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公開番号2024119906
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-03
出願番号2024092146,2021207664
出願日2024-06-06,2021-06-28
発明の名称情報処理システム、情報処理方法、情報処理プログラム
出願人グリー株式会社
代理人弁理士法人坂本国際特許商標事務所
主分類G06T 19/00 20110101AFI20240827BHJP(計算;計数)
要約【課題】仮想空間においてアバターのような表示媒体の移動を適切に補助する。
【解決手段】仮想空間に位置する1つ以上の表示媒体を含む端末用の表示画像を描画する描画部と、ユーザからの入力を取得する取得部と、取得部により取得された一のユーザからの第1入力に基づいて、仮想空間における一のユーザに対応付けられる第1表示媒体の位置を変化させる位置変更部と、を備え、描画部は、第1表示媒体と他のユーザに対応付けられる第2表示媒体との間の位置関係を表す案内情報及び案内情報を補足する補足案内情報を、第1表示媒体に対応付けて描画し、補足案内情報は、第1表示媒体と第2表示媒体との間の距離に係る距離情報及び距離変化情報を含み、それらの変化態様が所定のマークの表示態様に反映して描画される、情報処理システムが開示される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
仮想空間に位置する1つ以上の表示媒体を含む端末用の表示画像を描画する描画部と、
ユーザからの入力を取得する取得部と、
前記取得部により取得された一のユーザからの第1入力に基づいて、仮想空間における前記一のユーザに対応付けられる第1表示媒体の位置を変化させる位置変更部と、を備え、
前記描画部は、前記第1表示媒体と他のユーザに対応付けられる第2表示媒体との間の位置関係を表す案内情報及び前記案内情報を補足する補足案内情報を、前記第1表示媒体に対応付けて描画し、
前記補足案内情報は、前記第1表示媒体と前記第2表示媒体との間の距離に係る距離情報及び距離変化情報を含み、それらの変化態様が所定のマークの表示態様に反映して描画される、情報処理システム。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記案内情報は、前記第1表示媒体に対応付けて、線又は曲線によって描画される、請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記距離情報は、前記第1表示媒体と前記第2表示媒体との間の距離が大きくなるほど前記所定のマークの数が増える態様で描画される、請求項1又は2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記距離変化情報は、前記第1表示媒体と前記第2表示媒体との間の距離が延伸する場合と短縮する場合とで、前記所定のマークの向きが異なる態様で描画される、請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記補足案内情報としての前記所定のマークは、全体として、延在方向が前記案内情報に係る線又は曲線として機能する、請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記補足案内情報としての前記所定のマークは、全体として、輝度又は色が流れを表す態様で順に変化する、請求項1から5のいずれか1項に記載の情報処理システム。
【請求項7】
前記所定のマークは、V字マークとして描画される、請求項1から5のいずれか1項に記載の情報処理システム。
【請求項8】
前記V字マークは、前記第1表示媒体と前記第2表示媒体との間の距離が延伸する場合には開放部が前記第1表示媒体の側を、前記第1表示媒体と前記第2表示媒体との間の距離が短縮する場合には屈曲部が前記第1表示媒体の側を、それぞれ向いて描画される、請求項7に記載の情報処理システム。
【請求項9】
前記案内情報は、前記第1表示媒体に対する案内ルートとして、推奨ルートに沿って描画される、請求項1から8のいずれか1項に記載の情報処理システム。
【請求項10】
前記推奨ルートは、前記一のユーザに見せたいコンテンツを提供するコンテンツ提供場所を通るルートとして設定される、請求項9に記載の情報処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理システム、情報処理方法、情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
仮想空間において部屋や氷の国といったような複数種類の空間部を設定し、特定の空間部に入るためのドアをアバターがいる空間部に配置する技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-109835号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
仮想空間を現実に模して広がりを有する空間として設計すると、所望の空間部へ到達するための各アバターの移動距離が比較的長くなる傾向となる。このような場合、ユーザが自身のアバターを所望の位置まで移動させる操作を容易に行うことができるように、適切に補助できると有用である。
【0005】
そこで、1つの側面では、本開示は、仮想空間においてアバターのような表示媒体の移動を適切に補助することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
1つの側面では、仮想空間に位置する1つ以上の表示媒体を含む端末用の表示画像を描画する描画部と、ユーザからの入力を取得する取得部と、前記取得部により取得された一のユーザからの第1入力に基づいて、仮想空間における前記一のユーザに対応付けられる第1表示媒体の位置を変化させる位置変更部と、を備え、前記描画部は、前記第1表示媒体と他のユーザに対応付けられる第2表示媒体との間の位置関係を表す案内情報及び前記案内情報を補足する補足案内情報を、前記第1表示媒体に対応付けて描画し、前記補足案内情報は、前記第1表示媒体と前記第2表示媒体との間の距離に係る距離情報及び距離変化情報を含み、それらの変化態様が所定のマークの表示態様に反映して描画される、情報処理システムが提供される。
【発明の効果】
【0007】
1つの側面では、本開示によれば、仮想空間においてアバターのような表示媒体の移動を適切に補助することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る仮想現実生成システムのブロック図である。
仮想現実生成システムにより生成可能な仮想空間の一例の説明図である。
端末用画像の一例を示す図である。
図3に示した端末用画像の一部(Q1部)であるグループ情報表示領域の説明図である。
仮想カメラのカメラパラメータの説明図である。
アバター移動案内機能に関連したサーバ装置の機能ブロック図の一例である。
ユーザデータベース内のデータの説明図である。
アバターデータベース内のデータの説明図である。
コンテンツ情報記憶部内のデータの説明図である。
チケット情報記憶部内のデータの説明図である。
グループ状態記憶部内のデータの説明図である。
ワープ領域を含む端末用画像の一例の説明図である。
距離情報の一例の説明図である。
距離情報の他の一例の説明図である。
案内情報の説明用の状況の一例を示す図である。
図12に示した状況下での案内情報の一例の説明図である。
案内情報の説明用の状況の他の一例を示す図である。
図14に示した状況下での案内情報の一例の説明図である。
図12に示した状況下での案内情報の他の一例の説明図である。
仮想空間内に2人の先行ユーザアバターが位置する状況下での案内情報の一例の説明図である。
補助情報の一例の説明図である。
チケット売場までの補助情報の誘導の説明図である。
仮想現実生成システムの各種動作のうちの、案内情報の描画とワープボタンの描画に関連した動作の一例を示す概略フローチャートである。
案内情報出力処理(図20のステップS2009)の一例を示す概略的なフローチャートである。
ワープ条件判定処理(図20のステップS2011)の一例を示す概略的なフローチャートである。
ユーザアバターに係るユーザからフレンドアバターに係るユーザへのリクエストが送信される場合の概略的なフローチャートである。
アバター移動案内機能に関連した端末装置の機能ブロック図の一例である。
図24に示す端末装置による動作例であって、端末画像生成部に関連した動作例を示す概略的なフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
【0010】
(仮想現実生成システムの概要)
図1を参照して、本発明の一実施形態に係る仮想現実生成システム1の概要について説明する。図1は、本実施形態に係る仮想現実生成システム1のブロック図である。仮想現実生成システム1は、サーバ装置10と、1つ以上の端末装置20と、を備える。図1では簡便のため、3つの端末装置20を図示しているが、端末装置20の数は2つ以上であればよい。
(【0011】以降は省略されています)

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