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公開番号2024123922
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-12
出願番号2023031745
出願日2023-03-02
発明の名称手乾燥装置及び手乾燥装置の制御方法
出願人三菱電機株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類A47K 10/48 20060101AFI20240905BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】 手を手乾燥装置に挿入してから手検知されるまでの時間を短縮することができる手乾燥装置を提供する。
【解決手段】 手を配置可能な乾燥処理空間に向かって空気流を吹き出すノズルを備えた筐体と、ノズルから吹き出す空気流を生成する送風部と、検出光を生成する発光部を有し、乾燥処理空間における手の有無を検知する手検知部と、筐体の周囲における人の有無を検知する人検知部と、通電状態と休止状態とを交互に繰り返すように発光部に流す電流を制御し、人検知部において人が検知されなかった場合の通電率は人検知部において人が検知された場合の通電率よりも小さく、人検知部において人が検知されなかった場合の通電状態における発光部に流れる電流の値は人検知部において人が検知された場合に発光部に流れる電流の値よりも大きく、手検知部が手を検知した場合には送風部を駆動させる制御部と、を備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
手を配置可能な乾燥処理空間に向かって空気流を吹き出すノズルを備えた筐体と、
前記ノズルから吹き出す空気流を生成する送風部と、
検出光を生成する発光部を有し、前記乾燥処理空間における手の有無を検知する手検知部と、
前記筐体の周囲における人の有無を検知する人検知部と、
前記発光部に一定の電流値で電流を流す通電状態と前記発光部に電流を流さない休止状態とを交互に繰り返すように前記発光部に流す電流を制御し、前記人検知部において人が検知されなかった場合の1サイクル当たりの通電率は前記人検知部において人が検知された場合の1サイクル当たりの通電率よりも小さく、前記人検知部において人が検知されなかった場合の前記通電状態における前記発光部に流れる電流の値は前記人検知部において人が検知された場合の前記通電状態における前記発光部に流れる電流の値よりも大きく、前記手検知部が手を検知した場合には前記送風部を駆動させ、前記手検知部が手を検知しない場合には前記送風部を停止させる制御部と、
を備える手乾燥装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記人検知部において人が検知されなかった場合の前記通電状態における前記発光部に流れる電流の値と1サイクル当たりの通電率の積は、前記人検知部において人が検知された場合の前記通電状態における前記発光部に流れる電流の値と1サイクル当たりの通電率の積よりも小さい
請求項1に記載の手乾燥装置。
【請求項3】
前記人検知部は、人感センサである
請求項1に記載の手乾燥装置。
【請求項4】
前記筐体の周囲の空気を清浄化する空気清浄部をさらに備え、
前記制御部は、前記手検知部が手を検知した場合には前記空気清浄部の駆動を開始させ、前記手検知部が手を検知しなかった場合には前記空気清浄部を停止させる
請求項1に記載の手乾燥装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記手検知部で手を検知したと判定された場合の1サイクル当たりの通電率は前記人検知部において人が検知された場合の1サイクル当たりの通電率よりも小さく、前記手検知部で手を検知したと判定された場合の前記通電状態における前記発光部に流れる電流値は前記人検知部において人が検知されなかった場合の前記通電状態における前記発光部に流れる電流値よりも小さくなるよう制御する
請求項1に記載の手乾燥装置。
【請求項6】
前記人検知部は、前記筐体の周囲における空気の汚れの量を検知することで前記筐体の周囲における人の有無を検知し、
前記制御部は、1サイクル当たりの通電率を小さいものから、前記人検知部が検知する空気の汚れの量が予め決定された第一閾値よりも大きい場合の通電率、前記人検知部が検知する空気の汚れの量が前記第一閾値よりも小さい値である第二閾値よりも大きく前記第一閾値以下の場合の通電率、前記人検知部が検知する空気の汚れの量が前記第二閾値以下の場合の通電率、の順になるよう制御し、前記発光部に流れる電流値は大きいものから、前記人検知部が検知する空気の汚れの量が前記第一閾値よりも大きい場合の電流値、前記人検知部が検知する空気の汚れの量が前記第一閾値よりも小さい値である前記第二閾値よりも大きく前記第一閾値以下の場合の電流値、前記人検知部が検知する空気の汚れの量が前記第二閾値以下の場合の電流値、の順になるよう制御する
請求項1に記載の手乾燥装置。
【請求項7】
前記人検知部は、CO2センサである
請求項6に記載の手乾燥装置。
【請求項8】
手を配置可能な乾燥処理空間に向かって空気流を吹き出すノズルを備えた筐体と、前記ノズルから吹き出す空気流を生成する送風部と、検出光を生成する発光部を有し、前記乾燥処理空間における手の有無を検知する手検知部と、前記筐体の周囲における人の有無を検知する人検知部と、前記発光部に一定の電流値で電流を流す通電状態と前記発光部に電流を流さない休止状態とを交互に繰り返すように前記発光部に流す電流を制御する制御部を備える手乾燥装置の制御方法であって、
前記送風部、前記手検知部、及び前記人検知部に対して通電を行う第一のステップと、
前記人検知部が人を検知したか判断する第二のステップと、
前記第二のステップで人を検知しなかった場合には、前記第二のステップで人を検知した場合よりも発光部における1サイクル当たりの通電率が低く、前記第二のステップで人を検知した場合よりも発光部に電流を流す通電状態における電流の値が大きくなるように前記発光部を発光させる第三のステップと、
