンプユニット装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、たとえば大浴場の浴槽の湯水を加温するための熱交換器との間の一定経路で温水を循環させたり、あるいは即湯式給湯システムにおいて出湯用の湯水を一定経路で循環させるなどの用途に好適なポンプユニット装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
本出願人は、ポンプユニット装置の具体例として、特許文献1に記載のものを先に提案している。
同文献に記載のポンプユニット装置は、筐体内にポンプが配されたポンプユニット、このポンプユニットに配管接続された膨張タンク、および前記ポンプユニットを取付けるための架台を備えている。膨張タンクは、ポンプの送液対象である湯水の温度上昇による膨張を吸収するためのタンクである。
前記膨張タンクは、ポンプユニットの筐体内に配されることなく、ポンプユニットの下方に位置するようにして架台に取付けられている。膨張タンクをポンプユニットの筐体内に配置させると(たとえば、特許文献2を参照)、筐体が大型となり、ポンプユニット全体の体積増、重量増、コスト増を招く。これに対し、膨張タンクを筐体の外部に配置させれば、そのような不具合を抑制可能である。
【0003】
しかしながら、前記従来技術においては、次に述べるように未だ改善すべき余地があった。
【0004】
膨張タンクの取付け状態は、安定させることが望ましい。そのための手段として、適当なブラケットを利用し、膨張タンクを架台に固定させることが考えられる。一方、架台は、複数本の支柱を備えた構成とされているのが一般的である。したがって、膨張タンクを架台に固定させる手段としては、膨張タンクを架台の複数の支柱間に配置させて、これら複数の支柱に支持させることが考えられる。
ところが、従来においては、そのようなことを合理的かつ適切に実現可能な手段は提案されていないのが実情であった。ここで、とくに問題なのは、架台の仕様は、一律ではなく、ポンプユニット装置の使用条件などによって適宜に変更されることである。架台の仕様が変更される場合には、複数の支柱の相互間寸法も適宜に変更されるのが通例である。膨張タンクの取付けの適切化を図るには、そのような事情にも好適に対応できるようにすることが望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第5811328号公報
国際公開2021/191959号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、前記したような事情のもとで考え出されたものであり、架台への膨張タンクの取付けを適切に行なうことが可能なポンプユニット装置を提供することを、その課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
【0008】
本発明により提供されるポンプユニット装置は、筐体内にポンプが配されたポンプユニットと、このポンプユニットに配管接続され、かつ前記筐体の外部に配される膨張タンクと、前記ポンプユニットおよび前記膨張タンクを取付けるための架台と、を備えている、ポンプユニット装置であって、前記架台には、前記膨張タンクを取付けるための部分として、互いに水平方向に間隔を隔てた配置にある第1および第2の取付け対象部が設けられており、前記膨張タンクを前記第1および第2の取付け対象部に取付けるための手段として、膨張タンク用のブラケットを備えており、このブラケットは、前記膨張タンクを支持する支持部と、この支持部から水平方向に突出しており、かつ前記第1の取付け対象部への取付けを図るための第1の取付け部を有する第1の延設部と、前記支持部から前記第1の延設部とは反対の水平方向に突出しており、かつ前記第2の取付け対象部への取付けを図るための第2の取付け部を有する第2の延設部と、を備えており、前記第1および第2の延設部の少なくとも一方は、複数の部材を連結して構成され、かつこれら複数の部材の連結箇所を変更することにより全長寸法を変更可能とされていることを特徴としている。
【0009】
このような構成によれば、次のような効果が得られる。
すなわち、膨張タンク用のブラケットの支持部に、膨張タンクを支持させた状態において、前記ブラケットの第1および第2の取付け部を、架台に設けられている第1および第2の取付け対象部に取付けることにより、架台への膨張タンクの適切な取付けを図ることができる。また、前記ブラケットは、第1および第2の延設部の少なくとも一方が、全長寸法を変更可能とされている。このため、架台の仕様変更などに起因し、第1および第2の取付け対象部の相互間寸法に変更を生じた場合であっても、ブラケットの第1および第2の取付け部の位置を、架台の第1および第2の取付け対象部に適切に位置合わせし、取付けることが可能であり、便利である。
第1および第2の延設部の少なくとも一方の全長寸法を変更可能とする手段として、複数の部材の連結箇所を変更する手段が採用されているため、その構成を簡素として製造コストを廉価にしつつ、十分な強度を確保可能なものとすることができる。
【0010】
本発明において、好ましくは、前記ブラケットの前記支持部は、互いに対向した状態に設定可能な一対のクランプ片部を有し、かつこれら一対のクランプ片部の相互間に前記膨張タンクを挟み込んで保持可能とされている。
(【0011】以降は省略されています)
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