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公開番号2024129729
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-27
出願番号2023039117
出願日2023-03-13
発明の名称車両用シート
出願人日本発條株式会社,三菱自動車工業株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B60N 2/75 20180101AFI20240919BHJP(車両一般)
要約【課題】リヤシートに着座した着座乗員がシートベルトを装着した状態でも容易に物を収容させることが可能な収容部が設けられた車両用シートを得る。
【解決手段】センタシートバック部30は前倒可能とされ、センタシートバック部30が起立した状態でセンタヘッドレスト部36の上面36Aとなる部位に小物が収容可能なポケット部40が設けられている。ポケット部40は、センタシートバック部30を前倒させることによって、シートクッション部20、シートクッション部22に着座した着座乗員が、当該センタシートバック部30をアームレスト68として使用することができると共に、ポケット部40の使用が可能となる。ポケット部40は、リヤシート12に着座した着座乗員にとって、フロントシートの背面側に設けられた収容部よりも近い位置に設けられることになるため、シートベルトを装着した状態でも容易に物を収容させることが可能となる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
フロントシートよりも車両前後方向の後方側に配置されたリヤシートであって、
前記リヤシートにおけるシート幅方向の中央部に配置され、乗員が着座可能なセンタシートクッションと、
前記センタシートクッションに対して前倒可能に支持され、起立した状態で当該センタシートクッションに着座した着座乗員の上体を支持可能なセンタシートバックと、
前記センタシートバックと共に移動可能に設けられ、前記センタシートバックが起立した状態で前記着座乗員の頭部を支持可能なセンタヘッドレストと、
を備え、
前記センタシートバックが起立した状態で前記センタシートバック及び前記センタヘッドレストにおけるシート前後方向の前面側となる部位を除く部位に小物が収容可能な収容部が設けられている車両用シート。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記センタシートバックが起立した状態で前記センタシートバック及び前記センタヘッドレストにおけるシート前後方向の前面側となる部位を除く部位は、前記センタシートバックと前記センタヘッドレストの間とされている請求項1に記載の車両用シート。
【請求項3】
前記収容部は、前記センタシートバックが起立した状態で当該センタシートバックにおけるシート上下方向の上面となる部位に設けられると共に当該センタシートバックにおけるシート前後方向の後方側となる部位を第1開口部とする第1ポケット部とされている請求項1又は請求項2に記載の車両用シート。
【請求項4】
前記収容部は、前記センタシートバックが起立した状態で前記センタヘッドレストにおけるシート上下方向の下面となる部位に設けられると共に当該センタヘッドレストにおけるシート前後方向の後方側となる部位を第2開口部とする第2ポケット部とされている請求項1又は請求項2に記載の車両用シート。
【請求項5】
前記収容部は、前記センタシートバックが起立した状態で前記センタヘッドレストにおけるシート上下方向の上面となる部位に設けられると共に当該センタヘッドレストにおけるシート前後方向の後方側となる部位を第3開口部とする第3ポケット部とされている請求項1に記載の車両用シート。
【請求項6】
前記第1ポケット部は、前記第1開口部以外の周囲が前記センタシートバックの意匠面を構成するシートバック表皮に対して縫製され、前記シートバック表皮との間で小物が収容可能な第1空間部が形成されている請求項3に記載の車両用シート。
【請求項7】
前記第2ポケット部は、前記第2開口部以外の周囲が前記センタヘッドレストの意匠面を構成するヘッドレスト表皮に対して縫製され、前記ヘッドレスト表皮との間で小物が収容可能な第2空間部が形成されている請求項4に記載の車両用シート。
【請求項8】
前記第3ポケット部は、前記第3開口部以外の周囲が前記センタヘッドレストの意匠面を構成するヘッドレスト表皮に対して縫製され、前記ヘッドレスト表皮との間で小物が収容可能な第3空間部が形成されている請求項5に記載の車両用シート。
【請求項9】
前記収容部は、前記センタシートバックが起立した状態で前記センタヘッドレストにおけるシート前後方向の後部となる部位に設けられ当該センタヘッドレストにおけるシート前後方向の前方側へ向かって凹む収容凹部とされている請求項1又は請求項2に記載の車両用シート。
【請求項10】
前記センタシートクッションのシート幅方向の両外側に配置された外側シートクッションに対して第1軸線を中心に前倒可能にそれぞれ支持された外側シートバックに対して、前記センタシートバックは、起立した状態で前記第1軸線よりもシート上下方向の上方側に位置する第2軸線を中心に前倒可能に支持されている請求項1又は請求項2に記載の車両用シート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用シートに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、リヤシートにおけるシート幅方向の中央部に設けられたアームレストは、そのフレームをシートバックに対して回転可能に支持する支持ブラケットを介してシートバックに取付けられ、ヘッドレストと共に前倒可能とされた技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-124696号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、リヤシート側では、収容スペースが少なく、それを補うためフロントシートの背面側には収容部が設けられている。しかしながら、リヤシートに着座しシートベルトを装着した状態でフロントシートの背面側に設けられた収容部に物を入れるということは困難な場合がある。
【0005】
本発明は上記事実を考慮して、リヤシートに着座した着座乗員がシートベルトを装着した状態でも容易に物を収容させることが可能な収容部が設けられた車両用シートを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様に係る車両用シートは、フロントシートよりも車両前後方向の後方側に配置されたリヤシートであって、前記リヤシートにおけるシート幅方向の中央部に配置され、乗員が着座可能なセンタシートクッションと、前記センタシートクッションに対して前倒可能に支持され、起立した状態で当該センタシートクッションに着座した着座乗員の上体を支持可能なセンタシートバックと、前記センタシートバックと共に移動可能に設けられ、前記センタシートバックが起立した状態で前記着座乗員の頭部を支持可能なセンタヘッドレストと、を備え、前記センタシートバックが起立した状態で前記センタシートバック及び当該センタヘッドレストにおけるシート前後方向の前面側となる部位を除く部位に小物が収容可能な収容部が設けられている。
【0007】
第1の態様に係る車両用シートでは、フロントシートよりも車両前後方向の後方側に配置されたリヤシートは、センタシートクッションと、センタシートバックと、センタヘッドレストと、を備えている。センタシートクッションは、リヤシートにおけるシート幅方向の中央部に配置されており、乗員が着座可能としている。
【0008】
センタシートバックは、センタシートクッションに対して前倒可能に支持されている。そして、センタシートバックは、起立した状態で当該センタシートクッションに着座した着座乗員の上体を支持可能としている。また、センタヘッドレストは、センタシートバックと共に移動可能に設けられており、センタシートバックが起立した状態で着座乗員の頭部を支持可能としている。
【0009】
ここで、本態様では、センタシートバックが起立した状態で当該センタシートバック及びセンタヘッドレストにおけるシート前後方向の前面側となる部位を除く部位に小物が収容可能な収容部が設けられている。前述のように、センタヘッドレストは、センタシートバックと共に移動可能に設けられているため、センタシートバックが起立した状態でセンタシートバック及びセンタヘッドレストにおけるシート前後方向の前面側は、センタシートバックが前倒した状態ではシート上下方向の下方側を向くことになる。
【0010】
一方、センタシートバックが起立した状態でセンタシートバック及びセンタヘッドレストにおける前面となる部位以外の部位、例えば、センタシートバックが起立した状態でセンタシートバック及びセンタヘッドレストにおけるシート上下方向の上面となる部位は、センタシートバックを前倒させた状態ではシート前後方向の前面側を向くことになる。
(【0011】以降は省略されています)

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