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公開番号2024124130
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-12
出願番号2023032092
出願日2023-03-02
発明の名称非接触式眼圧計
出願人株式会社トプコン
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A61B 3/16 20060101AFI20240905BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】小型化(軽量化)及び低コスト化が可能な非接触式眼圧計を提供する。
【解決手段】被検者自身による左右の被検眼Eの眼圧測定に用いられる非接触式眼圧計10において、左右の被検眼Eに対応して対を為して設けられ、左右の被検眼Eに流体(圧縮空気)を吹き付ける左右のノズル21bと、流体を左右のノズル21bの双方に供給する1個の流体供給装置(圧縮空気供給装置34d)と、を備え、左右のノズル21bが、流体供給装置から供給された流体を左右の被検眼Eに同時に吹き付ける。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
被検者自身による左右の被検眼の眼圧測定に用いられる非接触式眼圧計において、
左右の前記被検眼に対応して対を為して設けられ、左右の前記被検眼に流体を吹き付ける左右のノズルと、
前記流体を左右の前記ノズルの双方に供給する1個の流体供給装置と、
を備え、
左右の前記ノズルが、前記流体供給装置から供給された前記流体を左右の前記被検眼に同時に吹き付ける非接触式眼圧計。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
左右の前記ノズルに対応して対を為して設けられ、左右の前記ノズルがそれぞれ取り付けられた左右のチャンバーを備え、
前記流体供給装置が、左右の前記チャンバーを介して左右の前記ノズルの双方に前記流体を供給する請求項1に記載の非接触式眼圧計。
【請求項3】
前記流体が圧縮空気であり、
前記流体供給装置が、
左右の前記チャンバーに接続されたシリンダと、
前記シリンダ内に移動自在に設けられたピストンと、
前記シリンダ内で前記ピストンを移動させるアクチュエータと、
を備える請求項2に記載の非接触式眼圧計。
【請求項4】
前記流体が圧縮空気であり、
前記流体供給装置が、
ポンプと、
左右の前記チャンバーに対して流路を介して接続されており、前記ポンプによって内部が予め定めた設定圧力に加圧される空気室と、
前記空気室から前記流路への圧縮空気の供給量を調整するバルブと、
を備える請求項2に記載の非接触式眼圧計。
【請求項5】
前記流体が圧縮空気であり、
前記流体供給装置が、
左右の前記チャンバーに対して流路を介して接続されたシリンダと、
前記シリンダ内に移動自在に設けられたピストンと、
一端と他端とを有し、前記一端が前記ピストンを前記シリンダの奥側に向かう第1方向に付勢する付勢部材と、
前記付勢部材の前記他端に接続された固定部材と、
前記ピストンのピストン軸に係合した状態で前記ピストン軸を前記第1方向とは反対方向である第2方向に予め定められた距離だけ移動させた後、前記ピストン軸との係合を解除する直動機構と、
を備える請求項2に記載の非接触式眼圧計。
【請求項6】
前記流体が圧縮空気であり、
前記流体供給装置が、
前記圧縮空気を貯留するボンベと、
左右の前記チャンバーに対して流路を介して接続されており、前記ボンベから供給された圧縮空気を貯める蓄圧タンクと、
前記流路を開閉するバルブと、
を備える請求項2に記載の非接触式眼圧計。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、被検者自身による左右の被検眼の眼圧測定に用いられる非接触式眼圧計に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、被検眼の角膜に向けてノズルから空気(流体)を吹き付けることで角膜を変形させてその変形状態を検出することにより、角膜に接触することなく被検眼の眼圧値を測定する非接触式眼圧計が知られている(特許文献1から3参照)。この非接触式眼圧計は、ノズルによる角膜への空気の吹き付けに合せて角膜に指標光を照射すると共に角膜にて反射された指標光の反射光の光量を検出し、角膜の変形状態が扁平状態(圧平状態)になった場合の反射光の光量と空気の圧力とに基づいて被検眼の眼圧値を演算する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-047036号公報
特開2018-143532号公報
特開2001-238856号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、緑内障の診断には眼圧値が指標として用いられる。この眼圧値は変動するので毎日(1日に複数回でも可)測定することが望ましい。この場合には、被検者自身が自宅で被検眼の眼圧測定を行うための眼圧計が必要となる。このような眼圧計として接触式眼圧計が知られているが、この接触式眼圧計の操作は煩雑である。このため、被検者が上記特許文献1から3(特に特許文献3)に記載されているような非接触式眼圧計を用いて自身の眼圧測定を実行可能にすることが要望されている。
【0005】
ここで、被検者自身で被検眼の眼圧測定を実行可能な非接触式眼圧計が片眼のみの眼圧測定に対応しているものである場合には、左右の被検眼の眼圧測定を順番に実行する必要がある。この場合には、眼圧測定、すなわち被検眼への圧縮空気の吹き付けを2回実行する必要あるので、被検者の不快感が増加してしまう。このため、非接触式眼圧計として両眼の眼圧測定に対応しているもの用いることが好ましいが、この場合には左右の被検眼への圧縮空気を吹き付ける2つのエア吹付機構を非接触式眼圧計に設ける必要があり、非接触式眼圧計の大型化(重量化の増加)及びコスト増加の問題が生じる。
【0006】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、小型化(軽量化)及び低コスト化が可能な非接触式眼圧計を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の目的を達成するための非接触式眼圧計は、被検者自身による左右の被検眼の眼圧測定に用いられる非接触式眼圧計において、左右の被検眼に対応して対を為して設けられ、左右の被検眼に流体を吹き付ける左右のノズルと、流体を左右のノズルの双方に供給する1個の流体供給装置と、を備え、左右のノズルが、流体供給装置から供給された流体を左右の被検眼に同時に吹き付ける。
【0008】
この非接触式眼圧計によれば、左右のノズルに対して流体を供給する流体供給装置を1個に共通化することができる。
【0009】
本発明の他の態様に係る非接触式眼圧計において、左右のノズルに対応して対を為して設けられ、左右のノズルがそれぞれ取り付けられた左右のチャンバーを備え、流体供給装置が、左右のチャンバーを介して左右のノズルの双方に流体を供給する。これにより、左右のノズルに対して流体を供給する流体供給装置を1個に共通化することができるので、非接触式眼圧計を小型化及び低コスト化することができる。
【0010】
本発明の他の態様に係る非接触式眼圧計において、流体が圧縮空気であり、流体供給装置が、左右のチャンバーに接続されたシリンダと、シリンダ内に移動自在に設けられたピストンと、シリンダ内でピストンを移動させるアクチュエータと、を備える。これにより、非接触式眼圧計を小型化及び低コスト化することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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