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公開番号2024124202
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-12
出願番号2023032207
出願日2023-03-02
発明の名称認証システム
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E05B 49/00 20060101AFI20240905BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】顔認証による認証において、認証されない場合の防犯対策が図られた認証システムを提供すること。
【解決手段】戸体本体3と、人を特定して認証する生体認証装置73と、生体認証装置73により特定された人に対応するあらかじめ設定された人の情報がない場合、生体認証装置73に対して所定距離よりも近付いたときに、生体認証装置73により録画を行う制御をする制御部72と、を備える、認証システムである。また、戸体本体3と、人を特定して認証する生体認証装置73と、警報装置75と、生体認証装置73により特定された人に対応するあらかじめ設定された人の情報がない場合、生体認証装置73に対して所定距離よりも近付いたときに、警報装置75により警報を行う制御をする制御部72と、を備える、認証システムである。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項１】
戸体本体と、
人を特定して認証する生体認証装置と、
前記生体認証装置により特定された人に対応するあらかじめ設定された人の情報がない場合、前記生体認証装置に対して所定距離よりも近付いたときに、前記生体認証装置により録画を行う制御をする制御部と、
を備える、認証システム。
続きを表示（約 240 文字）【請求項２】
戸体本体と、
人を特定して認証する生体認証装置と、
警報装置と、
前記生体認証装置により特定された人に対応するあらかじめ設定された人の情報がない場合、前記生体認証装置に対して所定距離よりも近付いたときに、前記警報装置により警報を行う制御をする制御部と、
を備える、認証システム。
【請求項３】
前記警報装置は、照明により前記生体認証装置による認証の結果を表示する照明装置により構成される請求項２に記載の認証システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、認証システムに関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、顔認証により施解錠を行う建具が知られている（例えば、特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２２－１４３７６９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１に記載の建具においては、利用者が室外側から解錠する場合には、顔認証による認証において、電気錠装置６の室外側認証部６１により顔情報が読み取られて認証されることで、ドア本体の解錠が行われる、認証されないと解錠されない。しかし、解錠されない場合に、解錠を試みた人が、犯罪に関係する人である可能性があった場合であっても、その人の顔を確認することはできない。
【０００５】
本開示は、顔認証による認証において、認証されない場合の防犯対策が図られた認証システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示は、戸体本体と、人を特定して認証する生体認証装置と、前記生体認証装置により特定された人に対応するあらかじめ設定された人の情報がない場合、前記生体認証装置に対して所定距離よりも近付いたときに、前記生体認証装置により録画を行う制御をする制御部と、を備える、認証システムに関する。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
一実施形態の建具を室外側から見た図である。
一実施形態の建具の制御装置による制御を示すフローチャートである。
一実施形態の建具のＬＥＤが点灯した状態を示す図である。
一実施形態の建具のディスプレイ付顔認証装置を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、本開示の建具の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。以下の説明においては、ドア本体３及び袖部４の横方向を左右方向Ｘとする。左右方向Ｘは、ドア本体３の幅方向であり、袖部４の幅方向である。左右方向Ｘにおいて、一方側をＸ１側（図１における右側）とし、他方側をＸ２側（図１における左側）とする。
【０００９】
図１に示すように、本実施形態の建具１は、住宅用の建物に固定される枠体２と、枠体２内の左右方向ＸのＸ１側に開閉可能に配置されるドア本体３（戸体本体）と、枠体２内の左右方向ＸのＸ２側に配置される袖部４と、電動ドアクローザ５（電動開閉機構）と、２つの電気錠装置７１と、制御ユニット７２と、人を特定する顔認証装置７３と、を備える。
【００１０】
玄関周りの構造において、建具１に隣接した位置には、壁部１１が配置される。壁部１１は、室外側から見た場合に、建具１の左右方向Ｘの両側の側方に隣接して配置される一対の側方壁部１２と、建具１の上方に隣接して配置される上方壁部１３と、を有する。
（【００１１】以降は省略されています）

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