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公開番号2024125488
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-19
出願番号2023033335
出願日2023-03-06
発明の名称車両システム
出願人テイ・エス テック株式会社
代理人個人,個人
主分類B60S 1/08 20060101AFI20240911BHJP(車両一般)
要約【課題】乗員が車外に注意を払うべき状況である場合に、車外の視認性を高めることができる車両システムを提供することを目的とする。
【解決手段】車両システムは、車外状況の把握に影響を与える車載機器と、車載機器を制御する制御部と、を備える。車載機器は、第1状態と、第1状態よりも車外状況を把握しやすい第2状態とに切替可能である。制御部は、車載機器が第1状態であり、かつ、自動運転中である場合に(S1:Yes)、乗員が車外に注意を払うべき状況であることを示す注意情報を取得すると(S2:Yes)、車載機器を第2状態に変更する(S6)。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車外状況の把握に影響を与える車載機器であって、第1状態と、前記第1状態よりも車外状況を把握しやすい第2状態とに切替可能な車載機器と、
前記車載機器を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記車載機器が前記第1状態であり、かつ、自動運転中である場合に、乗員が車外に注意を払うべき状況であることを示す注意情報を取得すると、前記車載機器を前記第2状態に変更することを特徴とする車両システム。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記車載機器は、停止状態と作動状態とに切替可能なワイパであり、
前記制御部は、
降雨時の自動運転中に前記ワイパが前記停止状態である場合に、前記注意情報を取得すると、前記ワイパを前記作動状態に変更することを特徴とする請求項1に記載の車両システム。
【請求項3】
前記制御部は、
前記ワイパが前記作動状態である場合に、手動運転から自動運転に切り替わると、前記ワイパを前記停止状態にすることを特徴とする請求項2に記載の車両システム。
【請求項4】
前記車載機器は、
乗員の視界を遮る遮蔽状態と、乗員の視界を遮らない開放状態とに切替可能な電動シェードであり、
前記制御部は、
前記電動シェードが前記遮蔽状態で、かつ、自動運転中である場合に、前記注意情報を取得すると、前記電動シェードを前記開放状態に変更することを特徴とする請求項3に記載の車両システム。
【請求項5】
前記注意情報は、自車両以外の事故の発生を知らせる事故情報であり、
前記制御部は、サーバから前記事故情報を取得することを特徴とする請求項4に記載の車両システム。
【請求項6】
前記注意情報は、災害の発生を知らせる災害情報であり、
前記制御部は、サーバから前記災害情報を取得することを特徴とする請求項5に記載の車両システム。
【請求項7】
前記制御部は、
前記注意情報を取得すると、前記車載機器を前記第2状態にする前に、前記車載機器を前記第2状態にする理由を乗員に報知することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の車両システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自動運転を実行可能な制御部を備えた車両システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両システムとして、自動運転時における快適性を確保しつつ、乗員が車外に関心がある場合に車外の視認性を高めることができるものが知られている(特許文献1参照)。具体的に、この車両システムの制御部は、例えば、車両の自動運転時にワイパの作動を制限し、乗員が車外の情報に関心が有ると判定した場合に、制限を解除してワイパを作動させる。制御部は、乗員の視線方向および乗員による所定の操作の少なくとも一方に基づいて、乗員が車外の情報に関心が有るか否かを判定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-074455号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、自動運転中の車両が通過する予定の地点で事故が発生した場合など、乗員が車外に注意を払うべき状況である場合には、乗員の関心がなくても、車外の視認性を高めた方がよい場合がある。
【0005】
そこで、本発明は、乗員が車外に注意を払うべき状況である場合に、車外の視認性を高めることができる車両システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するため、本発明に係る車両システムは、車外状況の把握に影響を与える車載機器と、車載機器を制御する制御部と、を備える。
車載機器は、第1状態と、第1状態よりも車外状況を把握しやすい第2状態とに切替可能である。
制御部は、車載機器が第1状態であり、かつ、自動運転中である場合に、乗員が車外に注意を払うべき状況であることを示す注意情報を取得すると、車載機器を第2状態に変更する。
【0007】
この構成によれば、車載機器が第1状態となっている自動運転中において、制御部は、注意情報を取得すると、車載機器を第2状態に変更するので、乗員が車外に注意を払うべき状況である場合に車外の視認性を高めることができる。
【0008】
また、車載機器は、停止状態と作動状態とに切替可能なワイパであってもよい。
この場合、制御部は、降雨時の自動運転中にワイパが停止状態である場合に、注意情報を取得すると、ワイパを作動状態に変更してもよい。
【0009】
また、制御部は、ワイパが作動状態である場合に、手動運転から自動運転に切り替わると、ワイパを停止状態にしてもよい。
【0010】
また、車載機器は、乗員の視界を遮る遮蔽状態と、乗員の視界を遮らない開放状態とに切替可能な電動シェードであってもよい。
この場合、制御部は、電動シェードが遮蔽状態で、かつ、自動運転中である場合に、注意情報を取得すると、電動シェードを開放状態に変更してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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