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公開番号
2024120994
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-05
出願番号
2024107362,2020112934
出願日
2024-07-03,2020-06-30
発明の名称
製袋充填方法
出願人
キョーラク株式会社
代理人
SK弁理士法人
,
個人
,
個人
主分類
B65B
9/213 20120101AFI20240829BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】膨らみやすく、張りを持たせやすい包装袋の製袋充填方法を提供する。
【解決手段】充填工程と、挟みこみ工程と、横シール工程と、切断工程を備える、製袋充填方法であって、前記充填工程では、樹脂フィルムの下側を閉塞させた下側横シール部を備える筒体内に内容物を充填し、前記挟みこみ工程では、1対のシャッター部材で前記筒体の上方を挟みこみ、鉛直方向における前記シャッター部材と前記筒体との相対的な位置を変化させることにより、前記筒体の前記内容物を収容する部分に張りを持たせ、前記横シール工程では、前記内容物が充填された部位よりも高い位置において前記筒体に対して横シールを行うことによって横シール部を形成し、前記切断工程では、前記横シール部を切断して上下に分割することによって下流側の包装袋の上側横シール部と、上流側の筒体の下側横シール部を形成する方法が提供される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
充填工程と、挟みこみ工程と、横シール工程と、切断工程を備える、製袋充填方法であって、
前記充填工程では、樹脂フィルムの下側を閉塞させた下側横シール部を備える筒体内に内容物を充填し、
前記挟みこみ工程では、1対のシャッター部材で前記筒体の上方を挟みこみ、鉛直方向における前記シャッター部材と前記筒体との相対的な位置を変化させることにより、前記筒体の前記内容物を収容する部分に張りを持たせ、
前記横シール工程では、前記内容物が充填された部位よりも高い位置において前記筒体に対して横シールを行うことによって横シール部を形成し、
前記切断工程では、前記横シール部を切断して上下に分割することによって下流側の包装袋の上側横シール部と、上流側の筒体の下側横シール部を形成し、
前記上側横シール部及び前記下側横シール部の内縁の両端には外側に向かって凸となる左湾曲部及び右湾曲部が設けられ、前記上側横シール部及び前記下側横シール部の左右方向の長さをWsとし、前記左湾曲部及び前記右湾曲部の左右方向の長さをWl,Wrとすると、Wr/Ws及びWl/Wsは、それぞれ、0.1~0.4であり、
前記左湾曲部及び右湾曲部の曲率半径をRl,Rrとすると、Rl及びRrは、それぞれ、35~60mmである、方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、包装袋及び製袋充填方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、内容物を変質させる可能性のある加熱工程を行うことなく、充填物を保護するために必要な張りを筒状フィルムに持たせることができる包装袋の製袋充填方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-291907号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一方で、文献1のような形状のラミネートフィルム等を用いて製造した包装袋の場合、包装袋に張りを持たせたときに横シール部の近傍において包装袋が膨らみにくく、張りを持たせにくいため、改善の余地があった。
【0005】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、膨らみやすく、張りを持たせやすい包装袋の製袋充填方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によれば、充填工程と、挟みこみ工程と、横シール工程と、切断工程を備える、製袋充填方法であって、前記充填工程では、樹脂フィルムの下側を閉塞させた下側横シール部を備える筒体内に内容物を充填し、前記挟みこみ工程では、1対のシャッター部材で前記筒体の上方を挟みこみ、鉛直方向における前記シャッター部材と前記筒体との相対的な位置を変化させることにより、前記筒体の前記内容物を収容する部分に張りを持たせ、前記横シール工程では、前記内容物が充填された部位よりも高い位置において前記筒体に対して横シールを行うことによって横シール部を形成し、
前記切断工程では、前記横シール部を切断して上下に分割することによって下流側の包装袋の上側横シール部と、上流側の筒体の下側横シール部を形成し、前記上側横シール部及び前記下側横シール部の内縁の両端には外側に向かって凸となる左湾曲部及び右湾曲部が設けられ、前記上側横シール部及び前記下側横シール部の左右方向の長さをWsとし、前記左湾曲部及び前記右湾曲部の左右方向の長さをWl,Wrとすると、Wr/Ws及びWl/Wsは、それぞれ、0.1~0.4であり、前記左湾曲部及び右湾曲部の曲率半径をRl,Rrとすると、Rl及びRrは、それぞれ、35~60mmである、方法が提供される。
【0007】
このような構成とすることにより、膨らみやすく、張りを持たせやすい包装袋を製造することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
内容物が入っていない状態の包装袋1の平面図である。
内容物が入った状態の包装袋1の斜視図である。
フィルム2の層構成図である。
製袋充填機100の構成図である。
製袋充填機100の横シール機116近傍の拡大図であり、横シール機116で横シール部11を形成している状態を示す。
図5の状態から、横シール機116が開き、横シール部11がプレス兼カッター118の位置に移動した後の状態を示す。
図6の状態から、プレス兼カッター118で横シール部11を挟持している状態を示す。
図7の状態から、プレス兼カッター118及びしごきロール115が開いた後の状態を示す。
図8の状態から、内容物Wをさらに投入した後にしごきロール115が閉じた後の状態を示す。
図9の状態から、密着部3aがシャッター部材123の位置に移動した後の状態を示す。
図10の状態から、シャッター部材123が筒体3を挟み込み、垂直方向下方へ移動した状態を示す。
図11の状態から、横シール機116で横シール部11を形成している状態を示す。
図12の状態から、プレス兼カッター118で横シール部11を挟持している状態を示す。
図13の状態から、プレス兼カッター118及びしごきロール115が開いた後の状態を示す。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。また、各特徴事項について独立して発明が成立する。
【0010】
1.包装袋1
図1~図3に示すように、本発明の一実施形態の包装袋1は、フィルム2に縦シール部7を形成して構成された筒体3と、上側横シール部4と、下側横シール部5を備える。包装袋1内には、通常、内容物が充填されているが、図1では、便宜上、内容物が充填されていない状態の包装袋1を示している。内容物の例としては、フラワーペースト、ジャム、餡等の粘稠性食品が挙げられる。
(【0011】以降は省略されています)
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