TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024122851
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-09
出願番号
2023194085
出願日
2023-11-15
発明の名称
糸巻取機
出願人
TMTマシナリー株式会社
代理人
個人
主分類
B65H
57/28 20060101AFI20240902BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】ボビンを切り替えて糸の巻取りを行う糸巻取機において、解舒性に優れたパッケージを製造するための構成を提供する。
【解決手段】糸巻取機1は、ターレット板40と、切替装置70と、を備える。ターレット板40は、第2ボビン92に糸93を巻き取ってパッケージ94を製造する第1状態と、第2ボビン92に糸93を巻き取ってパッケージ94を製造する第2状態と、を切り替える。切替装置70は、巻付ガイドと、規制ガイドと、外れ抑制ガイドと、を備える。巻付ガイドは、切替時において、接続糸93aを押圧して第2ボビン92に巻き付ける。規制ガイドは、切替時において接続糸93aに糸切れが生じた場合に、第2ボビン92側の糸93に対して、第2ボビンホルダの軸方向における移動範囲を規制する。外れ抑制ガイドは、切替時において接続糸93aに糸切れが生じた場合に、第2ボビン側の糸93が規制ガイドから外れることを抑制する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
第1ボビン又は第2ボビンを軸方向を中心として第1方向に回転させることにより前記第1ボビン又は前記第2ボビンに糸を巻き取ってパッケージを製造する糸巻取機において、
前記第1ボビンを保持する第1ボビンホルダと、
前記第2ボビンを保持する第2ボビンホルダと、
前記第1ボビンホルダ及び前記第2ボビンホルダの軸方向に平行な方向を回転中心として前記第1方向に回転することにより、前記第1ボビンホルダと前記第2ボビンホルダの位置を変更して、前記第1ボビンに糸を巻き取って前記パッケージを製造する第1状態と、前記第2ボビンに糸を巻き取って前記パッケージを製造する第2状態と、を切り替えるボビンホルダ移動機構と、
前記第1状態から前記第2状態への切替時において、前記第1ボビンと前記第2ボビンとの間の糸に作用する切替装置と、
を備え、
前記切替装置は、
前記第1状態から前記第2状態への切替時において前記第1ボビンと前記第2ボビンとの間の糸を押圧して糸を前記第2ボビンに巻き付ける巻付ガイドと、
前記第1状態から前記第2状態への切替時において前記第1ボビンと前記第2ボビンとの間の糸に糸切れが生じた場合に、前記第2ボビン側の糸に対して前記第2ボビンホルダの軸方向における移動範囲を規制する規制ガイドと、
前記第1状態から前記第2状態への切替時において前記第1ボビンと前記第2ボビンとの間の糸に糸切れが生じた場合に、前記第2ボビン側の糸が前記規制ガイドから外れることを抑制する外れ抑制ガイドと、
を備えることを特徴とする糸巻取機。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の糸巻取機であって、
前記規制ガイドは、前記第2ボビンホルダの軸方向における糸の移動範囲を規制するスリット状のガイドであることを特徴とする糸巻取機。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の糸巻取機であって、
前記外れ抑制ガイドは、前記第1ボビンと前記第2ボビンとの間の糸に糸切れが生じた場合に、前記第2ボビン側の糸が前記巻付ガイドから離れる方向に移動する際に干渉するガイドであることを特徴とする糸巻取機。
【請求項4】
請求項1から3までの何れか一項に記載の糸巻取機であって、
前記規制ガイドが前記巻付ガイドとは分離して設けられており、
前記巻付ガイドよりも前記規制ガイドの方が前記第2ボビンに対して近くに位置していることを特徴とする糸巻取機。
【請求項5】
請求項1から4までの何れか一項に記載の糸巻取機であって、
前記第2ボビンの軸方向には、糸が巻き付けられて前記パッケージが製造される糸層形成領域と、前記糸層形成領域よりも前記第2ボビンの軸方向の外側にある端部領域と、が存在し、
前記切替装置は、前記第2ボビンの前記糸層形成領域に糸を巻き付けることを特徴とする糸巻取機。
【請求項6】
請求項1から5までの何れか一項に記載の糸巻取機であって、
前記切替装置は、前記第2ボビンのうち溝がなく直径が一定の領域に糸を巻き付けることを特徴とする糸巻取機。
【請求項7】
請求項1から6までの何れか一項に記載の糸巻取機であって、
弾性糸を巻き取って前記パッケージを製造することを特徴とする糸巻取機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、主として、複数のボビンホルダを備える糸巻取機に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、2つのボビンホルダを備える糸巻取機が開示されている。一方のボビンホルダのボビンに対する糸の巻取りが完了した場合、糸巻取機は、ボビンホルダの位置を切り替える。その後、糸巻取機は、一方のボビンホルダと他方のボビンホルダの間にある糸にプレートを押し付けることにより、他方のボビンホルダのボビンに糸を巻き付ける。その後、一方のボビンホルダの回転が減速することにより、糸が切れ、他方のボビンホルダのボビンへの糸の巻付けが開始される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
