TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024119286
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-03
出願番号2023026075
出願日2023-02-22
発明の名称壁パネル
出願人YKK AP株式会社
代理人弁理士法人樹之下知的財産事務所
主分類E06B 1/36 20060101AFI20240827BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】現場作業を軽減でき、かつ、高品質の壁面を構成できるとともに、構造を簡易にできてコストを低減できるパネルを提供すること。
【解決手段】壁パネル1は、左右の縦材23、24と、縦材23、24に連結される上材および下材とを備えて建物の壁面を構成する壁パネルであって、左右の縦材23、24、上材、下材で区画される開口に配置される障子7と、縦材23、24、上材、下材のいずれかに固定される枠側固定部11と、障子7に固定される障子側固定部12とを有する機能部品としてのヒンジ10と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
左右の縦材と、前記縦材に連結される上材および下材とを備えて建物の壁面を構成する壁パネルであって、
前記左右の縦材、前記上材、前記下材で区画される開口に配置される障子と、
前記縦材、前記上材、前記下材のいずれかに固定される枠側固定部と、前記障子に固定される障子側固定部とを有する機能部品と、
を備えることを特徴とする壁パネル。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
請求項1に記載の壁パネルにおいて、
前記機能部品は、前記障子を前記縦材、前記上材、前記下材のいずれかに対して開閉可能に支持する
ことを特徴とする壁パネル。
【請求項3】
請求項1に記載の壁パネルにおいて、
前記左右の縦材、前記上材、前記下材は、見付け面を有し、
前記見付け面には、カバー材が取り付けられ、
前記枠側固定部は、前記カバー材を介して前記縦材、前記上材、前記下材のいずれかに固定されている
ことを特徴とする壁パネル。
【請求項4】
請求項1に記載の壁パネルにおいて、
前記縦材、前記上材、前記下材は木製である
ことを特徴とする壁パネル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、建物の壁面を構成する壁パネルに係り、特に窓用の開口を有する壁パネルに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
建築物の柱および梁の躯体に取り付けられて壁面を構成する壁面ユニットが知られている(例えば特許文献1参照)。この壁面ユニットは、躯体開口枠および建具を備えて構成される。躯体開口枠は、左右の縦材と、左右の縦材の上端間および下端間にそれぞれ連結される上下の横材と、左右の縦材間に設けられるまぐさと、窓台とを備えて構成される。
建具は、枠体および障子を備えて構成される。この建具は、枠体を左右の縦材、まぐさ、窓台に取り付けることで躯体開口枠に取り付けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6923409号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記壁面ユニットは、工場等で製造し、建築現場に搬送して躯体に取り付けることができるため、現場作業を軽減でき、かつ、高品質の壁面を構成できる。このような壁面ユニットの利点を活かしつつ、さらに構造を簡易にできてコストも低減できる壁面ユニットとして利用可能なパネルが求められている。
本発明の目的は、現場作業を軽減でき、かつ、高品質の壁面を構成できるとともに、構造を簡易にできてコストを低減できるパネルを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の壁パネルは、左右の縦材と、前記縦材に連結される上材および下材とを備えて建物の壁面を構成する壁パネルであって、前記左右の縦材、前記上材、前記下材で区画される開口に配置される障子と、前記縦材、前記上材、前記下材のいずれかに固定される枠側固定部と、前記障子に固定される障子側固定部とを有する機能部品と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明の壁パネルによれば、現場作業を軽減でき、かつ、高品質の壁面を構成できるとともに、構造を簡易にできてコストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施形態の壁パネルを示す内観姿図である。
