TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024121927
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-09
出願番号2023029169
出願日2023-02-28
発明の名称電気錠システム
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人
主分類E05B 47/00 20060101AFI20240902BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】搭載されるデバイスに依存することなく簡単にモード移行を実施できる電気錠システムを提供する。
【解決手段】機械的開閉が可能な少なくとも2つの錠部と、少なくとも2つの錠部の開閉状態をそれぞれ検知する検知部と、検知部からの検知信号に応じて錠部の施錠及び解錠を制御する制御部と、操作によって通常動作が行われる第1モードから、通常動作とは異なる特定制御が行われる第2モードに切り替え可能なスイッチ部と、制御部に接続され、複数の検知信号を組み合わせた信号パターンと、信号パターンに対応させた特定制御と、を記憶する記憶部と、を備える。制御部は、第2モードにおいて信号パターンと合致する検知信号を受信したときに、特定制御を実行させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
機械的開閉が可能な少なくとも2つの錠部と、
少なくとも2つの前記錠部の開閉状態をそれぞれ検知する検知部と、
前記検知部からの検知信号に応じて前記錠部の施錠及び解錠を制御する制御部と、
操作によって通常動作が行われる第1モードから、通常動作とは異なる特定制御が行われる第2モードに切り替え可能なスイッチ部と、
前記制御部に接続され、複数の前記検知信号を組み合わせた信号パターンと、前記信号パターンに対応させた前記特定制御と、を記憶する記憶部と、
を備え、
前記制御部は、前記第2モードにおいて前記信号パターンと合致する前記検知信号を受信したときに、前記特定制御を実行させる、電気錠システム。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記錠部は、箱錠及びサムターンの少なくとも何れか一方を有する、
請求項1に記載の電気錠システム。
【請求項3】
前記特定制御は、前記錠部における前記施錠及び前記解錠の動作及び前記検知部の検知動作の少なくとも何れか一方のテストを行う動作を含む、
請求項1または2に記載の電気錠システム。
【請求項4】
前記特定制御は、前記錠部における前記施錠及び前記解錠の動作及び前記検知部の検知動作の少なくとも何れか一方の設定を行う動作を含む、
請求項1または2に記載の電気錠システム。
【請求項5】
前記特定制御は、前記錠部における前記施錠及び前記解錠の動作及び前記検知部の検知動作の少なくとも何れか一方を修復する動作を含む、
請求項1または2に記載の電気錠システム。
【請求項6】
前記施錠及び前記解錠に関する機能を有する機能部を備え、
前記特定制御は、前記機能部の動作のテストを行う動作を含む、
請求項3に記載の電気錠システム。
【請求項7】
前記信号パターンは、前記機能部からの機能信号を含む、
請求項6に記載の電気錠システム。
【請求項8】
前記特定制御は、前記機能部の設定を行う動作を含む、
請求項6に記載の電気錠システム。
【請求項9】
前記特定制御は、前記機能部における動作を修復する動作を含む、
請求項6に記載の電気錠システム。
【請求項10】
前記記憶部は、複数の前記信号パターンと、複数の前記特定制御を実装可能である、
請求項1または2に記載の電気錠システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電気錠システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
商業施設、公共施設および集合住宅等の出入口や一般住宅の玄関等には、セキュリティや操作性の向上を目的として、電気的に施錠及び解錠される電気錠システムが設置されている。特許文献1には、電気的開閉が可能で且つ機械的開閉も可能な少なくとも2つの錠部と、各錠部の開閉状態を検知する検知手段と、検知手段の検知結果に応じて錠部の施錠及び解錠を制御する制御手段を備える電気錠システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-148014号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電気錠システムにおいて、不具合が生じた場合には、不具合内容を絞らずに対応を開始することが多いため、不具合内容によっては何度も訪問する必要がある。予め使用者に不具合内容を絞ってもらうために、電気錠システムにおいては、使用者による通常動作の他に、テスト動作を行うモードを内蔵しておくことが可能である。
