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公開番号2024122185
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-09
出願番号2023029588
出願日2023-02-28
発明の名称床材敷設構造
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E04F 15/02 20060101AFI20240902BHJP(建築物)
要約【課題】敷設及び移設の容易な床材敷設構造を提供すること。
【解決手段】床材敷設構造1は、屋外の設置面100に複数の床材3を敷設する区画101を形成する区画形成部材2と、区画101内の設置面100上に配置される下地材4と、下地材4上に敷設される床材3と、を備え、床材3は、隣接する床材3同士が互いに嵌合する嵌合部35を有し、嵌合部35には、シーリング材5が配置される。嵌合部35は、方形の床材3の四周の側面33に形成される凸部35a及び凹部35bにより構成され、一の床材3の凸部35aと、一の床材3に隣接する他の床材3の凹部35bが嵌合されることで床材3同士を連結し、シーリング材5は、床材3の四周に沿って配置されることが好ましい。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
屋外の設置面に複数の床材を敷設する区画を形成する区画形成部材と、
前記区画内の前記設置面上に配置される下地材と、
前記下地材上に敷設される前記床材と、を備え、
前記床材は、隣接する前記床材同士が互いに嵌合する嵌合部を有し、
前記嵌合部には、シーリング材が配置される、床材敷設構造。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記嵌合部は、平面視四角形の前記床材の四周の側面に形成される凸部及び凹部により構成され、一の床材の前記凸部と、前記一の床材に隣接する他の床材の前記凹部が嵌合されることで前記床材同士を連結し、
前記シーリング材は、前記床材の四周に沿って配置される、請求項1に記載の床材敷設構造。
【請求項3】
前記区画形成部材は、前記区画の縁に沿って前記設置面に配置される梁を有する、請求項1又は2に記載の床材敷設構造。
【請求項4】
前記下地材は、前記床材の移動を規制する移動規制部材を有する、請求項1又は2に記載の床材敷設構造。
【請求項5】
前記下地材は、前記床材を敷設する面を平坦に形成する平坦面形成部材を有する、請求項1又は2に記載の床材敷設構造。
【請求項6】
前記区画形成部材は、前記床材の上面から、前記設置面までの高さ方向の段差部に配置され、前記上面から前記設置面へ緩やかに傾斜するスロープ材を有する、請求項1又は2に記載の床材敷設構造。
【請求項7】
屋外の設置面に複数の床材を敷設する区画に、区画形成部材を配置することで区画を形成する区画形成工程と、
前記区画形成部材により仕切られた区画に、前記床材を配置するための下地材を配置する下地材配置工程と、
前記一の床材及び前記他の床材を嵌合して連結する嵌合部に、シーリング材を塗布するシーリング材塗布工程と、
前記シーリング材を塗布した前記嵌合部を嵌合させる篏合工程と、を有する、床材敷設方法。
【請求項8】
前記篏合工程を行う際に、前記篏合部が嵌合した状態で前記一の床材及び前記他の床材の間に形成される隙間にスペーサーを配置するスペーサー配置工程と、
前記シーリング材による前記嵌合部の接着が完了した後に、前記スペーサーを除去するスペーサー除去工程と、をさらに有する、請求項7に記載の床材敷設方法。
【請求項9】
前記下地材配置工程は、前記区画に前記床材の移動を規制する移動規制部材を配置する移動規制部材配置工程を有する、請求項7又は8に記載の床材敷設方法。
【請求項10】
前記下地材配置工程は、前記区画に前記床材を敷設する面を平坦に形成する平坦面形成部材を設置する平坦面形成部材配置工程を有する、請求項7又は8に記載の床材敷設方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、床材敷設構造に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、タイル等の床を形成する床材を複数並べて敷設する際には、床材の下面にセメントモルタルや接着材等で接着層を設け、その上に床材を固定することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平4-360951号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
接着材等で床材の裏面を、床材を敷設する設置面に接着する工法は、手間がかかるうえ、一度施工した後で移設が難しいという問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、屋外の設置面に複数の床材を敷設する区画を形成する区画形成部材と、前記区画内の前記設置面上に配置される下地材と、前記下地材上に敷設される前記床材と、を備え、前記床材は、隣接する前記床材同士が互いに嵌合する嵌合部を有し、前記嵌合部には、シーリング材が配置される、床材敷設構造に関する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本実施形態のオーニング装置を示す図である。
本実施形態の床材敷設構造の展開図である。
本実施形態の床材の嵌合部を示す図である。
他の実施形態の床材の嵌合部を示す図である。
さらに他の実施形態の床材の嵌合部を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1に示すように、本実施形態の床材敷設構造1は、住宅の庭や建物の屋上等、屋外の設置面100に所定の区画101を区切って床材3を敷設して形成される。床材敷設構造1は、例えば、コンクリートの設置面100の上に設置されるオーニング装置200の主に底面側の構造である。
【0008】
オーニング装置200は、後述する床材敷設構造1と、床材敷設構造1の四隅から上方へ延びる柱部21同士を連結する上部梁7と、上部梁7に掛け渡されて日光や雨等を遮蔽する遮蔽部材8と、を有する。
【0009】
上部梁7は、柱部21の上端を接続するとともに下部梁22と略平行に延びる。上部梁7は、床材敷設構造1の上部で四角い枠を形成するように配置される。
【0010】
遮蔽部材8は、スライドフレーム81と、布部材82とを有する。スライドフレーム81は、向かい合う上部梁7に複数掛け渡され、上部梁7の内周側に係止する。スライドフレーム81は、係止された上部梁7が延びる方向に沿って移動可能に設けられる。布部材82は、スライドフレーム81が移動するに伴って拡がり、又は折り畳まれるように移動する。
(【0011】以降は省略されています)

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