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公開番号2024119332
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-03
出願番号2023026152
出願日2023-02-22
発明の名称撮像装置
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類E03D 9/00 20060101AFI20240827BHJP(上水;下水)
要約【課題】便鉢内に噴霧される液体に起因する撮像の不具合を抑制する撮像装置を提供することを提供すること。
【解決手段】撮像装置100は、便鉢21の内部を撮像する撮像部110、撮像部110が取り付けられる取付板200、および、防水カバー400を具備する。便座50は、便鉢21の上部端後部22Bの上に位置する便座取付部90によって便鉢21に取り付けられるように構成されている。便座取付部90は、便鉢21の内部に向けて噴霧される液体が通過する噴霧口91を具備する。取付板200は、便鉢21と便座50との間に配置されるように構成されている。撮像部110は、便鉢21の内部を撮像する撮像素子部121を具備する。防水カバー400の少なくとも一部が、撮像素子部121と噴霧口と91の間に配置されている。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
上部端後部、便座の下に位置する上部端第1前部、および前記便座の下に位置する上部端第2前部から構成される環状上部端を有する便鉢の内部を撮像するための撮像装置であって、
前記便鉢の内部を撮像する撮像部、
前記撮像部が取り付けられる取付板、および、
防水カバー
を具備し、
前記便座は、前記上部端後部の上に位置する便座取付部によって前記便鉢に取り付けられるように構成されており、
前記便座取付部は、前記便鉢の内部に向けて噴霧される液体が通過する噴霧口を具備し、
前記取付板は、前記便鉢と前記便座との間に配置されるように構成されており、
前記撮像部は、前記便鉢の内部を撮像する撮像素子部を具備し、
前記防水カバーの少なくとも一部が、前記撮像素子部と前記噴霧口との間に配置されている、
撮像装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記防水カバーは、前記取付板に取り付けられている、
請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記取付板は、前記防水カバーが着脱自在に取り付けられるカバー取付部を具備する、
請求項2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記カバー取付部は、前記取付板の、前記環状上部端と対向する面に具備されている、
請求項3に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記防水カバーは、前記防水カバーを貫通する固定ネジによって前記カバー取付部に固定されている、
請求項3または4に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記防水カバーは、前記固定ネジが貫通する長尺状のネジ孔を具備し、かつ
前記長尺状のネジ孔は、その長手方向が前記固定ネジの貫通方向と直交する方向に平行になるように形成されている、
請求項5に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記撮像部は、
前記撮像素子部の少なくとも一部を内部に有するハウジング、を具備し、
前記防水カバーは、前記ハウジングの側方から、前記撮像素子部と前記噴霧口との間の位置まで突出している、
請求項1~4のいずれか一項に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記撮像素子部は、前記便鉢の内部に向かって斜め下方に伸びる方向に平行な光軸を有している、
請求項1~4のいずれか一項に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記取付板は、第1アーム板および固定板を具備し、
前記第1アーム板は、前記便座および前記上部端第1前部に挟まれるように、前記上部端第1前部上に配置されるように構成されており、
前記固定板は、前記上部端後部に固定されるように構成されており、
前記撮像部および前記防水カバーは、前記第1アーム板に取り付けられており、
前記第1アーム板は、第1ヒンジ、第1アーム板前部および第1アーム板後部を具備し、
前記第1アーム板前部および前記第1アーム板後部の間に前記第1ヒンジが挟まれるように、前記第1アーム板前部および前記第1アーム板後部は前記第1ヒンジにより互いに連結されており、
前記第1アーム板後部は、前記固定板に接続されており、かつ
前記第1アーム板前部は、前記第1ヒンジを揺動中心として水平に配置された状態および鉛直に立てられた状態の間で揺動可能に構成されている、
請求項2~4のいずれか一項に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記第1アーム板後部には、前記第1アーム板後部の後端から後方に向けて突出する第1突出棒が設けられており、
前記固定板の前面には、第1挿入口が設けられており、
前記固定板の内部には、前記第1挿入口に連通している第1凹部が設けられており、かつ
前記第1突出棒は、前記第1挿入口を介して前記第1凹部に挿入可能かつ引出可能に構成されている、
