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公開番号
2024121725
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-06
出願番号
2023028979
出願日
2023-02-27
発明の名称
定電力回路
出願人
株式会社新陽社
,
ANP株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H05B
45/14 20200101AFI20240830BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】幅広い電源電圧の範囲に対応可能であると共に、照明装置全体として明るさを一定に保つことができる照明装置用の定電力回路を提供する。
【解決手段】照明装置用の定電力回路であって、電源に、電流路21乃至電流路24の一端が接続され、電流路21では、Tr41が設けられ、電流路22では、FET51が設けられ、電流路22は、複数分岐し、分岐した電流路22の各他端は、FET52~54の各ゲートに接続され、電流路23では、LED61~63、LED64~66が設けられ、LED64~66に対応して、FET52~54が並列に設けられ、電流路24では、ZD71が設けられ、電流路23に、電流路26が接続され、電流路26では、Tr43が設けられ、電流路24に、電流路29が接続され、電流路23に、電流路27が接続されている構成とした。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
定電力回路であって、
電源に、第1電流路、第3電流路及び第4電流路の一端が接続され、
前記第1電流路では、第1バイポーラトランジスタが設けられ、
前記第3電流路では、電位が高い順に、第1LED、第2LEDが設けられ、
前記第2LEDに対応して、前記第2FETが並列に設けられ、
前記第2FETのゲートは、前記第1バイポーラトランジスタより電位が高い位置で、前記第1電流路に接続され、
前記第4電流路では、第1定電圧ダイオードが設けられ、
前記第3電流路の前記第2LEDより電位が低い位置に、第6電流路の一端が接続され、前記第6電流路では、第3バイポーラトランジスタが設けられ、
前記第4電流路の前記第1定電圧ダイオードより電位が低い位置に、第9電流路の一端が接続され、
前記第3バイポーラトランジスタのベースは、前記第9電流路に接続され、
前記第3電流路の前記第6電流路の接続点より電位が低い位置で、第7電流路の一端が接続され、
前記第7電流路の他端は、前記第1バイポーラトランジスタのベースに接続されていることを特徴とする、定電力回路。
続きを表示(約 880 文字)
【請求項2】
定電力回路であって、
電源に、第1電流路乃至第4電流路の一端が接続され、
前記第1電流路では、第1バイポーラトランジスタが設けられ、
前記第2電流路では、第1FETが設けられ、
前記第1FETのゲートは、前記第1バイポーラトランジスタより電位が高い位置で、前記第1電流路に接続され、
前記第2電流路は、前記第1FETより電位が低い位置で、複数分岐し、分岐した前記第2電流路の各他端は、第2FETのゲートに接続され、
前記第3電流路では、電位が高い順に、第1LED、第2LEDが設けられ、
前記第2LEDに対応して、前記第2FETが並列に設けられ、
前記第4電流路では、第1定電圧ダイオードが設けられ、
前記第3電流路の前記第2LEDより電位が低い位置に、第6電流路の一端が接続され、前記第6電流路では、第3バイポーラトランジスタが設けられ、
前記第4電流路の前記第1定電圧ダイオードより電位が低い位置に、第9電流路の一端が接続され、
前記第3バイポーラトランジスタのベースは、前記第9電流路に接続され、
前記第3電流路の前記第6電流路の接続点より電位が低い位置で、第7電流路の一端が接続され、
前記第7電流路の他端は、前記第1バイポーラトランジスタのベースに接続されていることを特徴とする、定電力回路。
【請求項3】
前記第9電流路では、第2定電圧ダイオードが設けられていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の定電力回路。
【請求項4】
前記第6電流路は、第17電流路及び第18電流路の2つに分岐し、
前記第17電流路では、第2バイポーラトランジスタが設けられ、
前記第18電流路では、前記第3バイポーラトランジスタが設けられ、
前記第2バイポーラトランジスタのベースは、前記第3バイポーラトランジスタのコレクタに接続されていることを特徴とする、請求項3に記載の定電力回路。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、電源に直流電圧を用いる、直流を配電するシステムに特化した照明装置において、幅広い電源電圧に対応可能な、定電力回路に関するものである。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
近年のLED(発光ダイオード)技術の進化に伴い、LED照明装置は、様々なものが使用されている。そのため、LED照明装置には、小型化、高効率化、低価格化等が要求されている。
【0003】
その中で、直流電圧を電源とするLED照明装置の電源供給元は、一つとは限らず、近年の省エネ意識の高まりにより、再生可能エネルギーである太陽光発電電力や、各種バッテリー電力等、多岐にわたる。
【0004】
これらの電源から出力される直流電圧の違いに対しては、電源変換ユニットを用いることで対応していた。しかし、電源変換ユニットを用いる構成は、変換によるロスが発生し、効率が低下する問題があった。
【0005】
また、電源変換ユニットの多くは、特定の周波数でスイッチングして、出力を一定に保つ構成である。この様な電源変換ユニットは、スイッチング動作により、電磁ノイズが発生するという大きなデメリットがあった。
【0006】
一方、電源変換ユニットを使用しない構成では、一定の範囲の直流電圧に対しては、LEDに流れる電流を一定に保つことは可能であるが、その範囲外の直流電圧の僅かな変動に対して、LEDに流れる電流が大きく変化してしまう。そのため、LED照明から出力される光の質が低下したり、LEDの寿命が短縮、或は焼損してしまう。
【0007】
また、所定の値以下に、直流電圧が低下すると、LEDを点灯させるために必要な順(方向)電圧が足りなくなり、LEDが消灯してしまう。そのため、広範囲の電源電圧に対応させることができないという問題があった。
【0008】
従って、電源変換ユニットを用いることなく、幅広い電源電圧に対応可能なLED照明装置用の制御回路が望まれている。特許文献1では、電源電圧の増減に合わせてLEDの点灯と消灯を制御することによって幅広い電源電圧に対応しながら、LEDに流れる電流を一定に保つ構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2013-179279号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかしながら、これらの特許文献1に係る照明装置用の制御回路では、LEDに流れる電流を一定に保つことはできるが、LED照明装置全体として、明るさを一定に保つことができなかった。
(【0011】以降は省略されています)
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