前記実施形態の壁パネルを示す縦断面図である。
前記実施形態のパネルを示す横断面図である。
前記実施形態の壁パネルのパネル枠、アタッチメントおよびカバー材を示す縦断面図である。
前記実施形態の壁パネルのパネル枠、アタッチメントおよびカバー材を示す横断面図である。
前記実施形態の壁パネルの要部を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1から図5に示すように、本実施形態の壁パネル1は、建築物に取り付ける際に単一の構造体として取り扱われるものであり、パネル枠2と、表面材3と、断熱材4と、アタッチメント5と、カバー材6と、障子7とを備えている。本実施形態では、パネル枠2に対して室内側に開く内開き窓用の障子7を壁パネル1に組み込んでいる。
なお、図1は、壁パネル1を室内側から見た内観姿図であり、図2および図3は、壁パネル1の縦断面図および横断面図であり、図4および図5は、障子7を省略した壁パネル1の縦断面図および横断面図である。なお、各断面図では、アタッチメント5、カバー材6、障子7の断面を示すハッチングを省略している。また、以下の説明において、壁パネル1の左右方向をX軸方向とし、壁パネル1の上下方向をY軸方向とし、壁パネル1の見込み方向(屋内外方向)をZ軸方向とする。X,Y,Z軸方向は互いに直交する。
【0009】
パネル枠2は、図1に示すように、上材21と、下材22と、左右の縦材23、24と、縦材23、24の上端間および下端間にそれぞれ取り付けられる横材25、26とを備えて枠状に構成されている。縦材23、24と横材25、26とは横勝ちで枠組みされている。上材21、下材22は、縦材23、24間に掛け渡されて取り付けられている。上材21および横材25間と、下材22および横材26間には、縦桟27、28が配置されている。
縦材23、24は、上下の横材25、26に連結される主縦材231、241と、主縦材231、241の内周側の側面に固定され、上材21および下材22間に配置された中間縦材232、242とを備えている。
【0010】
縦材23、24を構成する主縦材231、241および中間縦材232、242と、上材21と、下材22と、上下の横材25、26と、縦桟27、28とは、それぞれ木製(中実材)であり、ネジや釘などで互いに連結されている。
パネル枠2は、上材21、下材22、中間縦材232、242で区画される開口29を有する。
なお、縦材23、24は、別体の主縦材231、241および中間縦材232、242で構成されるものに限定されず、木材を加工して主縦材231、241および中間縦材232、242が一体に構成された縦材23、24を用いてもよい。また、縦材23、24は、全長にわたって同一断面形状に構成してもよい。
パネル枠2に形成する開口29の位置や高さ寸法によっては、上材21と横材25とを一体に構成してもよいし、下材22と横材26とを一体に構成してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

YKK AP株式会社
複合部材及び建具
4日前
個人
ドア開扉装置
20日前
個人
ロールスクリーン
10日前
個人
防犯網戸システム
1か月前
三協立山株式会社
建具
24日前
アルインコ株式会社
作業台
1か月前
株式会社ピースメイン
引戸用養生具
4日前
三協立山株式会社
開口部装置
19日前
三協立山株式会社
開口部装置
1か月前
三協立山株式会社
開口部装置
1か月前
富士フイルム株式会社
居室設備
1か月前
株式会社LIXIL
建具
1か月前
株式会社LIXIL
建具
1か月前
株式会社LIXIL
建具
1か月前
株式会社LIXIL
建具
28日前
株式会社LIXIL
建具
1か月前
株式会社LIXIL
建具
2か月前
株式会社LIXIL
建具
1か月前
株式会社高橋監理
防火設備用の非常出入引戸
1か月前
三和シヤッター工業株式会社
扉体
4日前
株式会社ナカオ
昇降台及びその設置方法
20日前
三和シヤッター工業株式会社
扉体
1か月前
三和シヤッター工業株式会社
扉体
1か月前
三和シヤッター工業株式会社
扉体
1か月前
三和シヤッター工業株式会社
扉体
1か月前
株式会社LIXIL
サッシ
1か月前
株式会社LIXIL
サッシ
1か月前
株式会社 浅原
建物の出入口部開閉装置
1か月前
株式会社ニチベイ
電動ブラインド
1か月前
三和シヤッター工業株式会社
開き戸
1か月前
株式会社LIXIL
引違い窓
1か月前
三和シヤッター工業株式会社
ドア装置
1か月前
株式会社長尾木鋼
網戸
12日前
三和シヤッター工業株式会社
ドア装置
1か月前
三和シヤッター工業株式会社
ドア装置
1か月前
三和シヤッター工業株式会社
ドア装置
1か月前
続きを見る