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公開番号2024120239
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-05
出願番号2023026902
出願日2023-02-24
発明の名称マウント装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人あーく事務所
主分類B60K 5/12 20060101AFI20240829BHJP(車両一般)
要約【課題】車両衝突時にパワーユニットをサイドメンバから離脱させることが可能なマウント装置を提供する。
【解決手段】マウント装置100は、パワーユニット150とサイドメンバ160との間に介在されるものであり、パワーユニット150に取り付けられるパワーユニット側ブラケット1と、サイドメンバ160に取り付けられ、円筒部22を有する車体側ブラケット2と、円筒部22に設けられたマウントゴムと、マウントゴムから突出するように設けられ、パワーユニット側ブラケット1を支持する支持部材4とを備える。パワーユニット側ブラケット1は、基部11と、基部11から延びるアーム部12および13とを有する。アーム部12の先端12aは、支持部材4の前方側の端部と連結され、アーム部13の先端13aは、支持部材4の後方側の端部と連結されている。アーム部12は、アーム部13に比べて脆弱に構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
パワーユニットとサイドメンバとの間に介在されるマウント装置であって、
前記パワーユニットに取り付けられるパワーユニット側ブラケットと、
前記サイドメンバに取り付けられ、円筒部を有する車体側ブラケットと、
前記車体側ブラケットの円筒部に設けられたインシュレータと、
前記インシュレータから前方および後方に突出するように設けられ、前記パワーユニット側ブラケットを支持する支持部材とを備え、
前記パワーユニット側ブラケットは、前記パワーユニットに取り付けられる基部と、前記基部の前方側から延びる前側アーム部と、前記基部の後方側から延びる後側アーム部とを有し、
前記前側アーム部の先端は、前記支持部材の前方側の端部と連結され、
前記後側アーム部の先端は、前記支持部材の後方側の端部と連結され、
前記前側アーム部は、前記後側アーム部に比べて脆弱に構成されていることを特徴とするマウント装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、マウント装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、パワーユニットとサイドメンバとの間に介在されるマウント装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
マウント装置は、パワーユニットに取り付けられるパワーユニット側ブラケットと、サイドメンバに取り付けられる車体側ブラケットとを備えている。車体側ブラケットは円筒部を有し、その円筒部にはマウントゴムが圧入されている。マウントゴムから前方および後方に突出するように支持部材が設けられ、支持部材はパワーユニット側ブラケットを支持するように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-122704号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、上記のようなマウント装置では、車両衝突時にパワーユニットがサイドメンバから離脱されるようにすることが望ましい。
【0006】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、車両衝突時にパワーユニットをサイドメンバから離脱させることが可能なマウント装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明によるマウント装置は、パワーユニットとサイドメンバとの間に介在されるものであり、パワーユニットに取り付けられるパワーユニット側ブラケットと、サイドメンバに取り付けられ、円筒部を有する車体側ブラケットと、車体側ブラケットの円筒部に設けられたインシュレータと、インシュレータから前方および後方に突出するように設けられ、パワーユニット側ブラケットを支持する支持部材とを備える。パワーユニット側ブラケットは、パワーユニットに取り付けられる基部と、基部の前方側から延びる前側アーム部と、基部の後方側から延びる後側アーム部とを有する。前側アーム部の先端は、支持部材の前方側の端部と連結され、後側アーム部の先端は、支持部材の後方側の端部と連結されている。前側アーム部は、後側アーム部に比べて脆弱に構成されている。
【0008】
このように構成することによって、車両衝突時に、前側アーム部が破断された後に、後側アーム部と連結された支持部材が円筒部から引き抜かれるようにすることができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明のマウント装置によれば、車両衝突時にパワーユニットをサイドメンバから離脱させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態のマウント装置を示した平面図である。
図1のマウント装置を車両後方側から見た図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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