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公開番号2024118345
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-30
出願番号2023024710
出願日2023-02-20
発明の名称推定装置、推定方法及び推定プログラム
出願人LINEヤフー株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20240823BHJP(計算;計数)
要約【課題】効率的に、利用者とあらかじめ紐づく事象情報が示す事象の発生または達成態様を推定し、利用者に通知する。
【解決手段】本願に係る推定装置は、推定部が、事象を示す事象情報であって、利用者とあらかじめ紐づく事象情報が示す事象が生じる確度を推定し、通知部が、推定結果に応じて事象の発生を通知することにより、慣習的なカテゴリ名、キーワード、人物名等によりふるい分けられた一般利用者向けの事象配信情報はなく、利用者ごとにカスタマイズされたタイムリーな事象配信情報について、利用者とあらかじめ紐づく事象情報が示す事象の発生または達成態様を利用者に提供することを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
事象を示す事象情報であって、利用者とあらかじめ紐づく事象情報が示す事象が生じる確度を推定する推定部と、
前記推定部による推定結果に応じて事象の発生を通知する通知部と
を有することを特徴とする推定装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記通知部は、前記推定結果に応じて、前記事象に係る所定のタイミングで、前記事象の発生を通知する
ことを特徴とする請求項1に記載の推定装置。
【請求項3】
前記推定部は、所定の方法で抽出された事象配信情報において、前記事象情報に含まれる所定の単語が、所定の出現態様で出現している場合に、当該所定の出現態様に対応して算出される所定の数値を前記事象情報が示す事象が生じる確度と推定する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の推定装置。
【請求項4】
前記推定部は、前記事象情報に含まれる所定の単語について、所定の方法で抽出された事象配信情報における当該所定の単語の間の共起関係と距離とを用いて所定の方法で算出された数値に基づき、前記事象情報が示す事象が生じる確度を推定する
ことを特徴とする請求項3に記載の推定装置。
【請求項5】
前記推定部は、前記事象情報に含まれる所定の単語について、所定の方法で抽出された事象配信情報における当該所定の単語の間の共起関係と距離とを入力すると前記事象情報に含まれる当該所定の単語に係る事象が生じる確度に対応する数値を出力するモデルを用いて、前記事象情報が示す事象について、当該モデルにより算出された数値に基づき、前記事象情報が示す事象が生じる確度を推定する
ことを特徴とする請求項4に記載の推定装置。
【請求項6】
前記通知部は、前記推定部による推定結果に応じて、前記事象情報が示す事象が発生したタイミングで、当該事象の発生を所定のプッシュ通知により通知する
ことを特徴とする請求項2に記載の推定装置。
【請求項7】
所定の情報配信リソース及びソーシャルメディアから所定の事象配信情報を取得する取得部
を有することを特徴とする請求項1に記載の推定装置。
【請求項8】
前記取得部は、利用者が所定の方法で選択した所定の事象配信情報を取得する
ことを特徴とする請求項7に記載の推定装置。
【請求項9】
前記取得部は、所定の方法で、所定の情報配信リソース及びソーシャルメディアから利用者とあらかじめ紐づく事象情報を取得する
ことを特徴とする請求項7に記載の推定装置。
【請求項10】
所定の情報配信リソース及びソーシャルメディアから事象配信情報を受信する受信部
を有することを特徴とする請求項1に記載の推定装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、推定装置、推定方法及び推定プログラムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、国内外の政治、経済、紛争、スポーツ、芸能、医療等の事象に係る情報が絶え間なく配信され、情報配信サイト等を視聴する利用者にとって、フォローしたい事象に係るタイムリーな配信情報の視聴を逃してしまうことが多々あると考えらえる。従来、事象をフォローする場合、政治、経済、科学、スポーツ、エンターテインメント等、事象に係る配信情報に対応する慣習的なカテゴリ名、キーワード、人物名等を用いて、所定の事象に係る配信情報を取得、検索等するのが一般的である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-296338号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、情報配信サイト等を視聴する利用者は、慣習的なカテゴリ名、キーワード、人物名等によりふるい分けられた一般利用者向けの事象配信情報だけではなく、所定の事象に係る配信情報であって、利用者ごとにカスタマイズされたタイムリーな情報を取得したい場合がある。しかしながら、従来技術では、慣習的なカテゴリ名、キーワード、人物名等によりふるい分けられた事象配信情報が、利用者に対して大量に配信され、利用者がフォローしたい事象について、事象の検索に時間を費やすという問題があった。
【0005】
本願は、上記に鑑み、事象を示す事象情報であって、利用者とあらかじめ紐づく事象情報が示す事象が生じる確度を推定し、推定結果に応じて事象の発生を通知することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願に係る推定装置は、事象を示す事象情報であって、利用者とあらかじめ紐づく事象情報が示す事象が生じる確度を推定する推定部と、推定結果に応じて事象の発生を通知する通知部とを備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
実施形態の一態様によれば、効率的に、事象を示す事象情報であって、利用者とあらかじめ紐づく事象情報が示す事象が生じる確度を推定し、推定結果に応じて事象の発生を通知することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、利用者とあらかじめ紐づく事象情報が示す事象が生じる確度を推定する推定処理の一例を示す図である。
図2は、事象配信情報から事象を抽出するための事象用語データの一例を示す図である。
図3は、事象情報が示す事象が生じる確度を推定する推定処理の一例を示す図である。
図4は、実施形態に係る推定装置の構成例を示す図である。
図5は、実施形態に係る推定装置によって実行される、利用者とあらかじめ紐づく事象情報が示す事象が生じる確度を推定し、推定結果に応じて事象の発生を通知する処理手順を示すフローチャートである。
図6は、ハードウエア構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本願に係る推定装置、推定方法及び推定プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る推定装置、推定方法及び推定プログラムが限定されるものではない。1つまたは複数の実施形態の詳細は、以下の説明および図面に記載される。また、1つまたは複数の実施形態の各々は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。また、以下の1つまたは複数の実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0010】
〔1.推定処理について〕
まず、図1を参照して、実施形態に係る推定処理の一例について説明する。図1は、利用者端末装置10

