TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024121693
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-06
出願番号2023028932
出願日2023-02-27
発明の名称管理システム
出願人日立造船株式会社,国立大学法人九州大学
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類B65G 1/137 20060101AFI20240830BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】リーダライタがRFIDタグから情報を取得しやすい管理システムを実現する。
【解決手段】本開示の一態様の管理システム(100)は、物品(40)に取り付けられたRFIDタグであって、物品(40)に取り付けられる面とは反対側の面のみにおいて電波を送受信するRFIDタグ(10)と、RFIDタグ(10)が送信した物品(40)の情報を含む反射波を受信するリーダライタ(20)と、上記情報をリーダライタ(20)から取得し、物品(40)についての情報を管理する情報処理装置(30)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
物品に取り付けられたRFID(Radio Frequency Identification)タグであって、前記物品に取り付けられる面とは反対側の面のみにおいて電波を送受信するRFIDタグと、
前記RFIDタグが受信可能な波長を有する搬送波を送信するとともに、当該搬送波の受信に応じて前記RFIDタグが送信した前記物品の情報を含む反射波を受信するリーダライタと、
前記リーダライタが受信した前記反射波に含まれる前記情報を前記リーダライタから取得し、前記物品についての情報を管理する情報処理装置と、を備える、管理システム。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記RFIDタグは、金属体を含む物品に取り付けられる、請求項1に記載の管理システム。
【請求項3】
前記RFIDタグは、液体を含む物品に取り付けられる、請求項1に記載の管理システム。
【請求項4】
前記RFIDタグは、焼却不適物を含む物品に取り付けられており、
前記情報処理装置は、前記RFIDタグから送信された前記反射波を受信した旨の情報を前記リーダライタから取得した場合に、前記焼却不適物を含む物品が、前記リーダライタが前記搬送波を送信した範囲に存在することを報知する、請求項1または2に記載の管理システム。
【請求項5】
前記RFIDタグは、リチウムイオン電池、または、リチウムイオン電池を含む物品に取り付けられている、請求項4に記載の管理システム。
【請求項6】
前記リーダライタは、ユーザによって携帯可能であり、廃棄物を収集または搬入する作業者によって操作されて前記廃棄物に対して前記搬送波を送信する、請求項4に記載の管理システム。
【請求項7】
前記リーダライタは、廃棄物を収集する廃棄物収集車に取り付けられており、前記廃棄物収集車に投入される前記廃棄物に対して前記搬送波を送信する、請求項4に記載の管理システム。
【請求項8】
前記リーダライタは、廃棄物処理施設において廃棄物が搬入される搬入エリアに取り付けられており、前記廃棄物が投入される投入ピットに投入される前の廃棄物に対して前記搬送波を送信する、請求項4に記載の管理システム。
【請求項9】
前記リーダライタは、ユーザによって携帯可能であり、作業者によって操作されて廃棄物処理施設における廃棄物が投入される投入ピットに投入される前の廃棄物に対して前記搬送波を送信する、請求項4に記載の管理システム。
【請求項10】
前記物品についての情報は、前記物品の、特徴、使用方法、廃棄方法およびリサイクル方法のうち少なくとも1つを含む、請求項1に記載の管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、RFID(Radio Frequency Identification)タグを用いた物品の情報を管理する管理システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
