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公開番号2024073104
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-29
出願番号2022184122
出願日2022-11-17
発明の名称庇構造
出願人株式会社竹中工務店
代理人個人
主分類E04B 7/02 20060101AFI20240522BHJP(建築物)
要約【課題】鉄骨梁構造部の先端側における庇長手方向の熱伸びを吸収可能でありながら加工費の削減や施工ミスを抑えることができる庇構造を提供する。
【解決手段】複数本の柱に片持ち梁8にて片持ち状に支持されている鉄骨梁構造部3を備え、鉄骨梁構造部3を、庇長手方向Xに複数の分割梁構造部7に分割し、鉄骨梁構造部3が分割される境界部3Aに位置して柱2に接続されている片持ち梁8を、鉄骨梁構造部3の熱伸びを許容する隙間Gを開けた状態で並ぶ2本の片持ち状の梁部材8A,8Bで構成する。
【選択図】図3


特許請求の範囲【請求項1】
複数本の柱に片持ち梁にて片持ち状に支持されている鉄骨梁構造部を備えた庇構造であって、
前記複数本の柱が並ぶ方向を庇長手方向とし、
前記鉄骨梁構造部は、前記庇長手方向に複数の分割梁構造部に分割され、
前記鉄骨梁構造部が分割される境界部に位置して前記柱に接続されている前記片持ち梁が、前記鉄骨梁構造部の熱伸びを許容する隙間を開けた状態で並ぶ2本の片持ち状の梁部材で構成されている庇構造。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記2本の梁部材の一方を第1梁部材とし、残る一方を第2梁部材とすると共に、前記庇長手方向における前記第2梁部材に対して前記第1梁部材が存在する側を庇長手方向第1側、その反対側を庇長手方向第2側として、
前記境界部以外に位置する前記片持ち梁がH形鋼にて形成され、
前記第1梁部材は、ウェブと前記庇長手方向第1側の上下のフランジとを有するコ字状断面の鋼材にて形成され、
前記第2梁部材は、ウェブと前記庇長手方向第2側の上下のフランジとを有するコ字状断面の鋼材にて形成されている請求項1に記載の庇構造。
【請求項3】
前記第1梁部材は、前記境界部以外に位置する1本の前記片持ち梁を構成するH形鋼の前記庇長手方向第2側の上下のフランジを切り落として形成され、
前記第2梁部材は、前記境界部以外に位置する1本の前記片持ち梁を構成するH形鋼の前記庇長手方向第1側の上下のフランジを切り落として形成されている請求項2に記載の庇構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数本の柱に片持ち状に支持されている鉄骨梁構造部を備えた庇構造に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、建築物100における複数本の柱95に片持ち状に支持されている鉄骨梁構造部を備えた庇構造が示されている。特許文献1の庇構造では、鉄骨梁構造部が、柱95に片持ち状に連結されている大梁10と、庇長手方向に沿う小梁20とを備えて構成され、大梁10の先端側端部と小梁20の庇長手方向の端部とが、変形し易い連結部材50を用いて連結されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-203262号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述のように、鉄骨梁構造部を複数本の柱95に片持ち状に支持させた場合、鉄骨梁構造部の基部側では、建築物100の柱95に接合されているため庇長手方向への熱伸びが生じ難い一方、鉄骨梁構造部の先端側では、柱95等に接合されていないため庇長手方向への熱伸びが生じ易い。
そのため、特許文献1の庇構造では、鉄骨梁構造部の先端側において大梁10と小梁20とを連結部材50を用いて連結することで、大梁10と小梁20との間に隙間を形成させながら大梁10と小梁20の端部とが相対的に移動可能な状態で接続され、この連結部材50において鉄骨梁構造部の先端側における庇長手方向の熱伸びを吸収できるように構成されている。
【0005】
また、上述のような鉄骨梁構造部を備えた庇構造において、鉄骨梁構造部を庇長手方向に複数の分割梁構造部に分割して隣接する分割梁構造部同士をエキスパンションジョイントで接続することで、鉄骨梁構造部の熱伸びを吸収できるようにすることが考えられる。
【0006】
しかし、これらのように変形し易い連結部材50を用いたりエキスパンションジョイントを用いた場合では、加工費の増加や複雑な納まりに起因する施工ミス等の虞があった。
【0007】
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、鉄骨梁構造部の先端側における庇長手方向の熱伸びを吸収可能でありながら加工費の削減や施工ミスを抑えることができる庇構造を提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の第1特徴構成は、複数本の柱に片持ち梁にて片持ち状に支持されている鉄骨梁構造部を備えた庇構造であって、
前記複数本の柱が並ぶ方向を庇長手方向とし、
前記鉄骨梁構造部は、前記庇長手方向に複数の分割梁構造部に分割され、
前記鉄骨梁構造部が分割される境界部に位置して前記柱に接続されている前記片持ち梁が、前記鉄骨梁構造部の熱伸びを許容する隙間を開けた状態で並ぶ2本の片持ち状の梁部材で構成されている点にある。
【0009】
本構成によれば、鉄骨梁構造部の境界部にある片持ち梁を、鉄骨梁構造部の熱伸びを許容する隙間を開けた状態で並ぶ2本の片持ち状の梁部材で構成することで、梁部材が庇長手方向に撓ることによって、主に鉄骨梁構造部の先端側のおける庇長手方向の熱伸びを吸収できる。
そして、上述のように鉄骨梁構造部の境界部に位置する片持ち梁を2本の梁部材で構成することで、境界部において鉄骨梁構造部の庇長手方向の熱伸びを吸収することができながら、鉄骨梁構造部の庇長手方向の途中箇所にエキスパンションジョイント等を設ける必要がなくなるため、加工費の増加や複雑な納まりによる施工ミスを抑えることができる。
【0010】
本発明の第2特徴構成は、前記2本の梁部材の一方を第1梁部材とし、残る一方を第2梁部材とすると共に、前記庇長手方向における前記第2梁部材に対して前記第1梁部材が存在する側を庇長手方向第1側、その反対側を庇長手方向第2側として、
前記境界部以外に位置する前記片持ち梁がH形鋼にて形成され、
前記第1梁部材は、ウェブと前記庇長手方向第1側の上下のフランジとを有するコ字状断面の鋼材にて形成され、
前記第2梁部材は、ウェブと前記庇長手方向第2側の上下のフランジとを有するコ字状断面の鋼材にて形成されている点にある。
(【0011】以降は省略されています)

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