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公開番号2024125237
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-13
出願番号2024108862,2022143340
出願日2024-07-05,2022-09-08
発明の名称硬化オーバーレイ型マットレス
出願人株式会社バイオフェイス東京研究所
代理人個人
主分類A47C 27/12 20060101AFI20240906BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】 並んで配置された複数の敷寝具と共に使用されるマットレスであって、十分な睡眠を確保できる構造のマットレスを提供する。
【解決手段】 本発明の硬化オーバーレイ型マットレスは、並んで配置された複数の敷寝具の上面に載置される硬化オーバーレイ型マットレスであって、種類の異なるポリエステル綿を配合してシート状に加工し、そのシート状に加工されたポリエステル綿シートを積層したところで熱圧着させ、次いで熱処理を加えて硬化された硬化ポリエステルシートを、並んで配置された前記複数の敷寝具の上面に亘るサイズに加工したことを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
並んで配置された複数の敷寝具の上面に載置される硬化オーバーレイ型マットレスであって、
再生ポリエステル綿、及び融点の異なる2種類の
ポリエステル綿を配合してシート状に加工し、そのシート状に加工されたポリエステル綿シートを積層したところで熱圧着させ、次いで熱処理を加え
た後に冷却し
て硬化
することで連続的に形成
された硬化ポリエステルシートを、並んで配置された前記複数の敷寝具の上面に亘るサイズに
切断して
加工したことを特徴とする硬化オーバーレイ型マットレス。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
請求項1記載の硬化オーバーレイ型マットレスであって、前記硬化ポリエステルシートの前記複数の敷寝具の上面に亘るサイズは、140cm角よりも大きく300cm角よりも小さくされることを特徴とする硬化オーバーレイ型マットレス。
【請求項3】
請求項1記載の硬化オーバーレイ型マットレスであって、前記硬化ポリエステルシートの厚みは、1cm乃至4cmの範囲であることを特徴とする硬化オーバーレイ型マットレス。
【請求項4】
請求項1記載の硬化オーバーレイ型マットレスであって、前記硬化ポリエステルシートの表面反発力は、ゴルフボールを高さ60cmから自由落下させた場合に、最初の反発力での到達高さが約25cm以上であることを特徴とする硬化オーバーレイ型マットレス。
【請求項5】
請求項1記載の硬化オーバーレイ型マットレスであって、前記硬化ポリエステルシートは、単位面積当たりの重さが1.2kg/m

もしくはそれ以上であることを特徴とする硬化オーバーレイ型マットレス。
【請求項6】
平坦な上面を有する台部と、その台部の上面に載置される硬化オーバーレイ型マットレスを有する組み合わせ寝具であって、種類の異なるポリエステル綿を配合してシート状に加工し、そのシート状に加工されたポリエステル綿シートを積層したところで熱圧着させ、次いで熱処理を加えて硬化された硬化ポリエステルシートを、前記台部の上面に亘るサイズに加工したことを特徴とする組み合わせ寝具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は並んで配置された複数の敷寝具の上面に載置することが可能な硬化オーバーレイ型マットレスに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
発泡ウレタン素材などの発泡樹脂を使用した寝具や敷物、クッションなどの日用品は、例えば人々が寝転ぶ場合では通常その発泡樹脂を用いた部分が変形して潰れるとともに接触した部分の表面積を広げた形で体重や圧力を受け止めるように構成されている。発泡樹脂は成型時に気泡を内包するようにしており、成型後では、圧力を受けた場合に気泡部分が大きく変形して体積を縮小させ、圧力を解除したところで形が元に戻る。
【0003】
ところで、家族構成や住宅事情などに依存するものの、複数人数の就眠者が同時にシングルサイズの布団やマットレスなどを並べて使用する場合があり、個々の敷布団やマットレスはシングルサイズ(例えば180cm×90cm)であっても並べて使用することで、キングサイズ(例えば200cm×200cm)に近い使い勝手を利用することができる。このように2台の敷布団やマットレスを並べた場合の隙間を埋めるための隙間パッド(例えば、特許文献1、2参照。)も知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録第3215277号
実用新案登録第3202978号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、隙間パッドのような部材を配置しても、小さな子供などの場合には、手や足が隙間パットの端部から入り込んで就眠中に健康を損なうような寝方になってしまう恐れもあり、隙間パッドが発泡ウレタンなどの素材である場合は、柔らか過ぎて2つの敷布団やマットレスの間の隙間を反映した窪みが生ずることもあり、そのような窪みによって首痛や腰痛などの就眠時の姿勢に起因する健康障害も発生しやすい。
【0006】
そこで、本発明は、並んで配置された複数の敷寝具と共に使用されるマットレスであって、十分な睡眠を確保できる構造のマットレスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述の技術的な課題を解決するため、本発明の硬化オーバーレイ型マットレスは、並んで配置された複数の敷寝具の上面に載置される硬化オーバーレイ型マットレスであって、種類の異なるポリエステル綿を配合してシート状に加工し、そのシート状に加工されたポリエステル綿シートを積層したところで熱圧着させ、次いで熱処理を加えて硬化された硬化ポリエステルシートを、並んで配置された前記複数の敷寝具の上面に亘るサイズに加工したことを特徴とする。
【0008】
このような処理で製造された硬化オーバーレイ型マットレスは、前記硬化ポリエステルシートを所望のサイズに切断することで形成でき、一例として前記硬化ポリエステルシートの前記複数の敷寝具の上面に亘るサイズとしては、140cm角よりも大きく300cm角よりも小さくされ、より好ましくは175cm角以上で245cm角以下のサイズとされ、縦横が同じサイズのものに限定されず、縦横のどちらかが長くなるようなサイズであっても良い。
【0009】
また、本発明の好適な実施形態にかかる硬化オーバーレイ型マットレスにおいては、前記硬化ポリエステルシートの厚みは、1cm乃至4cmの範囲とすることができ、より好ましくは1.5cm乃至3.3cmの範囲とすることができる。また、本発明の一例の硬化オーバーレイ型マットレスにおいては、硬化ポリエステルシートは、単位面積当たりの重さが1.2kg/m

もしくはそれ以上であり、より好ましくは1.5kg/m

もしくはそれ以上とされる。
【0010】
さらに本発明の好適な実施形態にかかる硬化オーバーレイ型マットレスにおいては、硬化ポリエステルシートの表面反発力は、例えばゴルフボールを高さ60cmから自由落下させた場合に、最初の反発力での到達高さが約25cm以上であり、より好ましくは約28cm以上であることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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