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公開番号2024122811
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-09
出願番号2023030581
出願日2023-02-28
発明の名称環境構築支援システム、環境構築支援プログラム及び環境構築支援方法
出願人川崎重工業株式会社
代理人個人
主分類G06F 8/30 20180101AFI20240902BHJP(計算;計数)
要約【課題】多種多様な構造を有するロボットのソフトウェア開発環境を効率的に構築する。
【解決手段】環境構築支援システムは、開発ロボット情報入力部と、環境構築情報生成部と、環境構築情報出力部と、を備える。前記開発ロボット情報入力部には、ソフトウェアを開発する対象のロボットの構成が記述された開発ロボット情報が入力される。前記環境構築情報生成部は、前記開発ロボット情報に基づいて、ロボットのソフトウェア開発環境を自動的に構築するための環境構築情報を生成する。前記環境構築情報出力部は、前記環境構築情報生成部が生成した環境構築情報を出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ソフトウェアを開発する対象のロボットの構成が記述された開発ロボット情報を入力する開発ロボット情報入力部と、
前記開発ロボット情報に基づいて、ロボットのソフトウェア開発環境を自動的に構築するための環境構築情報を生成する環境構築情報生成部と、
前記環境構築情報生成部が生成した環境構築情報を出力する環境構築情報出力部と、
を備える、環境構築支援システム。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
請求項1に記載の環境構築支援システムであって、
前記開発ロボット情報入力部は、タグ付けされたデータを前記開発ロボット情報として入力可能であり、
前記環境構築情報生成部は、前記開発ロボット情報から、ロボットの特定の構成が記述されている部分をタグ又はデータの内容に基づいて検出し、検出された部分ごとに、環境構築を自動で行うための情報を環境構築情報に記述する、環境構築支援システム。
【請求項3】
請求項2に記載の環境構築支援システムであって、
前記タグの条件と、前記条件を満たすタグが前記開発ロボット情報に含まれている場合に環境構築のために行われる作業に関する情報と、を対応付けて記憶する構築作業情報記憶部を備え、
前記環境構築情報生成部は、前記構築作業情報記憶部に記憶されている条件を満たすタグを前記開発ロボット情報から検出し、前記条件に対応する作業に関する情報を環境構築情報に記述する、環境構築支援システム。
【請求項4】
請求項1に記載の環境構築支援システムであって、
ロボットのソフトウェア開発環境が構築されたコンピュータにおいて実行されたコマンド履歴に基づいてソフトウェア開発環境の変更を検出し、検出された変更に基づいて前記環境構築情報を更新する環境構築情報更新部を備える、環境構築支援システム。
【請求項5】
ソフトウェアを開発する対象のロボットの構成が記述された開発ロボット情報を入力する開発ロボット情報入力ステップと、
前記開発ロボット情報に基づいて、ロボットのソフトウェア開発環境を自動的に構築するための環境構築情報を生成する環境構築情報生成ステップと、
前記環境構築情報生成ステップにおいて生成された環境構築情報を出力する環境構築情報出力ステップと、
を含む、環境構築支援プログラム。
【請求項6】
ソフトウェアを開発する対象のロボットの構成が記述された開発ロボット情報を入力し、
前記開発ロボット情報に基づいて、ロボットのソフトウェア開発環境を自動的に構築するための環境構築情報を生成し、
生成された環境構築情報を出力する、
環境構築支援方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ロボットを対象とするソフトウェア開発のための環境の構築に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
ロボットを動作させるソフトウェアを開発するにあたって、開発対象のロボットのハードウェア構成を前提とした開発環境を構築する必要がある。ロボットが備える機械的及び電気的構造は多種多様であるため、ソフトウェア開発のために構築すべき環境もロボットに応じて変化する。
【0003】
特許文献1は、Webアプリケーションの開発を支援するための開発環境構築システムを開示する。特許文献1の開発環境構築システムは、複数の開発スタイル毎に環境構築データが格納された開発環境構築サーバを備える。開発環境構築サーバは、選択された開発スタイルに応じて、環境構築データを開発者PC及び開発用サーバに送信する。これにより、開発環境が構築される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-078730号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ロボットソフトウェア開発を行う場合、他のロボットを開発する場合又はロボットの構造が変更された場合に、過去の環境構築時に得られたノウハウを有効に活用することが難しい。近年は、ロボットの構成の複雑化により、開発環境の構築のために必要なソフトウェア及び設定の数が増大している。ロボット毎にゼロから開発環境を構築すると膨大な時間が必要になる場合もあり、改善が望まれている。
【0006】
本開示は以上の事情に鑑みてされたものであり、その目的は、多種多様な構造を有するロボットのソフトウェア開発環境を効率的に構築することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
【0008】
本開示の観点によれば、以下の構成の環境構築支援システムが提供される。即ち、環境構築支援システムは、開発ロボット情報入力部と、環境構築情報生成部と、環境構築情報出力部と、を備える。前記開発ロボット情報入力部には、ソフトウェアを開発する対象のロボットの構成が記述された開発ロボット情報が入力される。前記環境構築情報生成部は、前記開発ロボット情報に基づいて、ロボットのソフトウェア開発環境を自動的に構築するための環境構築情報を生成する。前記環境構築情報出力部は、前記環境構築情報生成部が生成した環境構築情報を出力する。
【0009】
これにより、開発対象のロボットの構成が様々に変化する場合であっても、開発ロボット情報の内容に基づいて、適切なソフトウェア開発環境を容易に構築することができる。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、多種多様な構造を有するロボットのソフトウェア開発環境を効率的に構築することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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