において起動されたスポーツ情報を提供するスポーツナビゲーション・アプリケーション(以下、スポーツナビ、スポーツナビアプリ、またはナビアプリとも表記する)の一例である。例えば、ナビアプリの編集部がピックアップした「編集部ピックアップ」における事象配信情報について、利用者がフォローしたい事象に係る配信情報がある場合、利用者は、各事象配信情報に対応したチェックボックスにチェックマークを付け、事象配信情報を選択する。推定装置100は、利用者が選択した事象配信情報を利用者端末装置10

から取得する(ステップS11)。「編集部ピックアップ」における事象配信情報については、例えば、利用者によりピックアップされた所定の事象に係る語彙に基づき設定された事象配信情報であってもよい。また、例えば、利用者により入力されたフリーワードや他の利用者により入力されたフリーワードを用いて、事象配信について機械学習された事象配信情報であってもよい。推定装置100は、所定の事象配信リソース等から取得した事象配信情報と利用者端末装置10

から取得した事象配信情報とから、所定の方法で、事象の発生または達成に係る事象情報を抽出する(ステップS12)。推定装置100は、「事象情報」として、事象の発生または達成に係る事象情報を利用者端末装置10

に提供する(ステップS13)。「事象情報」について、利用者がフォローしたい事象に係る事象情報がある場合、利用者は、各事象情報に対応したチェックボックスにチェックマークを付け、事象情報をフォローする。推定装置100は、利用者がフォローした事象情報を利用者端末装置10

から取得する(ステップS14)。推定装置100は、利用者によりフォローされた事象情報に含まれる事象について、所定の発生または達成態様を推定し、利用者がフォローした事象情報が示す事象が生じる確度を推定し(ステップS15)、事象が生じる確度に応じて、「マイトピックス」として、利用者に事象の発生または達成態様を利用者端末装置10

に通知する(ステップS16)。
(【0011】以降は省略されています)

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