請求項9に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、便器に取り付けられて便鉢の内部を撮像する撮像装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、便器に取り付けられるカメラ部を有する排尿支援装置が開示されている。この排尿支援装置の装置本体は、便器に着脱自在に取り付け可能な逆U字形状を有しており、便器のボウル部(すなわち、便鉢)の内側に配置される部分に、カメラ部および照明部が収容されている。この排尿支援装置によれば、患者が着座した便器の内部空間で、照明部より光を照射しながら局部の状況をカメラ部によって撮影することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6208707号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来、便座を便鉢に取り付ける部材の一部から液体を噴霧して、便鉢の汚れ付着防止または除菌を行う便座装置が存在する。この便座装置が取り付けられた便鉢に、特許文献1に開示された排尿支援装置を取り付けた場合、カメラ部は、便鉢内に配置されるため、便座装置から噴霧された液体がカメラ部に付着しやすい。カメラ部に液体が付着した場合、撮影した画像が不鮮明になる等、正常な撮影が不可能となる場合等がある。
【0005】
本開示は、本願発明者が上記課題に新たに着目することによってなされたものであり、便鉢の内部を撮像する撮像装置であって、便鉢内に噴霧される液体に起因する撮像の不具合を抑制する撮像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る撮像装置は、上部端後部、便座の下に位置する上部端第1前部、および前記便座の下に位置する上部端第2前部から構成される環状上部端を有する便鉢の内部を撮像するための撮像装置であって、前記便鉢の内部を撮像する撮像部、前記撮像部が取り付けられる取付板、および、防水カバーを具備し、前記便座は、前記上部端後部の上に位置する便座取付部によって前記便鉢に取り付けられるように構成されており、前記便座取付部は、前記便鉢の内部に向けて噴霧される液体が通過する噴霧口を具備し、前記取付板は、前記便鉢と前記便座との間に配置されるように構成されており、前記撮像部は、前記便鉢の内部を撮像する撮像素子部を具備し、前記防水カバーの少なくとも一部が、前記撮像素子部と前記噴霧口との間に配置されている。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、便鉢内に噴霧される液体に起因する撮像の不具合を抑制する撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態における撮像装置が取り付けられた便器装置の外観を示す斜視図である。
便座が上げられた便器装置を示す斜視図である。
便器装置の第1の分解斜視図である。
撮像装置から撮像部および防水カバーが取り外された便器装置を示す斜視図である。
取付板の取付本体部を上げた便器装置を示す斜視図である。
実施の形態における防水カバーの外観を示す斜視図である。
実施の形態における防水カバーの外観を上面図である。
実施の形態における防水カバーの配置位置を示す上面図である。
実施の形態における防水カバーの配置位置を示す底面図である。
取付板が具備するカバー取付部を示す斜視図である。
実施の形態における防水カバーの配置位置および姿勢の第1の例を示す底面図である。
実施の形態における防水カバーの配置位置および姿勢の第2の例を示す底面図である。
実施の形態における防水カバーの配置位置および姿勢の第3の例を示す底面図である。
実施の形態における撮像装置の分解斜視図である。
実施の形態における便器装置の第2の分解斜視図である。
実施の形態における位置調整機構の分解斜視図である。
実施の形態における軸孔板および支持体を斜め下方から見た場合の外観を示す斜視図である。
実施の形態における取付板の位置調整の第1の例を示す平面図である。
実施の形態における取付板の位置調整の第2の例を示す平面図である。
実施の形態における取付板の位置調整の第3の例を示す平面図である。
実施の形態における取付板の位置調整の第4の例を示す平面図である。
実施の形態における撮像部の分解斜視図である。
実施の形態の変形例における撮像装置の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しながら、本開示の実施の形態およびその変形例における撮像装置について説明する。なお、以下で説明する実施の形態および変形例は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態およびその変形例で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態などは、一例であり、本開示を限定する主旨ではない。また、各図において、寸法は厳密に図示したものではない。
【0010】
以下の説明および図面中において、前後方向はY軸方向である。上下方向はZ軸方向である。左右方向はX軸方向である。X軸方向、Y軸方向、およびZ軸方向は、互いに直交する。X軸プラス方向は「左方向」である。X軸マイナス方向は「右方向」である。Y軸プラス方向は「前方向」である。Y軸マイナス方向は「後方向」である。Z軸プラス方向は「上方向」である。Z軸マイナス方向は「下方向」である。
(【0011】以降は省略されています)

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