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公開番号2024123412
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-12
出願番号2023030810
出願日2023-03-01
発明の名称表示制御装置及び表示制御方法
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G08G 1/16 20060101AFI20240905BHJP(信号)
要約【課題】自車両の前方を走行する先行車両との追突を抑止したり先行車両の走行に合わせた運転を促したりするための注意喚起を運転者に促すことができる、表示制御装置及び表示制御方法を提供する。
【解決手段】表示制御装置及び表示制御方法は、表示部の表示領域に、自車両の前方の景色と共に景色に虚像を重畳させて表示する。前方を走行する先行車両の、自車両に対する相対速度を取得し、相対速度が正の場合、表示領域上で自車両から先行車両に向かう動きを有する第1アニメーションで虚像を構成し、相対速度が負の場合、表示領域上で先行車両から自車両に向かう動きを有する第2アニメーションで虚像を構成する。そして、先行車両と自車両で挟まれる区間に重なる表示領域上の位置に、虚像を表示する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
表示部と検出部とコントローラとを備える表示制御装置であって、
前記表示部は、自車両の前方の景色と共に前記景色に虚像を重畳させて表示する表示領域を有し、
前記検出部は、
前記前方を走行する先行車両の、前記自車両に対する相対速度を取得し、
前記コントローラは、
前記相対速度が正の場合、前記表示領域上で前記自車両から前記先行車両に向かう動きを有する第1アニメーションで、前記虚像を構成し、
前記相対速度が負の場合、前記表示領域上で前記先行車両から前記自車両に向かう動きを有する第2アニメーションで、前記虚像を構成し、
前記先行車両と前記自車両で挟まれる区間に重なる、前記表示領域上の位置に、前記虚像を表示する表示制御装置。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記コントローラは、
前記相対速度の絶対値が所定閾値以上である場合に、前記第1アニメーション又は前記第2アニメーションで前記虚像を構成し、
前記相対速度の絶対値が前記所定閾値未満である場合に、静止画像で前記虚像を構成する、請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項3】
前記コントローラは、前記相対速度の絶対値が所定閾値以上である場合に、前記虚像を表示する、請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項4】
前記第1アニメーション及び前記第2アニメーションの動きは、形状、模様、色彩、及び、輝度のうち少なくとも1つの変化によって構成される、請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項5】
前記虚像は、前記表示領域において前記先行車両が表示される位置の下方に表示される、請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項6】
前記虚像は、前記表示領域において前記先行車両が走行する車線に沿って配置された帯状のアイコンである、請求項1に記載の表示制御装置。
【請求項7】
前記コントローラは、前記先行車両を注視する運転者の周辺視野に写りこむ前記表示領域上の位置に前記虚像を表示する、請求項1~6のいずれか一項に記載の表示制御装置。
【請求項8】
表示部と検出部とコントローラとを備える装置に係る表示制御方法であって、
前記表示部は、自車両の前方の景色と共に前記景色に虚像を重畳させて表示する表示領域を有し、
前記検出部は、
前記前方を走行する先行車両の、前記自車両に対する相対速度を取得し、
前記コントローラは、
前記相対速度が正の場合、前記表示領域上で前記自車両から前記先行車両に向かう動きを有する第1アニメーションで、前記虚像を構成し、
前記相対速度が負の場合、前記表示領域上で前記先行車両から前記自車両に向かう動きを有する第2アニメーションで、前記虚像を構成し、
前記先行車両と前記自車両で挟まれる区間に重なる、前記表示領域上の位置に、前記虚像を表示する表示制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、表示制御装置及び表示制御方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、フロントウィンドウを通して運転者が目視する複数の基準物体のフロントウィンドウ上での風景移動速度、自車両の車速、及び、目標速度に基づいて図形移動速度を算出し、図形移動速度に従って移動する態様を示す映像をフロントウィンドウに投映して表示する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-193196号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示される技術によれば、自車両の前方を走行する先行車両の車速に基づいて図形移動速度を算出するものではない。そのため、先行車両との追突を抑止したり他車両の走行に合わせた運転を促したりするための注意喚起を運転者に促すことができないという問題がある。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、自車両の前方を走行する先行車両との追突を抑止したり先行車両の走行に合わせた運転を促したりするための注意喚起を運転者に促すことができる、表示制御装置及び表示制御方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様に係る表示制御装置は、表示部と検出部とコントローラとを備える。表示部は、自車両の前方の景色と共に景色に虚像を重畳させて表示する表示領域を有し、検出部は、前方を走行する先行車両の、自車両に対する相対速度を取得する。コントローラは、相対速度が正の場合、表示領域上で自車両から先行車両に向かう動きを有する第1アニメーションで虚像を構成し、相対速度が負の場合、表示領域上で先行車両から自車両に向かう動きを有する第2アニメーションで虚像を構成する。そして、先行車両と自車両で挟まれる区間に重なる、表示領域上の位置に、虚像を表示する。
【0007】
本発明の態様に係る表示制御方法は、表示部と検出部とコントローラとを備える装置に係る。表示部は、自車両の前方の景色と共に景色に虚像を重畳させて表示する表示領域を有し、検出部は、前方を走行する先行車両の、自車両に対する相対速度を取得する。コントローラは、相対速度が正の場合、表示領域上で自車両から先行車両に向かう動きを有する第1アニメーションで虚像を構成し、相対速度が負の場合、表示領域上で先行車両から自車両に向かう動きを有する第2アニメーションで虚像を構成する。そして、先行車両と自車両で挟まれる区間に重なる、表示領域上の位置に、虚像を表示する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、自車両の前方を走行する先行車両との追突を抑止したり先行車両の走行に合わせた運転を促したりするための注意喚起を運転者に促すことができる、表示制御装置及び表示制御方法を提供することにある。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る表示制御装置の構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る表示制御装置の処理を示すフローチャートである。
表示領域に表示する虚像の第1の例を示す図である。
表示領域に表示する虚像の第2の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を用いて本実施形態に係る表示制御装置及び表示制御方法について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。また、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(【0011】以降は省略されています)

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