前記手検知部において手を検知したと判定されたか判断する第四のステップと、
前記第四のステップで手を検知したと判定されたと判断された場合には、前記送風部を運転させ、前記第四のステップで手を検知したと判定されなかった場合には、前記送風部を停止させる第五のステップと、
を有する手乾燥装置の制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、手乾燥装置及び手乾燥装置の制御方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
手を衛生的な状態に保つためには、洗浄後の手の乾燥を衛生的に行う必要がある。そのために、洗浄後の濡れた手をタオル又はハンカチで拭くのではなく、手に高速空気流を噴射して、手に付着した水を吹き飛ばして手を乾燥させる手乾燥装置が用いられている。
【0003】
特許文献1には、人感センサと発光素子を用いた手検知センサを備え、人感センサによって人が検知されなかった場合には、人が検知された場合と比較して手検知センサの発光頻度を低減する手乾燥装置が開示されている。特許文献1に開示された手乾燥装置は、待機電力抑制及び手検知センサの発光素子の寿命改善をすることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017―18485
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1の手乾燥装置においては、手検知センサが手を検知した場合に送風部の駆動を開始する。したがって、人感センサによって人が検知されない場合には、手検知センサの発光素子の発光頻度が低減しているため、発光素子が発光していない場合には手を検知することができず、手を乾燥させる動作が遅れてしまうという課題があった。
【0006】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、手を手乾燥装置に挿入してから手検知されるまでの時間を短縮することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示に係る手乾燥装置は、手を配置可能な乾燥処理空間に向かって空気流を吹き出すノズルを備えた筐体と、ノズルから吹き出す空気流を生成する送風部と、検出光を生成する発光部を有し、乾燥処理空間における手の有無を検知する手検知部と、筐体の周囲における人の有無を検知する人検知部と、発光部に予め定められた一定の電流値で電流を流す通電状態と発光部に電流を流さない休止状態とを交互に繰り返すように発光部に流す電流を制御し、人検知部において人が検知されなかった場合の1サイクル当たりの通電率は人検知部において人が検知された場合の1サイクル当たりの通電率よりも小さく、人検知部において人が検知されなかった場合の通電状態における発光部に流れる電流の値は人検知部において人が検知された場合の通電状態における発光部に流れる電流の値よりも大きく、手検知部が手を検知した場合には送風部を駆動させ、手検知部が手を検知しない場合には送風部を停止させる制御部と、を備える。
【0008】
また、本開示にかかる手乾燥装置の制御方法は、手を配置可能な乾燥処理空間に向かって空気流を吹き出すノズルを備えた筐体と、ノズルから吹き出す空気流を生成する送風部と、検出光を生成する発光部を有し、乾燥処理空間における手の有無を検知する手検知部と、筐体の周囲における人の有無を検知する人検知部と、発光部に一定の電流値で電流を流す通電状態と発光部に電流を流さない休止状態とを交互に繰り返すように発光部に流す電流を制御する制御部を備える手乾燥装置の制御方法であって、送風部、手検知部、及び人検知部に対して通電を行う第一のステップと、人検知部が人を検知したか判断する第二のステップと、第二のステップで人を検知しなかった場合には、第二のステップで人を検知した場合よりも発光部における1サイクル当たりの通電率が低く、第二のステップで人を検知した場合よりも発光部に電流を流す通電状態における電流の値が大きくなるように発光部を発光させる第三のステップと、手検知部において手を検知したと判定されたか判断する第四のステップと、第四のステップで手を検知したと判定されたと判断された場合には、送風部を運転させ、第四のステップで手を検知したと判定されなかった場合には、送風部を停止させる第五のステップと、を有する。
【発明の効果】
【0009】
本開示の手乾燥装置、及び手乾燥装置の制御方法によれば、手を手乾燥装置に挿入してから手検知されるまでの時間を短縮するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態1に係る手乾燥装置の外観を示す斜視図である。
実施の形態1に係る手乾燥装置の図1のA―A断面図である。
実施の形態1に係る手乾燥装置の機能構成図である。
実施の形態1に係る手乾燥装置の制御装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
実施の形態1に係る手乾燥装置のセンサ制御部における発光部の第一の発光モード制御による発光部の駆動サイクル及び電流波形と、手検知部の手検知のタイミングを示すタイミングチャートである。
実施の形態1に係る手乾燥装置のセンサ制御部における発光部の第二の発光モード制御における発光部の駆動サイクル及び電流波形と、手検知部の手検知のタイミングを示すタイミングチャートである。
実施の形態1に係る制御装置が行う手乾燥装置の制御処理を説明するフローチャートである。
実施の形態2に係る制御装置が行う手乾燥装置の制御処理を説明するフローチャートである。
実施の形態3に係る制御装置が行う手乾燥装置の制御処理を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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