【0005】
使用者が通常動作からテスト動作モードに移行する場合、コマンド入力が必要になる。電気錠システムにおいてコマンド入力が可能なデバイスは機種等によって異なるため、搭載されるデバイス毎に通常動作からテスト動作モードに移行する手順を設定することは非効率となる。使用者がコマンド入力を行って移行するモードは、テスト動作モードに限られず、搭載するデバイスの設定モード、デバッグモード等の複数モードが想定される。
【0006】
本開示は、以上のような点を考慮してなされたもので、搭載されるデバイスに依存することなく簡単にモード移行を実施できる電気錠システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第1の態様は、機械的開閉が可能な少なくとも2つの錠部と、少なくとも2つの前記錠部の開閉状態をそれぞれ検知する検知部と、前記検知部からの検知信号に応じて前記錠部の施錠及び解錠を制御する制御部と、操作によって通常動作が行われる第1モードから、通常動作とは異なる特定制御が行われる第2モードに切り替え可能なスイッチ部と、前記制御部に接続され、複数の前記検知信号を組み合わせた信号パターンと、前記信号パターンに対応させて前記特定制御と、を記憶する記憶部と、を記憶する記憶部と、を備え、前記制御部は、前記第2モードにおいて前記信号パターンと合致する前記検知信号を受信したときに、前記特定制御を実行させる、電気錠システムである。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の電気錠システムを示す概略的な断面図である。
テスト動作を実行する手順を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の電気錠システムの実施の形態を、図1から図2を参照して説明する。以下の実施形態は、本開示の一態様を示すものであり、この開示を限定するものではなく、本開示の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺等を異ならせている。
【0010】
図1に示すように、電気錠システム1は、ドア10を施錠及び解錠可能な第1錠部2と、ドア10を施錠及び解錠可能な第2錠部3と、屋内側操作部5と、屋外側操作部6と、制御ユニット7と、機能部8と、第1施解錠検知センサ24と、第2施解錠検知センサ34と、を備える。第1錠部2は、錠部に対応する。第2錠部3は、錠部に対応する。第1施解錠検知センサ24は、検知部に対応する。第2施解錠検知センサ34は、検知部に対応する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
内窓と窓開閉システム
2か月前
個人
ワイヤー式ドアクローザー
2か月前
株式会社京成電子
鍵管理装置
2か月前
個人
子供転落防止窓等ロックシステム
3か月前
株式会社ユニオン
錠機構
1か月前
中西産業株式会社
クレセント錠
2か月前
株式会社SKB
自閉扉の制動装置
22日前
生興株式會社
シリンダーキー
1か月前
ミネベアミツミ株式会社
電気錠
2か月前
スズキ株式会社
車両用ドア構造
6日前
株式会社WEST inx
錠操作部材
2か月前
サンユウテック株式会社
窓ロック装置
2か月前
株式会社ツーデン
自動ドア用安全装置
2か月前
スズキ株式会社
車両用ドア構造
6日前
ミネベアミツミ株式会社
電気錠
3か月前
ミネベアミツミ株式会社
電気錠
3か月前
昭和フロント株式会社
建具
2か月前
豊田鉄工株式会社
車両用ドアの制御装置
27日前
マクス株式会社
引き戸用施解錠システム
1か月前
IHI運搬機械株式会社
開閉装置
2か月前
株式会社ゴール
電気錠認証管理システム
3か月前
昭和フロント株式会社
建具
1か月前
株式会社ユーシン
ドア開放操作装置
3か月前
株式会社ユーシン
ドア開放操作装置
3か月前
株式会社ユーシン
車両用ドアハンドル装置
3か月前
株式会社ユーシン
車両用ドアハンドル装置
3か月前
株式会社ユーシン
車両用ドアハンドル装置
3か月前
株式会社ユニオン
ドアの変形防止具
7日前
株式会社WEST inx
施解錠システム
1か月前
株式会社ユーシン
ドア開放操作装置
3か月前
株式会社青山製作所
ストライカ
3か月前
株式会社シブタニ
ヒンジ
1か月前
有限会社ツカサオート
ハンドル固定具
2か月前
デルタ工業株式会社
車両用ドアチェッカ
2か月前
株式会社ソリック
自動ドア装置用ハンガー金具
3か月前
株式会社アイシン
車両用ドアロック装置
3か月前
続きを見る