TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024118946
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-02
出願番号
2023025565
出願日
2023-02-21
発明の名称
駆動制御装置、液体吐出装置、液体吐出システム、制御方法および制御プログラム
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B05C
11/10 20060101AFI20240826BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約
【課題】液体吐出ヘッドのメンテナンス頻度を低減させる。
【解決手段】液体を吐出する複数のノズルと、複数のノズルの各々を開閉する複数の弁体と、複数の弁体の各々を駆動する複数のアクチュエータと、を備える液体吐出ヘッドの駆動制御装置であって、駆動制御装置は、ノズルを弁体に閉鎖させる閉鎖電圧をアクチュエータに印加可能であり、ノズルが閉鎖状態から開放状態へ移行する電圧を閾値電圧とした場合に、複数のノズルのうち、閾値電圧の高いノズルに対応する閉鎖電圧が、閾値電圧の高いノズルよりも閾値電圧の低いノズルに対応する閉鎖電圧と比べて高くなるように複数のアクチュエータに印加する閉鎖電圧を制御する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
液体を吐出する複数のノズルと、前記複数のノズルの各々を開閉する複数の弁体と、前記複数の弁体の各々を駆動する複数のアクチュエータと、を備える液体吐出ヘッドの駆動制御装置であって、前記駆動制御装置は、
前記ノズルを前記弁体に閉鎖させる閉鎖電圧を前記アクチュエータに印加可能であり、
前記ノズルが閉鎖状態から開放状態へ移行する電圧を閾値電圧とした場合に、前記複数のノズルのうち、前記閾値電圧の高い前記ノズルに対応する前記閉鎖電圧が、前記閾値電圧の高い前記ノズルよりも前記閾値電圧の低い前記ノズルに対応する前記閉鎖電圧と比べて高くなるように前記アクチュエータに印加する前記閉鎖電圧を制御する、駆動制御装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記駆動制御装置は、前記複数のノズルのうち、前記閾値電圧の高い前記ノズルに対応する前記閉鎖電圧と該閾値電圧との差と、前記閾値電圧の低い前記ノズルに対応する前記閉鎖電圧と該閾値電圧との差との差が、所定の値以下になるように前記アクチュエータに印加する前記閉鎖電圧を制御する、請求項1に記載の駆動制御装置。
【請求項3】
前記駆動制御装置は、前記ノズルを前記弁体に開放させる開放電圧を前記アクチュエータに印加可能であり、前記複数のノズルのうち、前記閾値電圧の高い前記ノズルに対応する前記開放電圧が、前記閾値電圧の高い前記ノズルよりも前記閾値電圧の低い前記ノズルに対応する前記開放電圧と比べて高くなるように前記アクチュエータに印加する前記開放電圧を制御する、請求項1または2に記載の駆動制御装置。
【請求項4】
前記駆動制御装置は、前記ノズルを前記弁体に開放させる開放電圧を前記アクチュエータに印加可能であり、前記複数のノズルのうち、前記閾値電圧の高い前記ノズルに対応する前記開放電圧と該閾値電圧との差と、前記閾値電圧の低い前記ノズルに対応する前記開放電圧と該閾値電圧との差との差が、所定の値以下になるように前記アクチュエータに印加する前記開放電圧を制御する、請求項1または2に記載の駆動制御装置。
【請求項5】
液体を吐出する複数のノズルと、前記複数のノズルの各々を開閉する複数の弁体と、前記複数の弁体の各々を駆動する複数のアクチュエータと、を備える液体吐出ヘッドの駆動制御装置であって、前記駆動制御装置は、
前記ノズルを前記弁体に閉鎖させる閉鎖電圧を前記アクチュエータに印加可能であり、
