TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024118255
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-30
出願番号
2023024597
出願日
2023-02-20
発明の名称
医用画像処理装置、医用画像処理方法及びプログラム
出願人
国立大学法人 東京大学
,
キヤノンメディカルシステムズ株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
A61B
6/03 20060101AFI20240823BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】医用画像が非特異的な構造を含む場合に、計測の精度を向上させること。
【解決手段】実施形態に係る医用画像処理装置は、取得部と、特定部と、算出部と、補正部とを備える。取得部は、医用画像データを取得する。特定部は、前記医用画像データに含まれる第1の領域と、前記第1の領域と関連する第2の領域とを特定する。算出部は、前記第2の領域に関する特徴量を算出する。補正部は、前記特徴量に基づいて、前記第1の領域に関する情報を補正する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
医用画像データを取得する取得部と、
前記医用画像データに含まれる第1の領域と、前記第1の領域と関連する第2の領域とを特定する特定部と、
前記第2の領域に関する特徴量を算出する算出部と、
前記特徴量に基づいて、前記第1の領域に関する情報を補正する補正部と、
を備える、医用画像処理装置。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記補正部は、前記特徴量に基づいた補正方法で前記第1の領域に関する情報を補正する、請求項1に記載の医用画像処理装置。
【請求項3】
前記特徴量と、前記補正方法とが対応付けられたテーブルを記憶する記憶部を更に備え、
前記補正部は、前記特徴量と前記テーブルとに基づいて、前記第1の領域に関する情報を補正する、請求項2に記載の医用画像処理装置。
【請求項4】
前記特定部は、前記第1の領域に関する情報の算出に影響する領域を前記第2の領域として特定する、請求項1から3のいずれか1つに記載の医用画像処理装置。
【請求項5】
前記第2の領域は、石灰化領域である、請求項1に記載の医用画像処理装置。
【請求項6】
前記取得部は、大動脈弁を含む画像データを前記医用画像データとして取得し、
前記補正部は、前記第2の領域の容積及び弁尖の前記第2の領域の重心からの距離に基づいて、前記補正方法を選択する、請求項2に記載の医用画像処理装置。
【請求項7】
前記第2の領域は、複数の種類の領域で構成される、請求項1に記載の医用画像処理装置。
【請求項8】
前記医用画像データの使用目的と、前記特徴量と、前記第2の領域とが対応付けられたテーブルを記憶する記憶部を更に備え、
前記特定部は、前記使用目的に対応付けられた前記第2の領域を特定し、
前記算出部は、前記使用目的に対応付けられた前記特徴量を算出する、請求項1に記載の医用画像処理装置。
【請求項9】
前記補正部は、前記特徴量に基づいて、前記第1の領域に関する計測値を補正する、請求項1に記載の医用画像処理装置。
【請求項10】
前記取得部は、大動脈弁を含む画像データを前記医用画像データとして取得し、
前記算出部は、前記特徴量に基づいて、Nadir面の位置を補正し、補正された前記Nadir面の位置に基づいて、前記大動脈弁のeH(effective Height)を前記計測値として補正する、請求項9に記載の医用画像処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書及び図面に開示の実施形態は、医用画像処理装置、医用画像処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
治療計画を立案する際には、各患者における解剖構造を正しく把握することが重要である。この目的で、医用画像から、人体の各解剖構造を抽出したり、医用画像から解剖構造の特徴を算出したりする場合がある。例えば、大動脈弁の画像から、断面を抽出し、弁尖領域を抽出する場合がある。
【0003】
しかしながら、石灰化等の非特異的な構造を有する弁に対して、臨床的に有用な計測が難しい場合があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-206240号公報
特開2019-55230号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本明細書及び図面の開示の実施形態が解決しようとする課題の一つは、医用画像が非特異的な構造を含む場合に、計測の精度を向上させることである。ただし、本明細書及び図面に開示の実施形態により解決しようとする課題は上記課題に限られない。後述する実施形態に示す各構成による各効果に対応する課題を他の課題として位置づけることもできる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態に係る医用画像処理装置は、取得部と、特定部と、算出部と、補正部とを備える。取得部は、医用画像データを取得する。特定部は、前記医用画像データに含まれる第1の領域と、前記第1の領域と関連する第2の領域とを特定する。算出部は、前記第2の領域に関する特徴量を算出する。補正部は、前記特徴量に基づいて、前記第1の領域に関する情報を補正する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態に係るX線CT装置の構成の一例を示した図である。
