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公開番号2024127714
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023142890,2023036802
出願日2023-09-04,2023-03-09
発明の名称情報処理装置及び情報処理方法
出願人KDDI株式会社
代理人弁理士法人創光国際特許事務所,個人,個人,個人
主分類H04W 28/24 20090101AFI20240912BHJP(電気通信技術)
要約【課題】通信品質が改善するユーザに対してスライスネットワークを適用できるようにする。
【解決手段】情報処理装置1は、ユーザが使用するユーザ端末2が無線通信ネットワークを使用して通信を行っている場合におけるユーザ端末2の通信品質である第1通信品質を特定するとともに、ユーザ端末2の通信に対し、無線通信ネットワークを仮想的に分割したネットワークであるスライスネットワークを適用した場合におけるユーザ端末2の通信品質である第2通信品質を特定する特定部131と、第2通信品質の第1通信品質に対する通信品質の改善度合いに基づいて、ユーザ端末2にスライスネットワークを適用することを促すレコメンド情報を通知する通知部132と、を有する。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
ユーザが使用するユーザ端末が無線通信ネットワークを使用して通信を行っている場合における前記ユーザ端末の通信品質である第1通信品質を特定するとともに、前記ユーザ端末の通信に対し、前記無線通信ネットワークを仮想的に分割したネットワークであるスライスネットワークを適用した場合における前記ユーザ端末の通信品質である第2通信品質を特定する特定部と、
前記第2通信品質の前記第1通信品質に対する通信品質の改善度合いに基づいて、前記ユーザ端末に前記スライスネットワークを適用することを促すレコメンド情報を通知する通知部と、
を有する情報処理装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記特定部は、前記無線通信ネットワークを利用して通信を行っている複数のユーザ端末それぞれの第1通信品質を特定するとともに、前記複数のユーザ端末それぞれの前記第2通信品質を特定し、
前記通知部は、前記複数のユーザ端末のそれぞれの前記第2通信品質の前記第1通信品質に対する通信品質の改善度合いに基づいて前記複数のユーザ端末の中から選択したユーザ端末に対して前記レコメンド情報を通知する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記特定部は、前記無線通信ネットワークを利用して通信を行っている複数のユーザ端末それぞれの通信リソースの利用効率を特定し、
前記通知部は、前記複数のユーザ端末のそれぞれに対して特定された前記利用効率に基づいて前記複数のユーザ端末の中から選択したユーザ端末に対して前記レコメンド情報を通知する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記特定部は、前記複数のユーザ端末それぞれの所定期間における移動量を特定し、
前記通知部は、前記複数のユーザ端末のそれぞれに対して特定された前記移動量に基づいて前記複数のユーザ端末の中から選択したユーザ端末に対して前記レコメンド情報を通知する、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記特定部は、前記複数のユーザ端末のうち、外部装置との通信を行う所定のサービスを利用中のユーザ端末を特定し、
前記通知部は、前記所定のサービスを利用中のユーザ端末に対して前記レコメンド情報を通知する、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記特定部は、前記複数のユーザ端末それぞれの所定期間におけるデータ通信量を特定し、
前記通知部は、前記複数のユーザ端末のそれぞれに対して特定された前記データ通信量に基づいて前記複数のユーザ端末の中から選択したユーザ端末に対して前記レコメンド情報を通知する、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記通知部は、前記第1通信品質と、前記第2通信品質とを示す情報を前記ユーザ端末に通知する、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記特定部は、前記無線通信ネットワークの混雑状況である第1混雑状況と、前記スライスネットワークの混雑状況である第2混雑状況とを特定し、
前記通知部は、前記第1混雑状況と前記第2混雑状況とを示す情報を前記ユーザ端末に通知する、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記ユーザ端末から、前記スライスネットワークの適用指示を受け付ける受付部と、
前記受付部が前記スライスネットワークの適用指示を受け付けると、前記スライスネットワークを前記ユーザ端末の通信に適用する適用部と、
をさらに有する、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記受付部は、前記ユーザ端末から、前記無線通信ネットワークに適用可能な複数のスライスネットワークいずれかの適用指示を受け付ける、
請求項9に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置及び情報処理方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ネットワークを仮想的に分割する技術であるネットワークスライシングが知られている。例えば、特許文献1には、無線通信ネットワークを仮想的に分割したネットワークである複数のスライスネットワークそれぞれの帯域情報や混雑度合を示す品質情報を取得し、ユーザ端末を品質が保証されるスライスネットワークに振り分けるシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-041241号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
無線通信ネットワークにおいては、ユーザ端末の位置に存在する他のユーザ端末の数や電波の受信状況等のユーザ端末の環境により、ユーザ端末が通信を行う際の通信品質が異なる。このため、ユーザ端末の環境によっては、ユーザ端末に対して通信品質が保証されたスライスネットワークを適用したとしても、スライスネットワークが保証する通信品質を確保することができず、通信品質が改善されないことがある。
【0005】
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、通信品質が改善するユーザに対してスライスネットワークを適用できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様に係る情報処理装置は、ユーザが使用するユーザ端末が無線通信ネットワークを使用して通信を行っている場合における前記ユーザ端末の通信品質である第1通信品質を特定するとともに、前記ユーザ端末の通信に対し、前記無線通信ネットワークを仮想的に分割したネットワークであるスライスネットワークを適用した場合における前記ユーザ端末の通信品質である第2通信品質を特定する特定部と、前記第2通信品質の前記第1通信品質に対する通信品質の改善度合いに基づいて、前記ユーザ端末に前記スライスネットワークを適用することを促すレコメンド情報を通知する通知部と、を有する。
【0007】
前記特定部は、前記無線通信ネットワークを利用して通信を行っている複数のユーザ端末それぞれの第1通信品質を特定するとともに、前記複数のユーザ端末それぞれの前記第2通信品質を特定し、前記通知部は、前記複数のユーザ端末のそれぞれの前記第2通信品質の前記第1通信品質に対する通信品質の改善度合いに基づいて前記複数のユーザ端末の中から選択したユーザ端末に対して前記レコメンド情報を通知してもよい。
【0008】
前記特定部は、前記無線通信ネットワークを利用して通信を行っている複数のユーザ端末それぞれの通信リソースの利用効率を特定し、前記通知部は、前記複数のユーザ端末のそれぞれに対して特定された前記利用効率に基づいて前記複数のユーザ端末の中から選択したユーザ端末に対して前記レコメンド情報を通知してもよい。
【0009】
前記特定部は、前記複数のユーザ端末それぞれの所定期間における移動量を特定し、前記通知部は、前記複数のユーザ端末のそれぞれに対して特定された前記移動量に基づいて前記複数のユーザ端末の中から選択したユーザ端末に対して前記レコメンド情報を通知してもよい。
【0010】
前記特定部は、前記複数のユーザ端末のうち、外部装置との通信を行う所定のサービスを利用中のユーザ端末を特定し、前記通知部は、前記所定のサービスを利用中のユーザ端末に対して前記レコメンド情報を通知してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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