前記アクチュエータに印加する電圧の変化に対する前記ノズルの流量の変化が最大を示す電圧を中間電圧とした場合に、前記複数のノズルのうち、前記中間電圧の高い前記ノズルに対応する前記閉鎖電圧が、前記中間電圧の高い前記ノズルよりも前記中間電圧の低い前記ノズルに対応する前記閉鎖電圧と比べて高くなるように前記アクチュエータに印加する前記閉鎖電圧を制御する、駆動制御装置。
【請求項6】
前記駆動制御装置は、前記複数のノズルのうち、前記中間電圧の高い前記ノズルに対応する前記閉鎖電圧と該中間電圧との差と、前記中間電圧の低い前記ノズルに対応する前記閉鎖電圧と該中間電圧との差との差が、所定の値以下になるように前記アクチュエータに印加する前記閉鎖電圧を制御する、請求項5に記載の駆動制御装置。
【請求項7】
前記駆動制御装置は、前記ノズルを前記弁体に開放させる開放電圧を前記アクチュエータに印加可能であり、前記複数のノズルのうち、前記中間電圧の高い前記ノズルに対応する前記開放電圧が、前記中間電圧の高い前記ノズルよりも前記中間電圧の低い前記ノズルに対応する前記開放電圧と比べて高くなるように前記アクチュエータに印加する前記開放電圧を制御する、請求項5または6に記載の駆動制御装置。
【請求項8】
前記駆動制御装置は、前記ノズルを前記弁体に開放させる開放電圧を前記アクチュエータに印加可能であり、前記複数のノズルのうち、前記中間電圧の高い前記ノズルに対応する前記開放電圧と該中間電圧との差と、前記中間電圧の低い前記ノズルに対応する前記開放電圧と該中間電圧との差との差が所定の値以下になるように前記アクチュエータに印加する前記開放電圧を制御する、請求項5または6に記載の駆動制御装置。
【請求項9】
請求項1または2に記載の駆動制御装置と、
前記液体吐出ヘッドと、
を備える、液体吐出装置。
【請求項10】
請求項9に記載の液体吐出装置と、
前記ノズルの流量を測定する流量計と、
前記流量と、前記アクチュエータに印加される電圧との関係を解析する流量解析部と、
解析した結果を前記液体吐出装置にフィードバックする通信回路と、
を備える、液体吐出システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、駆動制御装置、液体吐出装置、液体吐出システム、制御方法および制御プログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、液体を吐出する液体吐出ヘッドの駆動制御装置が知られている。
【0003】
特許文献1には、ニードル弁によりノズルを開閉するバルブ式の液体吐出ヘッドが開示されている。ニードル弁は先端に合成樹脂を備え、ノズルをニードル弁により閉鎖する際に合成樹脂を変形させるようにノズル板に押圧することで漏れなくノズルを閉鎖することができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術においては、部品加工または組み立ての精度等に起因してノズル板に対する弁体の押し込み量がばらつくため、吐出の繰り返しによってチャンネル間で弁体の摩耗量がばらつき、メンテナンス頻度が増加する傾向がある。
【0005】
そこで、本発明は、上記課題に鑑み、液体吐出ヘッドのメンテナンス頻度を低減させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明の一態様によれば、
液体を吐出する複数のノズルと、前記複数のノズルの各々を開閉する複数の弁体と、前記複数の弁体の各々を駆動する複数のアクチュエータと、を備える液体吐出ヘッドの駆動制御装置であって、前記駆動制御装置は、
前記ノズルを前記弁体に閉鎖させる閉鎖電圧を前記アクチュエータに印加可能であり、前記ノズルが閉鎖状態から開放状態へ移行する電圧を閾値電圧とした場合に、前記複数のノズルのうち、前記閾値電圧の高いノズルに対応する前記閉鎖電圧が、前記閾値電圧の高い前記ノズルよりも前記閾値電圧の低いノズルに対応する前記閉鎖電圧と比べて高くなるように前記アクチュエータに印加する前記閉鎖電圧を制御する、駆動制御装置が提供される。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、液体吐出ヘッドのメンテナンス頻度を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る液体吐出ヘッドの斜視図である。
