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公開番号
2024122497
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-09
出願番号
2023030061
出願日
2023-02-28
発明の名称
車両における乗降用ステップ構造
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B62D
21/15 20060101AFI20240902BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】乗員が車両への乗降時に利用し易いとともに滑り難く、ステップ部のサイドシルから側方への突出量が過剰に大きくならず、且つ、エネルギー吸収部が吸収しきれなかった衝撃力を車両に搭載されたバッテリを利用して受け止めることが可能な乗降用ステップを提供する。
【解決手段】車両幅方向の内側端部がサイドシル14の下方に位置するとともに車両の駆動源である電動モータへ電力供給可能なバッテリ20の車両幅方向の外側端面と対向し、所定値以上の大きさの外力が掛かったときに変形することによりエネルギー吸収機能を発揮するエネルギー吸収部と、サイドシルより下方且つ車両幅方向の外側に位置し、外力が掛かったときに変形してエネルギー吸収部と共にエネルギー吸収機能を発揮するステップ部42と、ステップ部の上面に設けられた滑り止め部37と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両幅方向の内側端部が、車両のサイドシルの下方に位置するとともに前記車両の駆動源である電動モータへ電力供給可能なバッテリの車両幅方向の外側端面と対向し、所定値以上の大きさの外力が掛かったときに変形することによりエネルギー吸収機能を発揮するエネルギー吸収部と、
前記サイドシルより下方且つ前記車両幅方向の外側に位置し、前記外力が掛かったときに変形して、前記エネルギー吸収部と共にエネルギー吸収機能を発揮するステップ部と、
前記ステップ部の上面に設けられた滑り止め部と、
を備える車両における乗降用ステップ構造。
続きを表示(約 420 文字)
【請求項2】
前記滑り止め部が、前記ステップ部の上面に形成された、車両前後方向に沿って延びる少なくとも1個の溝である請求項1に記載の車両における乗降用ステップ構造。
【請求項3】
前記溝を有する部品が押出成形品である請求項2に記載の車両における乗降用ステップ構造。
【請求項4】
車両幅方向の内側端部が前記サイドシルの下方に位置するとともに前記バッテリの車両幅方向の外側端面と対向し、所定値以上の大きさの外力が掛かったときに変形可能であり、上面に車両前後方向に沿って延びる取付溝が形成された前記ステップ部を有する本体部と、
前記取付溝に設けられた前記滑り止め部である滑り止め部材と、
を備える請求項1に記載の車両における乗降用ステップ構造。
【請求項5】
前記本体部の一部を構成し且つ前記取付溝を有する部品が押出成形品である請求項4に記載の車両における乗降用ステップ構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は車両における乗降用ステップ構造に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
上記特許文献1の車両のサイドシルの側面には、クラッシュボックス(エネルギー吸収部材)の車両幅方向の内側端部が固定されている。このクラッシュボックスの外側端部は、車体の側面より車両幅方向の外側に位置する。
【0003】
そのため車両の乗員は、クラッシュボックスの外側端部を乗降用ステップとして利用できる。さらに、例えばこの車両とは別の車両がクラッシュボックスの外側端部に衝突したときに、クラッシュボックスが車両幅方向に圧縮されるように変形して、衝突荷重の一部を吸収する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-103640号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
クラッシュボックスのエネルギー吸収能力を高くするためには、クラッシュボックスの車両幅方向寸法を大きくする必要がある。しかし上記特許文献1においてクラッシュボックスの車両幅方向寸法を大きくすると、クラッシュボックスの車体の側面からの車両幅方向外側への突出量が過剰に大きくなってしまう。
【0006】
さらに上記特許文献1のクラッシュボックスは高い位置に設けられているので、乗員が利用し難い。
【0007】
さらに上記特許文献1のクラッシュボックスは、乗員の足が載せられたときの滑り抑制機能に関して改善の余地がある。
【0008】
本発明は上記事実を考慮し、乗員が車両への乗降時に利用し易いとともに滑り難く、ステップ部のサイドシルから側方への突出量が過剰に大きくならず、且つ、エネルギー吸収部が吸収しきれなかった衝撃力を車両に搭載されたバッテリを利用して受け止めることが可能な車両における乗降用ステップ構造を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1に記載の車両における乗降用ステップ構造は、車両幅方向の内側端部が、車両のサイドシルの下方に位置するとともに前記車両の駆動源である電動モータへ電力供給可能なバッテリの車両幅方向の外側端面と対向し、所定値以上の大きさの外力が掛かったときに変形することによりエネルギー吸収機能を発揮するエネルギー吸収部と、前記サイドシルより下方且つ前記車両幅方向の外側に位置し、前記外力が掛かったときに変形して、前記エネルギー吸収部と共にエネルギー吸収機能を発揮するステップ部と、前記ステップ部の上面に設けられた滑り止め部と、を備える。
【0010】
請求項1の車両における乗降用ステップ構造では、ステップ部がサイドシルより下方且つ車両幅方向の外側に位置する。さらにステップ部の上面に滑り止め部が設けられている。そのため車両の乗員は、ステップ部を乗降用ステップとして利用し易い。
(【0011】以降は省略されています)
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