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公開番号2024126576
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023035013
出願日2023-03-07
発明の名称ガス分析装置
出願人横河電機株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G01N 21/3504 20140101AFI20240912BHJP(測定;試験)
要約【課題】調整の容易性、迅速性、安全性などに優れるガス分析装置を提供する。
【解決手段】光を出す発光部2と、発光部2から出て被測定ガス3を透過した光の強度に基づいて被測定ガス3の物性を分析する分析部4と、光透過部6、少なくとも1つの封入容器7及び切り替え部8を有する調整部5とを有し、封入容器7は、光透過部6に配置され且つ調整用ガスを封入した状態において、発光部2を出た光が調整用ガスを透過して分析部4に入ることを許容し、切り替え部8は、光透過部6に所定の封入容器7が配置された第1状態と、光透過部6に所定の封入容器7が配置されず且つ発光部2を出た光が分析部4に入ることが許容される第2状態とを切り替え可能である、ガス分析装置1。
【選択図】図1A
特許請求の範囲【請求項1】
光を出す発光部と、
前記発光部から出て被測定ガスを透過した前記光の強度に基づいて前記被測定ガスの物性を分析する分析部と、
光透過部、少なくとも1つの封入容器及び切り替え部を有する調整部とを有し、
前記封入容器は、前記光透過部に配置され且つ調整用ガスを封入した状態において、前記発光部を出た前記光が前記調整用ガスを透過して前記分析部に入ることを許容し、
前記切り替え部は、前記光透過部に所定の前記封入容器が配置された第1状態と、前記光透過部に前記所定の封入容器が配置されず且つ前記発光部を出た前記光が前記分析部に入ることが許容される第2状態とを切り替え可能である、ガス分析装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記第2状態において、前記所定の封入容器以外の前記封入容器が前記光透過部に配置される、請求項1に記載のガス分析装置。
【請求項3】
前記第2状態において、前記封入容器が前記光透過部に配置されない、請求項1に記載のガス分析装置。
【請求項4】
前記第2状態において、前記所定の封入容器以外の前記封入容器が前記光透過部に配置され、
前記切り替え部は、前記第1状態と、前記第2状態と、前記封入容器が前記光透過部に配置されず且つ前記発光部を出た前記光が前記分析部に入ることが許容される第3状態とを切り替え可能である、請求項1に記載のガス分析装置。
【請求項5】
前記調整部は、濃度又は成分が互いに異なる前記調整用ガスを封入する複数の前記封入容器を有し、
前記切り替え部は、前記光透過部に前記複数の封入容器のそれぞれを選択的に配置可能である、請求項1に記載のガス分析装置。
【請求項6】
前記複数の封入容器は、前記調整用ガスとして、所定のガス成分に対するスパン校正用ガスを封入する前記封入容器と、前記調整用ガスとして、前記所定のガス成分に対するゼロ点校正用ガスを封入する前記封入容器とを含む、請求項5に記載のガス分析装置。
【請求項7】
前記複数の封入容器は、前記調整用ガスとして、所定のガス成分に対するスパン校正用ガスを封入する前記封入容器と、前記調整用ガスとして、前記所定のガス成分に対するゼロ点校正用ガスを封入する前記封入容器と、前記調整用ガスとして、前記所定のガス成分に対する直線性の検査・確認用ガスを封入する前記封入容器とを含む、請求項5に記載のガス分析装置。
【請求項8】
前記調整用ガスとして前記光の波長の基準となる光波長診断用ガス成分を封入する前記封入容器を有する、請求項1に記載のガス分析装置。
【請求項9】
前記切り替え部は、少なくとも1つの前記封入容器を伴って前記光透過部に対する動作をし得る少なくとも1つの動作部を有し、
前記切り替え部は、前記少なくとも1つの動作部の前記動作により、前記第1状態と前記第2状態とを切り替え可能である、請求項1に記載のガス分析装置。
【請求項10】
前記切り替え部は、少なくとも1つの前記封入容器を伴って前記光透過部に対する動作をし得る少なくとも1つの動作部を有し、
前記切り替え部は、前記少なくとも1つの動作部の前記動作により、前記第1状態と前記第2状態と前記第3状態とを切り替え可能である、請求項4に記載のガス分析装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示はガス分析装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
光を出す発光部と、発光部から出て被測定ガスを透過した光の強度に基づいて被測定ガスの物性を分析する分析部と、校正のために調整用ガス収容部を有する調整部とを有するガス分析装置が知られている(例えば特許文献1の図7等参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-191154号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のようなガス分析装置は、校正、診断などの調整の容易性、迅速性、安全性などに優れることが好ましい。
【0005】
そこで本開示の目的は、調整の容易性、迅速性、安全性などに優れるガス分析装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は以下のとおりである。
【0007】
[1]
光を出す発光部と、
前記発光部から出て被測定ガスを透過した前記光の強度に基づいて前記被測定ガスの物性を分析する分析部と、
光透過部、少なくとも1つの封入容器及び切り替え部を有する調整部とを有し、
前記封入容器は、前記光透過部に配置され且つ調整用ガスを封入した状態において、前記発光部を出た前記光が前記調整用ガスを透過して前記分析部に入ることを許容し、
前記切り替え部は、前記光透過部に所定の前記封入容器が配置された第1状態と、前記光透過部に前記所定の封入容器が配置されず且つ前記発光部を出た前記光が前記分析部に入ることが許容される第2状態とを切り替え可能である、ガス分析装置。
【0008】
[2]
前記第2状態において、前記所定の封入容器以外の前記封入容器が前記光透過部に配置される、[1]に記載のガス分析装置。
【0009】
[3]
前記第2状態において、前記封入容器が前記光透過部に配置されない、[1]に記載のガス分析装置。
【0010】
[4]
前記第2状態において、前記所定の封入容器以外の前記封入容器が前記光透過部に配置され、
前記切り替え部は、前記第1状態と、前記第2状態と、前記封入容器が前記光透過部に配置されず且つ前記発光部を出た前記光が前記分析部に入ることが許容される第3状態とを切り替え可能である、[1]又は[2]に記載のガス分析装置。
(【0011】以降は省略されています)

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