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公開番号
2024158486
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023073718
出願日
2023-04-27
発明の名称
二部材同士の接合構造
出願人
日本発條株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B60N
2/68 20060101AFI20241031BHJP(車両一般)
要約
【課題】第1部材とプレス成形品である第2部材を適切な態様で溶接し易い二部材同士の接合構造を提供する。
【解決手段】軸線16Xに沿って延びる長尺部材であり、外周面が軸線を中心とする周方向に並ぶ複数の平面状の被接合面20、22、24を含む金属製の第1部材14と、内周面が複数の平面状の接合面32、34、36を含み、各被接合面に対して各接合面をそれぞれ対向させた状態で第1部材の外周面に被せられ、各接合面が対応する被接合面にそれぞれ溶接される金属製のプレス成形品である第2部材30と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
軸線に沿って延びる長尺部材であり、外周面が前記軸線を中心とする周方向に並ぶ複数の平面状の被接合面を含む金属製の第1部材と、
内周面が複数の平面状の接合面を含み、前記各被接合面に対して前記各接合面をそれぞれ対向させた状態で前記第1部材の外周面に被せられ、前記各接合面が対応する前記被接合面にそれぞれ溶接される金属製のプレス成形品である第2部材と、
を備える二部材同士の接合構造。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記複数の被接合面同士が前記周方向に連続し、
前記複数の接合面同士が前記周方向に連続する請求項1に記載の二部材同士の接合構造。
【請求項3】
前記第1部材の外周面が、
前記軸線に対して直交する断面形状が円弧形をなす円弧面と、
前記円弧面の周方向の両端の間に位置する前記複数の被接合面と、
を備える請求項2に記載の二部材同士の接合構造。
【請求項4】
最も前記周方向の一方側に位置する前記接合面が第1接合面であり、
最も前記周方向の他方側に位置する前記接合面が第2接合面であり、
前記第1接合面と、前記第1接合面と対向する前記被接合面とが、連続した線状の溶接部である第1溶接部によって接合され、
前記第2接合面と、前記第2接合面と対向する前記被接合面とが、連続した線状の溶接部である第2溶接部によって接合され、
前記第1溶接部の両端部は、前記第1接合面の前記一方側の端部までの前記周方向の距離より、前記第1接合面の前記他方側の端部までの前記周方向の距離が短く、
前記第2溶接部の両端部は、前記第2接合面の前記他方側の端部までの前記周方向の距離より、前記第2接合面の前記一方側の端部までの前記周方向の距離が短い請求項2又は請求項3に記載の二部材同士の接合構造。
【請求項5】
前記第1部材が、シートバックフレームの上部を構成するアッパフレームであり、
前記第2部材が、前記シートバックフレームの側部を構成するサイドフレームである請求項1又は請求項2に記載の二部材同士の接合構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、二部材同士の接合構造に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、軸線に沿って延びる円筒状の長尺部材である第1部材と、第1部材の外周面に被せられる断面円弧形状の第2部材と、を接合するための接合構造が開示されている。第1部材及び第2部材は金属製である。第1部材及び第2部材の断面形状は円弧形状(円形状)であるため、第2部材の内周面が第1部材の外周面に沿う形状になるように、第2部材をプレス成形するのは容易でない。
【0003】
そのため下記特許文献1では、第1部材と第2部材を接合する際に、第1治具によって支持された第1部材の外周面に、第2治具によって支持された第2部材の内周面を被せた状態で、第1治具と第2治具を接近させる。これにより、第2部材の内周面が第1部材の外周面に沿う形状になるように、第2部材が変形させられる。この状態で第2部材の外周側から第2部材の外周面にレーザを照射して、第1部材と第2部材をレーザ溶接する。
【0004】
このように2つの治具を用いて第2部材の内周面を第1部材の外周面に沿う形状にすると、第2部材の内周面と第1部材の外周面との隙間が小さくなる。そのため第1部材及び第2部材に施されたレーザ溶接が適切な態様の溶接になり易い。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-202710号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記特許文献1のように第2部材が変形させられ状態で第1部材と第2部材が溶接されると、第2部材に残留応力が発生し易い。そのため第2部材に、残留応力に起因する遅れ割れが発生し易い。
【0007】
本発明は上記事実を考慮し、第1部材とプレス成形品である第2部材を適切な態様で溶接し易い二部材同士の接合構造を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第1の態様の二部材同士の接合構造は、軸線に沿って延びる長尺部材であり、外周面が前記軸線を中心とする周方向に並ぶ複数の平面状の被接合面を含む金属製の第1部材と、内周面が複数の平面状の接合面を含み、前記各被接合面に対して前記各接合面をそれぞれ対向させた状態で前記第1部材の外周面に被せられ、前記各接合面が対応する前記被接合面にそれぞれ溶接される金属製のプレス成形品である第2部材と、を備える。
【0009】
第1の態様の二部材同士の接合構造では、金属製の第1部材の外周面が、第1部材の軸線を中心とする周方向に並ぶ複数の平面状の被接合面を含む。金属製の第2部材の内周面が複数の平面状の接合面を含む。さらに各被接合面に対して各接合面をそれぞれ対向させた状態で、第1部材の外周面に第2部材が被せられ、各接合面が対応する被接合面にそれぞれ溶接される。
【0010】
第1部材の被接合面及び第2部材の接合面は平面状である。そのため、第1部材の外周面に第2部材を被せたときに、各接合面と対応する被接合面との隙間が小さくなるように、第2部材をプレス成形するのは、第1部材及び第2部材の断面形状が円弧形状の場合と比べて容易である。そのため第1の態様の二部材同士の接合構造は、第1部材とプレス成形品である第2部材を適切な態様で溶接し易い。
(【0011】以降は省略されています)
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