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公開番号2024124963
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-13
出願番号2023032984
出願日2023-03-03
発明の名称情報処理装置、情報処理装置のシステム、情報処理装置の制御方法、プログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G06F 3/0346 20130101AFI20240906BHJP(計算;計数)
要約【課題】 コントローラのボタン押下時のそれぞれの所作に合わせてブレ動きによる誤操作を防止する。
【解決手段】 手で支持して操作する操作手段を介してユーザの入力を受け付ける情報処理装置であって、前記操作手段の動きに応じて、前記ユーザが指し示す指示位置を制御する制御手段と、前記ユーザの手指の位置又は姿勢を撮像画像から取得する取得手段とを有し、前記制御手段は、前記取得手段により取得された前記手指の位置又は姿勢に基づいて、前記操作手段が備える操作部材への操作が行われる前の前記手指の所定の変動があった場合に、前記所定の変動により前記操作手段が動いても、前記指示位置の移動を制限する、ことを特徴とする情報処理装置。
【選択図】 図7
特許請求の範囲【請求項1】
手で支持して操作する操作手段を介してユーザの入力を受け付ける情報処理装置であって、
前記操作手段の動きに応じて、前記ユーザが指し示す位置である指示位置が移動するように制御する制御手段と、
手指の位置又は姿勢の少なくとも一方の変動に関する情報を取得する取得手段とを有し、
前記取得手段により取得された前記手指の位置又は姿勢の少なくとも一方の変動に関する情報が所定の変動に関する情報である場合、前記制御手段は、前記所定の変動により前記操作手段が動いても、前記指示位置の移動を制限する、
ことを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記取得手段は、前記手指の位置又は前記手指の姿勢の少なくとも一方の変動に関する情報を、映像を撮影する撮像部からの情報に基づき取得する、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記手指の位置又は前記手指の姿勢の少なくとも一方の変動に関する情報は、手指の関節又は指先の少なくとも一方の位置を推定した点である関節点の座標位置の変動に関する情報である、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記所定の変動は、前記操作手段を装着している指である装着指を含む2本以上の指の前記関節点の前記座標位置が所定の距離以内にあり、且つ前記座標位置の間の距離が小さくなる変動である、
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記制御手段は、前記取得手段により取得された前記手指の位置及び前記手指の姿勢の少なくとも一方の変動に関する情報が所定の変動に関する情報である場合に、前記操作手段の動きに関係なく、指示位置を固定することで、指示位置の移動を制限する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記制御手段は、前記所定の変動が終了した場合、固定された前記指示位置と操作手段とを通る直線上に前記指示位置があるように位置関係を設定した状態で、前記操作手段の動きに応じて前記指示位置が移動するように制御する、
ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記制御手段は、前記取得手段により取得された前記手指の位置又は前記手指の姿勢の少なくとも一方の変動に関する情報が所定の変動に関する情報である場合に、前記操作手段の動きに応じる前記指示位置の変動を差引する補正値を設定することで前記指示位置の移動を制限する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記制御手段は、前記所定の変動が終了した場合、前記補正値を維持しながら、前記指示位置から前記操作手段の動きに応じて前記指示位置が移動するように制御する、
ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記制御手段は、前記所定の変動が終了した場合、前記補正値の設定を終了して、前記指示位置から前記操作手段の動きに応じて前記指示位置が移動するように制御する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記制御手段は、表示部に表示する画像を制御する手段を有しており、前記画像から前記指示位置が表示されなくなる場合に、前記補正値の設定を終了して、前記指示位置から前記操作手段の動きに応じて前記指示位置が移動するように制御する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザの操作を受け付ける情報処理装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
近年、HMD(Head Mounted Display)を利用して、現実空間とは異なる空間をユーザに感じさせるような、複合現実(Mixed Reality:MR)技術や仮想現実(Virtual Reality:VR)技術が知られている。このような技術において、ユーザがHMDを装着したまま、HMDに対する各種制御を行うことが検討されている。検討されている制御方法の1つとして、指や手に装着するタイプのコントローラが挙げられる。この種のコントローラは、コントローラに内蔵している加速度、角速度センサ情報の他、HMDに搭載されている撮像装置によってコントローラが認識されることなどによって、コントローラの位置や姿勢を検知して、表示ディスプレイ上の指示位置を制御している。
【0003】
上述したようなボタンを有するコントローラでのボタン操作時には、ボタンを押下する手指の所作によって指示位置がずれてしまう場合があった。このずれによって、ユーザが意図した指示が入力できないという不都合が生じてしまう。例えば、特許文献1では、3次元ポインティングデバイスによる決定操作の入力がデバイスによって認識されるまでのタイムラグの間に、操作により指示位置がずれてしまうという問題を開示している。この問題を解消するために、特許文献1では、入力操作が行われるよりも前の指示位置を、入力された時点の指示位置として採用することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-157217号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、ボタンを押下する手指の所作のうち、指示位置がずれてしまう懸念がある所作として、指とボタンとを近づける所作や、近づけた後にボタンの押下をする所作や、タッチパネルのスライド(摺動)のような操作をする所作がある。特許文献1では、ボタンを押下する手指の所作のうち、少なくとも操作スイッチの操作が開始されてから、その操作が実際に検出されるまでの遅延期間、すなわち、ボタンの押下からその押下が実際に検出されるまでの期間だけ遡った入力を設定可能である。しかし、指示位置がずれてしまう懸念があるそれぞれの所作の所要時間が異なる場合は、それぞれの所作に合わせてずれを解消することはできない。そこで本発明は、それぞれの所作に合わせて指示位置のずれを解消可能な情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、撮像装置から得られる位置情報から、指示位置のずれの起因となる手指の所作に応じてずれを解消する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、それぞれの所作に合わせて指示位置のずれを解消可能な情報処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施形態に係る情報処理システムを示す図である。
第1の実施形態に係るHMDなどの内部構成図である。
第1の実施形態におけるブレ動きを説明する図である。
第1の実施形態におけるブレ動きに伴う誤操作を防止するイメージ図である。
第1の実施形態における仮想的な光線(レイ)や指示位置を表す点の変形例を説明する図である。
第1の実施形態におけるブレ動きに対して指示位置を維持する方法を説明する図である。
第1の実施形態における指示位置の制御フローを示す図である。
第1の実施形態におけるブレ動きを判定する処理フローを示した図である。
第1の実施形態におけるブレ動き判定条件を説明する図である。
第1の実施形態におけるブレ動きを判定する処理フローを示した図である。
第1の実施形態におけるブレ動きを判定する処理フローを示した図である。
第1の実施形態におけるユーザ毎に閾値を設定する際の処理フローを示した図である。
第1の実施形態における指示位置の維持後に本来の指示位置に戻す際の制御フローを示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
(第1の実施形態)
図1を参照して、第1の実施形態に係る情報処理システム1について説明する。情報処理システム1は、HMD100、PC(パーソナルコンピュータ)110、およびコントローラ120を有する。
(【0011】以降は省略されています)

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