TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024129547
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-27
出願番号
2023038838
出願日
2023-03-13
発明の名称
投入装置
出願人
アンリツ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B65B
5/06 20060101AFI20240919BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】複数の包装容器に物品を同時に投入でき、高さが低いため設置スペースの制約が小さく、清掃が容易な投入装置を提供する。
【解決手段】投入位置P3に貫通した投入孔19を有する基台16の搬送面17上には、2基の搬送ユニット8(8a,8b)が配置される。搬送ユニット8は、上下に貫通した保持孔12を有する保持体9と、保持孔12に挿入された上下に貫通した容器11を有する。駆動手段A1,A2,B1,B2,B3により、2つの搬送ユニット8a,8b が搬送面を位置P1,P2,P3,P4,P5の順で移動する。受取位置P1で、搬送ユニット8の各容器11に物品が投入される。投入位置P2で、搬送ユニットの容器内の物品が基台16の投入孔19から下方に落下して下方のトレーに供給される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
物品を所定の受取位置(P1)で受取り、当該受取った物品を移動させて所定の投入位置(P3)で投入先へ投入する投入装置であって、
物品を受取る複数の容器(11)と、
複数の前記容器を保持する保持体(9)と、
前記保持体を、少なくとも、所定区域内にある前記受取位置と前記投入位置との間で循環移動させる駆動手段(A1,A2,B1,B2,B3)と、
を具備することを特徴とする投入装置(3)。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
物品を所定の受取位置(P1)で受取り、当該受取った物品を移動させて所定の投入位置(P3)で落下させて投入する投入装置であって、
物品を受取る上下に貫通した複数の容器(11)と、
複数の前記容器を保持する上下に貫通した複数の保持孔(12)を有する保持体(9)と、
前記保持体が移動可能に載置されるとともに、前記投入位置には、前記投入位置に設定された前記保持体の複数の前記保持孔にそれぞれ連通するとともに上下に貫通した複数の投入孔(19)が設けられた基台(16)と、
前記基台の上において、少なくとも前記受取位置と前記投入位置との間で前記保持体を循環移動させる駆動手段(A1,A2,B1,B2,B3)と、
を具備することを特徴とする投入装置(3)。
【請求項3】
前記保持体(9)は、複数の前記容器(11)を所定の並列方向について一列に保持しており、
前記駆動手段(A1,A2,B1,B2,B3)は、前記保持体に保持された複数の前記容器が前記受取位置(P1)にそれぞれ停止するように前記保持体を前記並列方向に間欠的に移動させるとともに、前記保持体に保持された前記容器に物品が収納された後に、前記並列方向と交差する方向に前記保持体を移動させて前記投入位置(P3)に設定することを特徴とする請求項2に記載の投入装置(3)。
【請求項4】
前記基台(16)の上には、前記容器(11)を保持する2つの前記保持体(9,9)が載置されており、
前記駆動手段(A1,A2,B1,B2,B3)は、2つの前記保持体を、前記保持体が間欠的に移動する前記受取位置(P1)と、前記投入位置(P3)と、前記受取位置と前記投入位置の間にある待機位置(P4,P5)との間で、循環移動させることを特徴とする請求項3に記載の投入装置(3)。
【請求項5】
前記容器(11)を保持した前記保持体(9)が前記基台(16)の搬送面(17)に沿って移動する際に、前記搬送面の形状に沿って前記容器が上下動できるように、前記保持体の前記保持孔(12)に対して前記容器が上下動可能に保持されていることを特徴とする請求項2乃至4の何れかに1項に記載の投入装置(3)。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、前段の装置から供給された物品を複数の容器に受容した後、複数の容器を移動させて所定の投入位置に設定することで、投入位置に設定した複数の包装容器に複数の物品を一度に投入できるコンパクトな投入装置に関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1に記載された振分装置は、その図1に示すように、計量済みの物品が投入される投入シュート2及びその下方にある良否選別部4と、物品の投入対象であるコンベア10上に並べられたトレーTとの間に、トレーTに対して物品を振り分けて落下させる振分部5を備えている。この振分部5は、上部の振分部5Aと下部の振分部5Bから構成されている。上部の振分部5A(図4参照)は、貫通した2個のカップ20と、3個の開口部を有するスライド板24を、互いに接した状態で異なる方向に移動させることにより、下方の振分部5Bに物品を落下させる。