第1実施形態に係る液体吐出ヘッドのA-A断面図である。
第1実施形態に係る液体吐出モジュールの断面図(a)及び拡大図(b)である。
第1実施形態に係る液体吐出モジュールの動作図(a)~(f)である。
第1実施形態に係る液体吐出モジュールの弁体位置と流量の関係図である。
第1実施形態に係る液体供給機構の構成図である。
第1実施形態に係る液体吐出装置の全体構成図である。
第1実施形態に係る液体吐出装置の制御構成のブロック図である。
実施例に係る駆動波形を示す図(a)~(b)である。
実施例に係る各チャンネルの流量曲線を示す図(a)~(b)である。
実施例に係る測定電圧に対する流量変化量を示す図(a)~(b)である。
第1実施形態に係る液体吐出システムの構成図である。
第1実施形態に係る液体吐出システムの動作を示すフローチャートである。
第2実施形態に係る塗布装置の構成図である。
第2実施形態に係る塗布装置の使用例を示す図(a)~(b)である。
第3実施形態に係る電極製造方法および電極製造装置を示す図(a)~(b)である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。各図面において、同一構成要素には同一符号を付与し、重複した説明を適宜省略する。各図面の説明において、上下左右等の方向を示す表現は一例であり、実施形態に係る構成要素の方向を制限するものではない。本発明の実施形態に関する用語の定義については、実施形態の最後に説明する。
【0010】
<第1実施形態>
先ず、第1実施形態に係る液体吐出ヘッド10および液体吐出ユニット60について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
中外炉工業株式会社
塗布装置
2か月前
株式会社シロハチ
換気ブース
27日前
東レエンジニアリング株式会社
塗布装置
6日前
株式会社オンテックス
塗料塗布具
8日前
株式会社ワークス
高圧散水機
2か月前
株式会社テクノコア
液体噴霧用ノズル
29日前
大日本塗料株式会社
塗装方法および塗料セット
1か月前
コニシセイコー株式会社
ミスト発生装置
1か月前
株式会社三鷹ホールディングス
薬液噴霧器
6日前
株式会社吉野工業所
泡吐出器
2か月前
ベステラ株式会社
PCB含有塗膜の無害化システム
2か月前
株式会社吉野工業所
液体噴出器
1か月前
株式会社吉野工業所
吐出器
2か月前
株式会社オプトラン
成膜方法及び成膜装置
8日前
株式会社大気社
塗装装置
1か月前
株式会社不二越
加熱装置
1か月前
有限会社バベッジ
液状物供給装置及び液状物供給方法
1か月前
株式会社不二越
塗布装置
1か月前
株式会社レゾナック
複合材料の製造方法
2か月前
株式会社いけうち
ノズル
2か月前
パナソニックIPマネジメント株式会社
噴霧装置
6日前
旭サナック株式会社
塗料吐出量測定システム
1か月前
旭サナック株式会社
塗料吐出量判定システム
1か月前
株式会社SUBARU
塗布剤整形装置及び塗布剤整形方法
1か月前
カシオ計算機株式会社
印刷装置
6日前
旭化成株式会社
ノズルおよびノズル装置
2か月前
株式会社リコー
塗装装置、塗装方法およびプログラム
2か月前
株式会社ディスコ
液状樹脂塗布装置
20日前
全智新系統科技股分有限公司
回転塗布装置
28日前
株式会社吉野工業所
トリガー式液体噴出器
1か月前
株式会社吉野工業所
トリガー式液体噴出器
1か月前
株式会社アクトクリエイティブトラスト
塗装装置および塗装方法
1か月前
株式会社クボタ
塗装方法及び塗装系
7日前
オングリットホールディングス株式会社
ボルトマーキング用吐出具
27日前
キヤノン株式会社
記録装置、および記録方法
2か月前
トリニティ工業株式会社
塗装設備管理システム、塗料堆積重量予測方法
20日前
続きを見る
他の特許を見る