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公開番号2024127064
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023035927
出願日2023-03-08
発明の名称除雪機
出願人本田技研工業株式会社
代理人弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類E01H 5/04 20060101AFI20240912BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】パワーコントロールユニットの冷却を効率よく行うことができる除雪機を提供する。
【解決手段】車両本体を備え、前記車両本体は、バッテリから供給される電力により駆動されるモータと、前記モータに接続されるパワーコントロールユニットと、回転駆動し雪を集めるオーガと、集められた雪を飛ばすブロアと、前記ブロアを覆うブロアハウジングと、前記車両本体を走行させる走行装置と、を備える除雪機において、前記パワーコントロールユニットを格納する格納部を備え、前記格納部と前記ブロアハウジングとは金属製の仕切り板で仕切られており、前記パワーコントロールユニットは前記仕切り板に当接するように配置される、除雪機。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両本体を備え、前記車両本体は、バッテリから供給される電力により駆動されるモータと、前記モータに接続されるパワーコントロールユニットと、回転駆動し雪を集めるオーガと、集められた雪を飛ばすブロアと、前記ブロアを覆うブロアハウジングと、前記車両本体を走行させる走行装置と、を備える除雪機において、
前記パワーコントロールユニットを格納する格納部を備え、前記格納部と前記ブロアハウジングとは金属製の仕切り板で仕切られており、
前記パワーコントロールユニットは前記仕切り板に当接するように配置される、除雪機。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
前記パワーコントロールユニットは、平板状の面部を有し、前記平板状の面部が前記仕切り板に当接するように配置される、請求項1に記載の除雪機。
【請求項3】
前記モータは、熱伝導体に当接し、前記熱伝導体は前記仕切り板に当接する、請求項2に記載の除雪機。
【請求項4】
内燃式のエンジンを備え、前記オーガは前記エンジンにより駆動され、前記走行装置は前記モータにより駆動される、請求項1から3のいずれかに記載の除雪機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、除雪機に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、道路などの積雪を除去するための除雪機が知られている。
このような除雪機として、例えば、特許文献1には、エンジンと、エンジンを冷却するための冷却ファンと、ラジエタ及びラジエタフィンを備える除雪機が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-62487号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された除雪機は、発熱するエンジンを、冷却ファンと、フィンとによって冷却可能である。このような除雪機において、モータやパワーコントロールユニット等の発熱部材の冷却のために、冷却ファンやフィンを設けると、エネルギー効率が低下する、かつ、除雪機が大型化するという課題があった。
そこで、本発明は、発熱部材の冷却を効率よく行うことができる除雪機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の除雪機は、車両本体を備え、前記車両本体は、バッテリから供給される電力により駆動されるモータと、前記モータに接続され動作時に発熱するパワーコントロールユニットと、回転駆動し雪を集めるオーガと、集められた雪を飛ばすブロアと、前記ブロアを覆うブロアハウジングと、前記車両本体を走行させる走行装置と、を備え、前記パワーコントロールユニットを格納する格納部を備え、前記格納部と前記ブロアハウジングとは金属製の仕切り板で仕切られており、前記パワーコントロールユニットは前記仕切り板に当接するように配置される。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、除雪機が備えるパワーコントロールユニットの冷却を効率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施の形態にかかる除雪機の側面図である。
別の実施の形態にかかる除雪機の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態にかかる除雪機1の側面図である。
図1に示すように、除雪機1は、除雪機1のフレームを構成する車両本体10と、走行装置11と、除雪作業部12とを備える。
【0009】
車両本体10の左右両側下方には、走行装置11が設けられている。
本実施形態においては、走行装置11は、一対のホイール20に履帯21を掛け渡すことで構成されるクローラ式の走行装置11が用いられている。
【0010】
車両本体10の前後方向略中央部分には、バッテリ22、モータ23、及びパワーコントロールユニット24を収納する格納部25が配置されている。バッテリ22は、走行装置11を駆動するモータ23に電力を供給する。パワーコントロールユニット24は、電装部品として、モータ23等の制御装置として機能する、いわゆるPCU(Power Control Unit)である。モータ23及びパワーコントロールユニット24は、発熱する部材である。
(【0011】以降は省略されています)

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