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公開番号2024126371
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023034698
出願日2023-03-07
発明の名称開閉窓および障子
出願人YKK AP株式会社
代理人弁理士法人樹之下知的財産事務所
主分類E05F 5/00 20170101AFI20240912BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】枠体に対する障子の全開位置を規定できる開閉窓を提供すること。
【解決手段】開閉窓としての横すべり出し窓40は、窓枠45と、窓枠45内に配置される内障子50と、内障子50を窓枠45に対して開閉可能に連結するフリクションステー60とを備え、フリクションステー60は、内障子50の開放移動に伴って回動する回動アーム62を備え、窓枠45には、回動する回動アーム62に当接して内障子50の開放移動を規制するストッパー90が取り付けられる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
枠体と、前記枠体内に配置される障子と、前記障子を前記枠体に対して開閉可能に連結するリンク機構とを備え、
前記リンク機構は、前記障子の開放移動に伴って回動する回動アームを備え、
前記枠体には、回動する前記回動アームに当接して前記障子の開放移動を規制するストッパーが取り付けられる
ことを特徴とする開閉窓。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
請求項1に記載の開閉窓において、
前記ストッパーは、前記枠体の見込み面に取り付けられる
ことを特徴とする開閉窓。
【請求項3】
請求項2に記載の開閉窓において、
前記ストッパーは、前記枠体の見込み面に沿って取り付けられる平板状の取付部と、前記回動アームに当接可能な位置に配置されるように前記取付部から折曲された平板状の規制部とを有する
ことを特徴とする開閉窓。
【請求項4】
請求項3に記載の開閉窓において、
前記障子は、框体と、前記框体内に配置される面材とを備え、
前記框体は、前記枠体側に延出する延出部を有し、
前記規制部は、前記回動アーム側における前記取付部の側縁から折曲されてなると共に、前記回動アームと前記延出部との間に配置される
ことを特徴とする開閉窓。
【請求項5】
請求項1に記載の開閉窓において、
前記リンク機構を前記枠体に連結するための長尺裏板と、前記ストッパーを前記枠体に取り付けるための短尺裏板とを有し、
前記長尺裏板には、前記短尺裏板よりも長尺な切欠きが形成され、
前記短尺裏板は、前記切欠きに配置される
ことを特徴とする開閉窓。
【請求項6】
上段に請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の開閉窓が構成され且つ下段に他の窓が構成される
ことを特徴とする障子。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、枠体に対する障子の全開位置を規定するストッパーを備える開閉窓および障子に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、室内空間を区画する仕切壁に配置される室内窓ユニットが知られている(特許文献1参照)。室内窓ユニットでは、最上段に開閉窓が配置されており、最上段よりも下段にFIX窓(固定窓)が配置されている。開閉窓は、開閉枠体(枠体)と、開閉枠体内に配置された開閉障子(障子)と、開閉障子の開口角度を任意角度で保持するフリクションステーとを備えている。開閉障子は、開閉枠体と開閉障子の上端部とを連結すると共に開閉障子の回転軸を構成する回転連結部を備えている。回転連結部は、開閉障子を開閉枠体に対して回転可能に開閉枠体の縦枠と開閉障子の上端部とを接続している。この開閉障子は、回転連結部を中心に回動開閉し且つフリクションステーで任意角度に保持されるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-044435号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載の室内窓ユニットにおける開閉窓では、開閉障子はフリクションステーによって任意角度に保持されるようになっているが、任意角度に保持された状態の開閉障子を更に開放操作すれば全開位置まで開放可能であるので、誤操作などによって全開状態とされて、開閉枠体と開閉障子との間隔が大きく開いてしまうおそれがある。
【0005】
本発明の目的は、枠体に対する障子の全開位置を規定できる開閉窓および障子を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の開閉窓は、枠体と、前記枠体内に配置される障子と、前記障子を前記枠体に対して開閉可能に連結するリンク機構とを備え、前記リンク機構は、前記障子の開放移動に伴って回動する回動アームを備え、前記枠体には、回動する前記回動アームに当接して前記障子の開放移動を規制するストッパーが取り付けられることを特徴とする。
本発明の障子は、上段に前述した本発明の開閉窓が構成され且つ下段に他の窓が構成されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、枠体に対する障子の全開位置を規定できる開閉窓および障子を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係る開閉窓を備える障子ユニットを示す外観姿図。
図1に示す障子ユニットを示す縦断面図。
図1に示す障子ユニットを示す横断面図。
前記実施形態に係る開閉窓の開放状態を示す縦断面図。
前記実施形態に係る開閉窓の開放状態における要部を示す縦断面図。
前記実施形態に係る開閉窓のストッパーを示す説明図。
前記実施形態に係る開閉窓のストッパーの配置を示す横断面図。
前記実施形態に係る開閉窓の各裏板を示す説明図。
前記実施形態に係る開閉窓の変形例を示す縦断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本実施形態の構成]
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1から図3において、本発明の実施形態に係る開閉窓としての横すべり出し窓40を含む室内窓1(建具)は、建物の室内空間を一方側の第1空間と他方側の第2空間とに仕切る室内壁部(壁部)に設置されるものであり、壁開口部F1の上面F2に固定される上枠2と、上枠2に連結されると共に壁開口部F1の下面F3に固定される障子ユニット3とを備えている。障子ユニット3は、一対の障子4が左右に連結されてなり、一対の障子4は、上段に位置する横すべり出し窓40と、下段に位置するFIX窓70(固定窓、嵌め殺し窓)とをそれぞれ備えている。本実施形態では、一対の障子4の横すべり出し窓40のそれぞれが開閉窓を構成している。前述した障子ユニット3は、左右一対の障子4を備えるので、各障子4における横すべり出し窓40同士と、FIX窓70同士とが左右に並設される構成となる。
以下の説明において、障子ユニット3の左右方向をX軸方向とし、障子ユニット3の上下方向をY軸方向とし、障子ユニット3の見込み方向をZ軸方向とする。X,Y,Z軸方向は互いに直交する。
【0010】
上枠2のX軸方向の長さは、上面F2のX軸方向の長さと同じである。図2に示すように、上枠2は、上面F2にねじ止めされる長方形板状の上枠本体21と、上枠本体21のX軸方向に沿った両側縁から下方に延びる上枠対向部22とを備えて断面略コ字状に形成されている。
上枠本体21には、連結部材23が固定されている。連結部材23は、上枠本体21にねじ止めされる四角板状の連結部材本体231と、連結部材本体231の第1空間側の端縁から下方に延びる連結垂下片232とを備えている。連結垂下片232の下端側の部位には、障子4を上枠2に固定するための上框固定ねじ24が螺合される雌ねじ部232Aが設けられている。
(【0011】以降は省略されています)

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