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公開番号2024126330
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023034633
出願日2023-03-07
発明の名称医療デバイス
出願人朝日インテック株式会社
代理人個人,個人
主分類A61M 25/09 20060101AFI20240912BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】簡易な構造でありながらも、病変部位や狭窄部位の裂け目に押し込みやすい医療デバイスを提供する。
【解決手段】医療デバイス(ガイドワイヤ)10は、長尺状の本体1と、本体1の軸方向に沿って本体1の外周に設けられている少なくとも一の構造体2a、2bと、を備える。構造体2a、2bの軸方向に垂直な断面における外形の大きさが、本体1の軸方向に垂直な断面における外形の大きさよりも小さくてもよい。構造体2a、2bが複数設けられている場合において、複数の構造体2a、2bの一部が、本体1の外周の第一領域に設けられており、複数の構造体2a、2bの残りが、本体1の軸を挟んで第一領域に対向する第二領域に設けられていてもよい。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
長尺状の本体と、
前記本体の軸方向に沿って前記本体の外周に設けられている少なくとも一の構造体と、を備える医療デバイス。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
前記構造体の軸方向に垂直な断面における外形の大きさが、前記本体の軸方向に垂直な断面における外形の大きさよりも小さい、請求項1に記載の医療デバイス。
【請求項3】
前記構造体が複数設けられている場合において、
複数の前記構造体の一部が、前記本体の外周の第一領域に設けられており、
複数の前記構造体の残りが、前記本体の軸を挟んで前記第一領域に対向する第二領域に設けられている、請求項1又は2に記載の医療デバイス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、体内に挿入される医療デバイスに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
ガイドワイヤやカテーテル等の医療デバイスを体内に挿入する際、例えば消化管壁に形成された穿孔や、疾患により狭窄した部位のような通過しにくい場所によって、目標位置へと前進させていくことが難しくなることがある。このような閉塞部であっても容易に通過できるように、例えば特許文献1には、先端部の外周面に螺旋状の凸部(ねじ山部材)が形成されたガイドワイヤが開示されている。このようなガイドワイヤの先端部を閉塞部に押し込み、ガイドワイヤをねじ山部材の螺旋形パターンに合わせて所定の方向に回転させながら押し込んでいくことで、ガイドワイヤの先端部が閉塞部に螺旋状に進入し続け、最終的に閉塞部を通り抜けることができるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2010-502396号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されているような医療デバイスでは、スムーズに先端部を閉塞部に進入させていくために、回転させながら押し込んでいかなければならず、手技者に負担がかかるという問題がある。また、医療デバイスの先端部にねじ山部材を形成することが、当該医療デバイスの製造工程を複雑化させることにも繋がりかねない。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、簡易な構造でありながらも、病変部位や狭窄部位の裂け目に押し込みやすい医療デバイスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明は、長尺状の本体と、前記本体の軸方向に沿って前記本体の外周に設けられている少なくとも一の構造体と、を備える医療デバイスを提供する(発明1)。
【0007】
一般に、体内の閉塞部では組織が層状に重なっていることが多く、その層状になっている部分の裂け目を拡げるようにして医療デバイスを押し込むことができれば、医療デバイスを回転させたり、強く力を入れたりすることなく、医療デバイスを進入させていくことができる。かかる発明(発明1)によれば、本体の外周に本体とは別体の構造体を軸方向に沿って隣設することにより、進入方向から見た医療デバイスの外形が楕円形状(一方向の幅が直交する他方向の幅よりも大きい形状)に近づくため、簡易な構造でありながらも、病変部位や狭窄部位の裂け目に医療デバイスを押し込みやすくなる。また、医療デバイスが通過した後に閉塞部に形成された孔が楕円形状になることで、後続のデバイスが当該閉塞部を通過しやすくなる。
【0008】
上記発明(発明1)においては、前記構造体の軸方向に垂直な断面における外形の大きさが、前記本体の軸方向に垂直な断面における外形の大きさよりも小さいことが好ましい(発明2)。
【0009】
かかる発明(発明2)によれば、進入方向から見た医療デバイス全体の外形が、より楕円形状に近づくため、病変部位や狭窄部位の裂け目に医療デバイスをより押し込みやすくなる。
【0010】
上記発明(発明1、2)においては、前記構造体が複数設けられている場合において、複数の前記構造体の一部が、前記本体の外周の第一領域に設けられており、複数の前記構造体の残りが、前記本体の軸を挟んで前記第一領域に対向する第二領域に設けられていることが好ましい(発明3)。
(【0011】以降は省略されています)

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