図2は、第1の実施形態に係る医用画像装置が行う処理について説明した図である。
図3は、第1の実施形態に係る医用画像装置が行う処理について説明した図である。
図4は、第1の実施形態に係る医用画像装置が行う処理の流れについて説明したフローチャートである。
図5は、第1の実施形態に係る医用画像装置が行う処理について説明した図である。
図6は、第1の実施形態に係る医用画像装置が行う処理について説明した図である。
図7は、第1の実施形態に係る医用画像装置が行う処理について説明した図である。
図8は、第1の実施形態に係る医用画像装置が行う処理について説明した図である。
図9は、第1の実施形態に係る医用画像装置が行う処理について説明した図である。
図10は、第1の実施形態の第1の変形例に係る医用画像装置が行う処理について説明した図である。
図11は、第1の実施形態の第1の変形例に係る医用画像装置が行う処理について説明した図である。
図12は、第1の実施形態の第2の変形例に係る医用画像装置が行う処理について説明した図である。
図13は、第2の実施形態に係る医用画像装置が行う処理の流れについて説明したフローチャートである。
図14は、第2の実施形態に係る医用画像装置が行う処理について説明した図である。
図15は、第2の実施形態の第1の変形例に係る医用画像装置が行う処理について説明した図である。
図16は、第2の実施形態の第1の変形例に係る医用画像装置が行う処理について説明した図である。
図17は、第2の実施形態の第1の変形例に係る医用画像装置が行う処理について説明した図である。
図18は、第2の実施形態の第1の変形例に係る医用画像装置が行う処理について説明した図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照しながら、医用画像処理装置、医用画像処理方法及びプログラムの実施形態について詳細に説明する。
【0009】
(第1の実施形態)
図1は、実施形態に係る医用画像処理装置としての画像処理装置140が、X線CT装置101の一部である場合における構成例を示している。なお、実施形態に係る医用画像処理装置としての画像処理装置140は、X線CT装置101の一部である場合に限られず、例えば超音波診断装置、磁気共鳴イメージング装置など、X線CT装置以外の医用画像診断装置の一部であってもよい。また、別の例として、画像処理装置140は、これらの医用画像診断装置とは独立に構成されていてもよい。
【0010】
図1に示すように、実施形態に係るX線CT装置101は、架台装置110と、寝台装置130と、画像処理装置140とを有する。なお、図1は、説明のために架台装置110を複数方向から描画したものであり、X線CT装置101が架台装置110を1つ有する場合を示す。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
国立大学法人 東京大学
冷却試料ステージ装置
5日前
国立大学法人 東京大学
バレット食道の治療用組成物
5日前
株式会社小松製作所
熱交換器
4日前
住友金属鉱山株式会社
二酸化炭素の固定化方法
4日前
大成建設株式会社
亀裂検出システムおよび亀裂検出方法
4日前
日本電信電話株式会社
空間能動騒音制御装置、空間能動騒音制御方法、制御フィルタ計算装置、制御フィルタ計算方法、及びプログラム
4日前
ザ・ブロード・インスティテュート・インコーポレイテッド
最適化機能CRISPR-Cas系による配列操作のための系、方法および組成物
5日前
個人
錠剤撒き器
2か月前
個人
歯の掃除具
4日前
個人
男性用下着
4か月前
個人
身体牽引装置
14日前
個人
乗馬テラピー
19日前
個人
発熱器具
4日前
個人
動体視力強化装置
25日前
個人
挟圧手工爪矯正具
2か月前
個人
鼻腔拡張具
2か月前
個人
磁器治療器
18日前
個人
排便漏れ予防装具
4か月前
株式会社コロナ
脱臭機
2か月前
個人
血管硬化度算出方法
1か月前
株式会社ナカニシ
生検針
18日前
東レ株式会社
下肢着用具
18日前
個人
口腔ケア用歯ブラシ
2か月前
株式会社ダリヤ
皮膚洗浄剤
2か月前
株式会社ファンケル
化粧料
1か月前
株式会社ニデック
眼科装置
1か月前
株式会社ニデック
眼科装置
28日前
株式会社ニデック
眼科装置
28日前
個人
圧排器具
4か月前
株式会社ニデック
眼科装置
2か月前
大正製薬株式会社
内服液剤
18日前
株式会社ニデック
眼科装置
2か月前
個人
唾液分泌促進具
27日前
株式会社ファンケル
化粧料
13日前
株式会社ダリヤ
染毛剤組成物
2か月前
株式会社東洋新薬
経口組成物
2か月前
続きを見る
他の特許を見る