下部の振分部5B(図5参照)は、上下に貫通する1列に並べられた3個のカップ30,31,32と、カップと同方向に並んだ3個の開口部34a,34b,34cを有するスライド板34を、互いに接した状態で同方向に移動させることにより、上部の振分部5Aから供給された物品を3個ずつ下方に落下させることができ、この動作を繰り返すことにより2行3列、合計6個のトレーTに物品を投入することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-39409号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に開示された振分装置によれば、トレーTに対して物品を振り分けて落下させる振分部5は、上述したように上部の振分部5Aと下部の振分部5Bの2段構成となっており、上部の振分部5Aは、スライド板24を挟んでカップ20,21とシュート29が上下に設けられた構造であり、下部の振分部5Bは、スライド板34を挟んでカップ30,31,32とシュート7A,7Bが上下に設けられた構造であり、全体として、円筒状の部材が上下に少なくとも4段重ねられた縦長の構造となっていた。
【0005】
このため、前記従来の振分装置によれば、天井の高さに対する装置全体の高さが相対的に大きくなり、据え付けスペースに制約がある工場内では設置が難しい場合があるという問題があった。
【0006】
また、上部の振分部5Aと下部の振分部5Bの2段構成であり、それぞれ複数個のカップ、シュート、スライド板等を組み合わせた部品点数の多い複雑な構造となっているため、動作も複雑であり、またオペレータには操作に関して高い熟練度が求められ、さらに清掃時間も長くかかるという問題があった。
【0007】
現在、物品の製造・包装工程において物品の計量及び供給の作業を人手で行なっている企業は依然として多々あるところ、最近の人手不足に伴い、物品の振分装置又は投入装置の市場からは、自動化の要求がさらに強まってきている。このような自動化の要求に応えていくためには、前述した種々の課題を考慮すると、構成及び動作を単純化・簡素化することにより、制約がある据え付けスペースに対応しつつ、運転操作及び清掃を容易化し、かつ汎用性の高いライン構成を可能とする必要がある。
【0008】
本発明は、以上説明した従来の技術における課題に鑑みてなされたものであり、簡単な構造及び動作により複数の包装容器に対して物品を同時に投入でき、装置高さが低いため据え付けスペースに制約がある場所にも容易に設置することができ、さらにオペレータに高い熟練度を必要とせず、清掃も容易であるコンパクトな投入装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1に記載された投入装置3は、
物品を所定の受取位置P1で受取り、当該受取った物品を移動させて所定の投入位置P3で投入先へ投入する投入装置3であって、
物品を受取る複数の容器11と、
複数の前記容器11を保持する保持体9と、
前記保持体9を、少なくとも、所定区域内にある前記受取位置P1と前記投入位置P3との間で循環移動させる駆動手段A1,A2,B1,B2,B3と、
を具備することを特徴としている。
【0010】
請求項2に記載された投入装置3は、
物品を所定の受取位置P1で受取り、当該受取った物品を移動させて所定の投入位置P3で落下させて投入する投入装置3であって、
物品を受取る上下に貫通した複数の容器11と、
複数の前記容器11を保持する上下に貫通した複数の保持孔12を有する保持体9と、
前記保持体9が移動可能に載置されるとともに、前記投入位置P3には、前記投入位置P1に設定された前記保持体9の複数の前記保持孔12にそれぞれ連通するとともに上下に貫通した複数の投入孔19が設けられた基台16と、
前記基台16の上において、少なくとも前記受取位置P1と前記投入位置P3との間で前記保持体9を循環移動させる駆動手段A1,A2,B1,B2,B3と、
を具備することを特徴としている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
アンリツ株式会社
光学素子の姿勢調整装置
18日前
個人
箱
1か月前
個人
ゴミ箱
1か月前
個人
構造体
8か月前
個人
包装体
1か月前
個人
収納用具
5か月前
個人
半蓋半箱筒
10か月前
個人
物品収納具
5か月前
個人
パウチ補助具
26日前
個人
折り畳み水槽
1か月前
個人
開封用カッター
7か月前
個人
ダンボール宝箱
1か月前
個人
掃除楽々ゴミ箱
6か月前
個人
チャック付き袋体
7か月前
個人
折りたたみコップ
7か月前
個人
圧縮収納袋
1か月前
個人
パウチ容器
8か月前
三甲株式会社
容器
10か月前
株式会社イシダ
包装装置
10か月前
株式会社イシダ
箱詰装置
3か月前
個人
プラスチックバッグ
9か月前
個人
開口しやすいレジ袋
9か月前
三甲株式会社
容器
10か月前
個人
塗料容器用蓋
1か月前
個人
チャック付き保存袋
7か月前
三甲株式会社
容器
4か月前
株式会社新弘
容器
1か月前
株式会社新弘
容器
1か月前
三甲株式会社
容器
3か月前
株式会社イシダ
包装装置
1か月前
個人
粘着テープ切断装置
3か月前
個人
伸縮するゴミ収納器
8か月前
個人
粘着テープ剥がし具
6か月前
個人
粘着テープ剥がし具
2か月前
積水樹脂株式会社
接着剤
24日前
三甲株式会社
容器
10か月前
続きを見る
他の特許を見る