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公開番号2024125665
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-19
出願番号2023033637
出願日2023-03-06
発明の名称車両の制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人
主分類B60W 30/14 20060101AFI20240911BHJP(車両一般)
要約【課題】車両の速度の低下に起因して渋滞が発生することを抑制する。
【解決手段】車両の制御装置は、車両が位置している現在地点の勾配を取得することを実行する。車両の制御装置は、車両の進行方向において現在地点から先行する地点である先行地点の勾配を取得することを実行する。車両の制御装置は、現在地点の勾配及び先行地点の勾配を比較することを実行する。車両の制御装置は、先行地点の勾配が現在地点の勾配よりも予め定められた所定値以上大きいことを条件に、車両の駆動力を大きくすることを実行する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
車両が位置している現在地点の勾配を取得することと、
前記車両の進行方向において前記現在地点から先行する地点である先行地点の勾配を取得することと、
前記現在地点の勾配及び前記先行地点の勾配を比較することと、
前記先行地点の勾配が前記現在地点の勾配よりも予め定められた所定値以上大きいことを条件に、前記車両の駆動力を大きくすることと、
を実行する
車両の制御装置。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記車両から当該車両に先行して走行する先行車両までの車間距離を取得することと、
前記先行地点の勾配が前記現在地点の勾配よりも前記所定値以上大きく、且つ、前記車間距離が予め定められた規定距離以上であることを条件に、前記車両の駆動力を大きくすることと、
を実行する
請求項1に記載の車両の制御装置。
【請求項3】
前記先行地点の勾配が前記現在地点の勾配よりも前記所定値以上大きいことに応じて前記車両の駆動力を大きくする場合に、前記車両のユーザに対して報知すること、
を実行する
請求項1又は請求項2に記載の車両の制御装置。
【請求項4】
前記車両が走行した地点である特定地点の勾配、及び前記特定地点での前記車両の駆動力を紐づけて外部に送信すること、
を実行する
請求項1又は請求項2に記載の車両の制御装置。
【請求項5】
車両が位置している現在地点の勾配を取得することと、
取得した前記現在地点の勾配を予め定められた一定期間に亘って記憶することと、
取得した前記現在地点の勾配、及び記憶した前記現在地点の勾配のうち前記車両の進行方向とは逆方向の地点である走行地点の勾配を比較することと、
取得した前記現在地点の勾配が前記走行地点の勾配よりも予め定められた所定値以上大きいことを条件に、前記車両の駆動力を大きくすることと、
を実行する
車両の制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の制御装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1の車両の制御装置は、当該車両に先行して走行する先行車両が存在している場合に、先行車両の周囲の所定領域に、速度上限値分布を設定する。速度上限値分布は、車両と先行車両との相対速度の上限値を規定するものである。特許文献1の車両の制御装置は、車両が位置している現在地点の勾配が大きいほど、相対速度の上限値を高くする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-142429号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両が走行している道路の勾配が大きくなるほど、当該車両が走行する際に必要な駆動力が大きくなる。そのため、仮に車両の駆動力が一定であると、道路の勾配が大きくなる地点で車両の速度が低下する。このように車両の速度が低下すると、道路の勾配が大きくなる地点において渋滞が発生するおそれがある。特許文献1の車両の制御装置は、道路の勾配に応じて相対速度の上限値が変化するものの、道路の勾配に応じて車両の駆動力をどのように制御するべきかという点については、何ら着目していない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための車両の制御装置は、車両が位置している現在地点の勾配を取得することと、前記車両の進行方向において前記現在地点から先行する地点である先行地点の勾配を取得することと、前記現在地点の勾配及び前記先行地点の勾配を比較することと、前記先行地点の勾配が前記現在地点の勾配よりも予め定められた所定値以上大きいことを条件に、前記車両の駆動力を大きくすることと、を実行する。
【0006】
上記課題を解決するための車両の制御装置は、車両が位置している現在地点の勾配を取得することと、取得した前記現在地点の勾配を予め定められた一定期間に亘って記憶することと、取得した前記現在地点の勾配、及び記憶した勾配のうち前記車両の進行方向とは逆方向の地点である走行地点の勾配を比較することと、取得した前記現在地点の勾配が前記走行地点の勾配よりも予め定められた所定値以上大きいことを条件に、前記車両の駆動力を大きくすることと、を実行する。
【発明の効果】
【0007】
上記構成によれば、道路の勾配が大きくなる地点の近傍で車両の駆動力が大きくなる。これにより、その車両の速度の低下に起因して渋滞が発生することを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
情報処理システムの概略構成図である。
運動マネージャの基本構成を示す機能ブロック図である。
駆動力調整制御を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<情報処理システムの概略構成>
以下、本発明の一実施形態を図1~図3にしたがって説明する。先ず、情報処理システムISの概略構成について説明する。
【0010】
図1に示すように、情報処理システムISは、車両100を備えている。車両100は、パワートレイン装置71、ステアリング装置72、及びブレーキ装置73を備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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