韓国特許第10-2000-0051263号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1において、例えば一方のボビンホルダの減速時等において、プレートから糸が外れた場合、糸切れ時の糸の挙動が大きくなる。その結果、糸がボビンの不適切な位置(糸の巻付け幅から外側に外れた位置)に巻き付いたり、糸が絡んだ状態でボビンに巻き付いたりすることがある。この種のボビンに糸を巻き付けてパッケージを製造した場合、糸の絡みが生じ易いので、解舒性が低いパッケージが製造される可能性がある。
【0005】
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その主要な目的は、ボビンを切り替えて糸の巻取りを行う糸巻取機において、解舒性に優れたパッケージを製造するための構成を提供することにある。
【発明の概要】
課題を解決するための手段及び効果
【0006】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
【0007】
本発明の観点によれば、以下の構成の糸巻取機が提供される。即ち、糸巻取機は、第1ボビン又は第2ボビンを軸方向を中心として第1方向に回転させることにより前記第1ボビン又は前記第2ボビンに糸を巻き取ってパッケージを製造する。糸巻取機は、第1ボビンホルダと、第2ボビンホルダと、ボビンホルダ移動機構と、切替装置と、を備える。前記第1ボビンホルダは、前記第1ボビンを保持する。前記第2ボビンホルダは、前記第2ボビンを保持する。前記ボビンホルダ移動機構は、前記第1ボビンホルダ及び前記第2ボビンホルダの軸方向に平行な方向を回転中心として前記第1方向に回転することにより、前記第1ボビンホルダと前記第2ボビンホルダの位置を変更して、前記第1ボビンに糸を巻き取って前記パッケージを製造する第1状態と、前記第2ボビンに糸を巻き取って前記パッケージを製造する第2状態と、を切り替える。前記切替装置は、前記第1状態から前記第2状態への切替時において、前記第1ボビンと前記第2ボビンとの間の糸に作用する。前記切替装置は、巻付ガイドと、規制ガイドと、外れ抑制ガイドと、を備える。前記巻付ガイドは、前記第1状態から前記第2状態への切替時において、前記第1ボビンと前記第2ボビンとの間の糸を押圧して糸を前記第2ボビンに巻き付ける。前記規制ガイドは、前記第1状態から前記第2状態への切替時において前記第1ボビンと前記第2ボビンとの間の糸に糸切れが生じた場合に、前記第2ボビン側の糸に対して前記第2ボビンホルダの軸方向における移動範囲を規制する。前記外れ抑制ガイドは、前記第1状態から前記第2状態への切替時において前記第1ボビンと前記第2ボビンとの間の糸に糸切れが生じた場合に、前記第2ボビン側の糸が前記規制ガイドから外れることを抑制する。
【0008】
巻付ガイドや規制ガイドからの糸外れを外れ抑制ガイドが抑制するため、切替時において糸が切替装置から外れにくい。そのため、切れた糸の挙動を小さくできる。更に、切れた糸の移動範囲が規制ガイドによって規制されるため、切れた糸の挙動を一層小さくできる。以上により、切れた糸の絡みを抑えつつ、切れた糸を第2ボビンの適切な位置に巻き付けることができる。その結果、解舒性に優れたパッケージを製造できる。
【0009】
前記の糸巻取機においては、前記規制ガイドは、前記第2ボビンホルダの軸方向における糸の移動範囲を規制するスリット状のガイドであることが好ましい。
【0010】
規制ガイドの幅が小さいため、切れた糸の移動範囲を規制する効果を高くすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
箱
1か月前
個人
ゴミ箱
1か月前
個人
包装体
1か月前
個人
構造体
8か月前
個人
収納用具
5か月前
個人
物品収納具
5か月前
個人
半蓋半箱筒
10か月前
個人
折り畳み水槽
1か月前
個人
パウチ補助具
26日前
個人
ダンボール宝箱
1か月前
個人
開封用カッター
7か月前
個人
掃除楽々ゴミ箱
6か月前
個人
折りたたみコップ
7か月前
個人
爪楊枝流通セット
11か月前
個人
チャック付き袋体
7か月前
個人
コード長さ調整器
12か月前
個人
圧縮収納袋
1か月前
個人
パウチ容器
8か月前
個人
粘着テープ剥がし具
2か月前
個人
粘着テープ切断装置
3か月前
三甲株式会社
容器
10か月前
個人
開口しやすいレジ袋
9か月前
株式会社新弘
容器
1か月前
積水樹脂株式会社
接着剤
24日前
個人
プラスチックバッグ
9か月前
個人
チャック付き保存袋
7か月前
個人
粘着テープ剥がし具
6か月前
三甲株式会社
容器
10か月前
株式会社イシダ
包装装置
10か月前
株式会社新弘
容器
1か月前
個人
穿孔紐通し結束器具
9か月前
株式会社イシダ
包装装置
1か月前
株式会社イシダ
箱詰装置
3か月前
個人
塗料容器用蓋
1か月前
三甲株式会社
容器
10か月前
積水樹脂株式会社
接着剤
6か月前
続きを見る
他の特許を見る