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公開番号
2024121922
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-09
出願番号
2023029164
出願日
2023-02-28
発明の名称
電気錠システム
出願人
株式会社LIXIL
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E05B
47/00 20060101AFI20240902BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】非常時動作にも確実に対応できる電気錠システムを提供する。
【解決手段】施解錠を行う電気錠と、施解錠に関する認証を行う認証部と、認証部の認証結果に応じて電気錠の施解錠を制御する制御部と、商用電源を直流電源に変換する変換装置を介して制御部に給電可能な第1給電路と、変換装置と制御部との間における第1給電路に設けられるとともに、外部電源に接続される端子を有する第2給電路が接続され、第1給電路で入力した第1電力と第2給電路で入力した第2電力のうち選択した電力を制御部に給電する選択部と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
施解錠を行う電気錠と、
前記施解錠に関する認証を行う認証部と、
前記認証部の認証結果に応じて前記電気錠の前記施解錠を制御する制御部と、
商用電源を直流電源に変換する変換装置を介して前記制御部に給電可能な第1給電路と、
前記変換装置と前記制御部との間における前記第1給電路に設けられるとともに、外部電源に接続される端子を有する第2給電路が接続され、前記第1給電路で入力した第1電力と前記第2給電路で入力した第2電力のうち選択した電力を前記制御部に給電する選択部と、
を有する、電気錠システム。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
前記選択部は、前記第2電力を変圧する変圧部を有し、前記変圧部によって変圧された前記第2電力を前記制御部に給電可能である、
請求項1に記載の電気錠システム。
【請求項3】
前記変圧部は、前記第2電力を昇圧する、
請求項2に記載の電気錠システム。
【請求項4】
前記変圧部は、前記認証部の動作に要する電圧及び前記電気錠の動作に要する電圧よりも大きい電圧に昇圧する、
請求項3に記載の電気錠システム。
【請求項5】
前記変圧部は、前記第2電力を前記第1電力の電圧と異なる電圧に変圧する、
請求項2から4のいずれか一項に記載の電気錠システム。
【請求項6】
前記制御部は、入力した前記電力の電圧の大きさに応じて、前記施解錠に関する通常時動作と非常時動作とを切り替える、
請求項5に記載の電気錠システム。
【請求項7】
前記制御部は、前記非常時動作において、前記認証部の動作を停止させた状態で前記電気錠の前記施解錠を実行させる、
請求項6に記載の電気錠システム。
【請求項8】
前記選択部は、
前記第1給電路に設けられた第1コネクタによって前記変換装置と接続され、
前記第1給電路に設けられた第2コネクタによって前記制御部と接続され、
前記第1給電路は、前記第1コネクタと前記第2コネクタを接続したときに、前記変換装置を介して前記制御部に給電可能である、
請求項1から4のいずれか一項に記載の電気錠システム。
【請求項9】
前記認証部は、顔認証を行う、
請求項1から4のいずれか一項に記載の電気錠システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電気錠システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
商業施設、公共施設および集合住宅等の出入口や一般住宅の玄関等には、セキュリティや操作性の向上を目的として、認証装置を用いて電気的に施解錠される電気錠システムが設置されている。
【0003】
電気錠システムにおいては、商用電源を直流電源に変換するACアダプタ等の変換装置を介して給電が行われており停電時には動作せず解錠できないため、外部給電による非常時動作が求められる。特許文献1には、テンキー入力部に設置した端子に外部電源を接続する技術が開示されている。特許文献1に開示され電気錠システムでは、停電時でも外部から給電することによって電気錠を解錠させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開昭61-130574号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載された電気錠システムは、通常時に給電される電力と同等の電力が外部電源によって給電されることを前提としている。非常時動作においては、モバイルバッテリー等の家庭用電源よりも小さい電力の給電も想定されるため、家庭用電源よりも小さい電力を前提とした電気錠の動作には、特許文献1に記載された電気錠システムは対応が困難である。
【0006】
本開示は、以上のような点を考慮してなされたもので、非常時動作にも確実に対応できる電気錠システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第1の態様は、施解錠を行う電気錠と、施解錠に関する認証を行う認証部と、前記認証部の認証結果に応じて電気錠の施解錠を制御する制御部と、商用電源を直流電源に変換する変換装置を介して前記制御部に給電可能な第1給電路と、前記変換装置と前記制御部との間における前記第1給電路に設けられるとともに、外部電源に接続される端子を有する第2給電路が接続され、前記第1給電路で入力した第1電力と前記第2給電路で入力した第2電力のうち選択した電力を前記制御部に給電する選択部と、を有する、電気錠システムである。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の電気錠システムを有する玄関ドア構造の正面図である。
本開示の電気錠システムの概略構成を示す図である。
電気錠システムの動作を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の電気錠システムの実施の形態を、図1から図3を参照して説明する。以下の実施形態は、本開示の一態様を示すものであり、この開示を限定するものではなく、本開示の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺等を異ならせている。
【0010】
図1に示すように、玄関ドア構造100は、電気錠システム1を有し、建物の玄関に設けられた玄関ドア2の構造である。玄関ドア2は、玄関前壁3に設けられる。玄関ドア2は、開口部4に設けられた枠部5と、枠部5に開口部4を開閉可能に支持された扉体6と、開口部4の一部を閉鎖する袖部7と、を有している。玄関ドア2は、片側に袖部7が設けられた袖部付きドアである。扉体6は、幅方向の一方側に配置され、袖部7は、幅方向の他方側に配置されている。扉体6は、上下方向に延びる把手8を有している。袖部7は、開口部4を開閉せずに枠部5に固定されている。幅方向は、玄関ドア2が設けられる玄関前壁3に沿った水平方向である。
(【0011】以降は省略されています)
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