RFIDタグを用いた物品の情報を管理するシステムが従来として知られている。例えば、特許文献1には、廃棄物に装着されたRFIDタグから廃棄物に関する読取可能情報を読取可能な読取装置と、読取装置により読み取られた読取可能情報に基づいて廃棄物の廃棄工程に関する廃棄工程情報を管理する廃棄工程管理部を含む管理装置とを備える破棄物管理システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-104272号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、廃棄物に取り付けられる面と当該取付面とは反対側の面との両方の面において電波の送受信が行われるRFIDタグを用いている。そのため、廃棄物に金属体または液体が含まれている場合に、RFIDタグから送信される電波の強度が弱くなってしまい、読取装置(リーダライタ)がRFIDタグから情報を取得できない虞があるという問題がある。
【0005】
本発明の一態様は、リーダライタがRFIDタグから情報を取得しやすい管理システムを実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る管理システムは、物品に取り付けられたRFID(Radio Frequency Identification)タグであって、前記物品に取り付けられる面とは反対側の面のみにおいて電波を送受信するRFIDタグと、前記RFIDタグが受信可能な波長を有する搬送波を送信するとともに、当該搬送波の受信に応じて前記RFIDタグが送信した前記物品の情報を含む反射波を受信するリーダライタと、前記リーダライタが受信した前記反射波に含まれる前記情報を前記リーダライタから取得し、前記物品についての情報を管理する情報処理装置と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、リーダライタがRFIDタグから情報を取得しやすい管理システムを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態1に係る管理システムの要部構成を示すブロック図である。
本発明の実施形態1に係る、RFIDタグが物品に取り付けられた様子を示す図である。
上記管理システムが適用される一例を示す図である。
上記管理システムが適用される他の一例を示す図である。
上記管理システムが適用される更なる他の一例を示す図である。
上記管理システムが適用される更なる他の一例を示す図である。
実施例における実験1の実験結果を示すレーダーチャートである。
実施例における実験2のタグAについての実験結果を示すレーダーチャートである。
実施例における実験2のタグBについての実験結果を示すレーダーチャートである。
実施例における実験3の実験結果を示すレーダーチャートである。
実施例における実験4の実験結果を示すレーダーチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。図1は、本実施形態における管理システム100の要部構成を示すブロック図である。図1に示すように、管理システム100は、RFID(Radio Frequency Identification)タグ10と、リーダライタ20と、情報処理装置30と、を備える。
【0010】
RFIDタグ10は、リーダライタ20から送信された搬送波(電波)を受信し、反射波(電波)を送信するタグであり、物品に取り付けられる。図2は、本実施形態におけるRFIDタグ10が物品40に取り付けられた様子を示す図である。図1および図2に示すように、RFIDタグ10は、基板11と、導体板12と、アンテナ13と、ICチップ14とを備えている。RFIDタグ10は、基板11と導体板12とが積層することにより構成されている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

日立造船株式会社
排気処理装置
1か月前
日立造船株式会社
監視装置、監視システム、監視方法、および監視プログラム
1か月前
個人
1か月前
個人
ゴミ箱
1か月前
個人
包装体
2か月前
個人
構造体
9か月前
個人
収納用具
5か月前
個人
物品収納具
5か月前
個人
パウチ補助具
1か月前
個人
折り畳み水槽
2か月前
個人
掃除楽々ゴミ箱
6か月前
個人
開封用カッター
7か月前
個人
ダンボール宝箱
2か月前
個人
折りたたみコップ
8か月前
個人
チャック付き袋体
8か月前
個人
パウチ容器
8か月前
個人
圧縮収納袋
2か月前
個人
塗料容器用蓋
1か月前
積水樹脂株式会社
接着剤
1か月前
三甲株式会社
容器
4か月前
個人
粘着テープ剥がし具
3か月前
個人
伸縮するゴミ収納器
8か月前
株式会社イシダ
箱詰装置
4か月前
個人
粘着テープ剥がし具
6か月前
個人
チャック付き保存袋
7か月前
株式会社新弘
容器
1か月前
株式会社イシダ
包装装置
1か月前
個人
粘着テープ切断装置
4か月前
積水樹脂株式会社
接着剤
6か月前
三甲株式会社
容器
4か月前
株式会社新弘
容器
1か月前
三菱製紙株式会社
包装用紙
3か月前
個人
蓋付結束バンド
3か月前
三甲株式会社
トレー
6か月前
個人
装飾品展示台兼梱包箱
7か月前
株式会社デュプロ
包装装置
1か月前
続きを見る