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公開番号2024068711
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-21
出願番号2022179254
出願日2022-11-09
発明の名称手摺り
出願人株式会社千都
代理人個人
主分類E04F 11/18 20060101AFI20240514BHJP(建築物)
要約【課題】握力が弱くても廊下を歩行し、片手を離して作業をすることもできる手摺りを提供する。
【解決手段】廊下2に設置される手摺り1は、第1の手摺り部4と、第1の手摺り部4と平面視して重なり合わない位置に配置された第2の手摺り部5と、第1の手摺り部4と第2の手摺り部5を接続する接続部(ブラケット7)と、を備える。そして、第2の手摺り部5は、歩行者の進行方向に沿って昇り勾配の第1部位9と降り勾配の第2部位10と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
廊下に設置される手摺りであって、
第1の手摺り部と、
前記第1の手摺り部と平面視して重なり合わない位置に配置された第2の手摺り部と、
前記第1の手摺り部と前記第2の手摺り部を接続する接続部と、を備え、
前記第2の手摺り部は、歩行者の進行方向に沿って昇り勾配の第1部位と降り勾配の第2部位と、を有する、手摺り。
続きを表示(約 180 文字)【請求項2】
前記接続部は、前記第1の手摺り部を壁に固定するブラケットである、請求項1に記載の手摺り。
【請求項3】
前記第2の手摺り部は、前記第1の手摺り部より前記壁側にある、請求項1または2に記載の手摺り。
【請求項4】
前記第2の手摺り部の上端は、前記第1の手摺り部の上端よりも上方に突出している、請求項1に記載の手摺り。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、廊下に設置される手摺りに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
階段や廊下の壁面などには、階段での上り下りや廊下での歩行を補助するための手摺りが設置される。特許文献1には、長い円筒状の手摺棒に、周方向に膨出させてやや大径に形成した環状手掛部を一定間隔毎に形成した手摺りが開示されている。特許文献1に記載の手摺りを階段に設定することで、足腰が弱ったお年寄りや身体が不自由な人などが手摺りを握った手を環状手掛部に掛止しながら階段を上り下りすることで、転倒による怪我を防ぐことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3069757号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1を含む従来技術では、握力が弱ったお年寄りなどが手摺りを掴みながら廊下を歩行している際に、片手を手摺りから離して作業などをする場合に一方の手だけでは手摺りを十分に掴むことができずに転倒したり、作業が不安定になったりするという課題が有り、更なる改善の余地があった。
【0005】
そこで本発明は、握力が弱くても廊下を歩行し、片手を離して作業をすることもできる手摺りを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の手摺りは、廊下に設置される手摺りであって、第1の手摺り部と、前記第1の手摺り部と平面視して重なり合わない位置に配置された第2の手摺り部と、前記第1の手摺り部と前記第2の手摺り部を接続する接続部と、を備え、前記第2の手摺り部は、歩行者の進行方向に沿って昇り勾配の第1部位と降り勾配の第2部位と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、握力が弱くても廊下を歩行し、片手を離して作業をすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施の形態における手摺りが設置された廊下の概略を示す斜視図
本発明の一実施の形態における手摺りが設置された廊下の概略を示す側面図
本発明の一実施の形態における手摺りが設置された廊下の概略を示す正面図
本発明の一実施の形態における手摺りが設置された廊下の概略を示す平面図
【発明を実施するための形態】
【0009】
図面を参照して、本発明の一実施の形態について説明する。以下で述べる構成、形状等は説明のための例示であって、手摺り、廊下の仕様に応じ、適宜変更が可能である。以下では、全ての図面において対応する要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。図2、及び後述する一部では、水平面内で互いに直交する2軸として、廊下に沿うX軸(図2における左右方向)、X軸方向に直交するY軸(図3における左右方向)が示される。図2、及び後述する一部では、水平面と直交する上下方向としてZ軸(図2における上下方向)が示される。
【0010】
図2~図4において、廊下2の横(Y軸方向)の壁3には、手摺り1が設置されている。手摺り1は、第1の手摺り部4と第2の手摺り部5を備えて構成されている。第1の手摺り部4は、廊下に沿う方向(X軸方向)に延びる手摺り棒6を備えて構成されている。手摺り棒6は、複数のブラケット7により壁3に固定されている。すなわち、ブラケット7の一端は壁3に固定され、他端は手摺り棒6に固定されている。
(【0011】以降は省略されています)

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