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公開番号
2024126999
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-20
出願番号
2023035815
出願日
2023-03-08
発明の名称
信号処理装置、信号処理システム、信号処理方法およびプログラム
出願人
日本電気株式会社
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
G06F
17/10 20060101AFI20240912BHJP(計算;計数)
要約
【課題】信号処理装置におけるハードウェアを削減することが可能な技術を提供する。
【解決手段】信号処理装置(1)は、信号系列を複数の周波数成分の強度情報に変換する変換部(11)と、複数の周波数成分の強度情報が第1の所定時間毎に順次書き込まれ、第1の所定データ列で外部へデータを順次出力するバッファ部(12)と、外部から第2の所定データ列でデータを順次入力し、周波数成分毎に統計量を生成するための情報を抽出する抽出部(13)と、統計量を生成するための情報に基づいて、周波数成分毎に統計量を計算して格納する統計量格納部(14)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
信号系列を複数の周波数成分の強度情報に変換する変換手段と、
前記複数の周波数成分の強度情報が第1の所定時間毎に順次書き込まれ、第1の所定データ列で外部へデータを順次出力するバッファ手段と、
外部から第2の所定データ列でデータを順次入力し、周波数成分毎に統計量を生成するための情報を抽出する抽出手段と、
前記統計量を生成するための情報に基づいて、周波数成分毎に統計量を計算して格納する統計量格納手段と、
を備える、信号処理装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記バッファ手段は、前記複数の周波数成分の強度情報が前記第1の所定時間毎に順次書き込まれ、複数の時間における同じ周波数成分の強度情報を前記第1の所定データ列として順次外部へ出力する、
請求項1に記載の信号処理装置。
【請求項3】
前記抽出手段は、外部から第2の所定時間における同じ周波数成分の強度情報を前記第2の所定データ列として順次入力し、周波数成分毎に統計量を生成するための情報を抽出する、
請求項1または2に記載の信号処理装置。
【請求項4】
前記抽出手段は、前記強度情報が、予め定められた複数のレンジの何れのレンジに含まれるかによって、前記統計量を生成するための情報を抽出する、
請求項3に記載の信号処理装置。
【請求項5】
前記統計量は、前記信号系列の信号情報量に関する頻度分布、確率密度関数、または累積分布関数である、
請求項4に記載の信号処理装置。
【請求項6】
信号処理装置と、外部メモリと、を備える信号処理システムであって、
前記信号処理装置は、
信号系列を複数の周波数成分の強度情報に変換する変換手段と、
前記複数の周波数成分の強度情報が第1の所定時間毎に順次書き込まれ、第1の所定データ列で前記外部メモリへデータを順次書き込むバッファ手段と、
前記外部メモリから第2の所定データ列でデータを順次読み出し、周波数成分毎に統計量を生成するための情報を抽出する抽出手段と、
前記統計量を生成するための情報に基づいて、周波数成分毎に統計量を計算して格納する統計量格納手段と、を備える、
信号処理システム。
【請求項7】
前記バッファ手段は、前記複数の周波数成分の強度情報が前記第1の所定時間毎に順次書き込まれ、複数の時間における同じ周波数成分の強度情報を前記第1の所定データ列として順次前記外部メモリに書き込む、
請求項6に記載の信号処理システム。
【請求項8】
前記抽出手段は、前記外部メモリから第2の所定時間における同じ周波数成分の強度情報を前記第2の所定データ列として順次読み出し、周波数成分毎に統計量を生成するための情報を抽出する、
請求項6または7に記載の信号処理システム。
【請求項9】
信号系列を複数の周波数成分の強度情報に変換し、
前記複数の周波数成分の強度情報を第1の所定時間毎にバッファに順次書き込み、
前記バッファから第1の所定データ列でデータを順次読み出して外部へ出力し、
外部から第2の所定データ列でデータを順次入力し、
前記第2の所定データ列のデータから、周波数成分毎に統計量を生成するための情報を抽出し、
前記統計量を生成するための情報に基づいて、周波数成分毎に統計量を計算して格納する、
信号処理方法。
【請求項10】
コンピュータに、
信号系列から変換された複数の周波数成分の強度情報を第1の所定時間毎にバッファに順次書き込む処理と、
前記バッファから第1の所定データ列でデータを順次読み出して、外部メモリに書き込む処理と、
前記外部メモリから第2の所定データ列でデータを順次読み出す処理と、
前記第2の所定データ列のデータから、周波数成分毎に統計量を生成するための情報を抽出する処理と、
前記統計量を生成するための情報に基づいて、周波数成分毎に統計量を計算して格納する処理と、
を実行させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、信号処理装置、信号処理システム、信号処理方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
信号解析のために、一定期間における信号振幅などの頻度をカウントするヒストグラムなど、統計的な特徴量を抽出する技術がある。これに関連する技術として、下記の特許文献1に開示された発明がある。
【0003】
特許文献1には、特徴量抽出部において、まず、スペクトログラム化部が、時間軸IQ信号などの受信データを、FFT(高速フーリエ変換)処理等によって周波数ごとの信号に変換し、信号抽出部が、スペクトログラム化部によって変換されたデータから、抽出期間ごとに、ノイズフロアの閾値に基づいた周波数ごとの信号レベルを抽出し、特徴量化部が、信号抽出部によって抽出された周波数ごとの信号レベルから第1特徴量を抽出することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-182844号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
周波数成分毎に信号振幅に着目したヒストグラムなどを作成する場合には、ヒストグラムの作成を、複数の周波数成分毎に並列に処理する必要がある。この場合、従来の実時間順に処理する方法では、ヒストグラム用のメモリ(振幅ごとの頻度をカウントするメモリ)は、複数の周波数成分毎に並列に実装する必要があり、周波数成分の数に依存してメモリ容量が膨大になるという問題がある。また、上述の特許文献1に開示される発明を用いたとしても、このような問題を解決することはできない。
【0006】
本開示は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、信号処理装置におけるハードウェアを削減することが可能な技術を提供することを目的の1つとする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る信号処理装置は、信号系列を複数の周波数成分の強度情報に変換する変換手段と、前記複数の周波数成分の強度情報が第1の所定時間毎に順次書き込まれ、第1の所定データ列で外部へデータを順次出力するバッファ手段と、外部から第2の所定データ列でデータを順次入力し、周波数成分毎に統計量を生成するための情報を抽出する抽出手段と、前記統計量を生成するための情報に基づいて、周波数成分毎に統計量を計算して格納する統計量格納手段と、を備える。
【0008】
本開示の一態様に係る信号処理システムは、信号処理装置と、外部メモリと、を備える信号処理システムであって、前記信号処理装置は、信号系列を複数の周波数成分の強度情報に変換する変換手段と、前記複数の周波数成分の強度情報が第1の所定時間毎に順次書き込まれ、第1の所定データ列で前記外部メモリへデータを順次書き込むバッファ手段と、前記外部メモリから第2の所定データ列でデータを順次読み出し、周波数成分毎に統計量を生成するための情報を抽出する抽出手段と、前記統計量を生成するための情報に基づいて、周波数成分毎に統計量を計算して格納する統計量格納手段と、を備える。
【0009】
本開示の一態様に係る信号処理方法は、信号系列を複数の周波数成分の強度情報に変換し、前記複数の周波数成分の強度情報を第1の所定時間毎にバッファに順次書き込み、前記バッファから第1の所定データ列でデータを順次読み出して外部へ出力し、外部から第2の所定データ列でデータを順次入力し、前記第2の所定データ列のデータから、周波数成分毎に統計量を生成するための情報を抽出し、前記統計量を生成するための情報に基づいて、周波数成分毎に統計量を計算して格納する。
【0010】
本開示の一態様に係るプログラムは、コンピュータに、信号系列から変換された複数の周波数成分の強度情報を第1の所定時間毎にバッファに順次書き込む処理と、前記バッファから第1の所定データ列でデータを順次読み出して、外部メモリに書き込む処理と、前記外部メモリから第2の所定データ列でデータを順次読み出す処理と、前記第2の所定データ列のデータから、周波数成分毎に統計量を生成するための情報を抽出する処理と、前記統計量を生成するための情報に基づいて、周波数成分毎に統計量を計算して格納する処理と、を実行させる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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