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公開番号2024116878
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-28
出願番号2023022712
出願日2023-02-16
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、プログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類H04N 7/15 20060101AFI20240821BHJP(電気通信技術)
要約【課題】仮想空間において複数の音源からの音がアバターに向けられている場合に、当該アバターを制御するユーザに音の内容を適切に把握させる技術を提供する。
【解決手段】情報処理装置は、互いに音の発生タイミングが重複している複数の音データであって、仮想空間における第1のユーザのアバターに向けられた複数の音データのうちから、優先音データを決定する決定手段と、第1のタイミングで前記優先音データを再生することにより前記優先音データの内容を前記第1のユーザに通知するように制御する第1の制御手段と、前記決定手段によって前記優先音データに決定されていない非優先音データの内容を、前記第1のタイミングで前記非優先音データを再生せずに、前記第1のユーザに通知するように制御する第2の制御手段と、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
互いに音の発生タイミングが重複している複数の音データであって、仮想空間における第1のユーザのアバターに向けられた複数の音データのうちから、優先音データを決定する決定手段と、
第1のタイミングで前記優先音データを再生することにより前記優先音データの内容を前記第1のユーザに通知するように制御する第1の制御手段と、
前記決定手段によって前記優先音データに決定されていない非優先音データの内容を、前記第1のタイミングで前記非優先音データを再生せずに、前記第1のユーザに通知するように制御する第2の制御手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記第2の制御手段は、前記非優先音データの内容を示す文字を表示することによって、前記非優先音データの内容を前記第1のユーザに通知するように制御する、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記第2の制御手段は、前記優先音データの再生が終了した後の第2のタイミングで前記非優先音データを再生することにより、前記非優先音データの内容を前記第1のユーザに通知するように制御する、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
第2のユーザの端末が前記非優先音データを前記情報処理装置に提供した場合には、前記非優先音データが前記第1のタイミングで再生されないことを前記端末に通知する通知手段をさらに有し、
前記非優先音データが前記第1のタイミングで再生されないことを通知された前記端末は、前記非優先音データが前記第1のタイミングで再生されないことを前記第2のユーザに通知する、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記決定手段は、前記複数の音データのうち、前記アバターに対して最も先に発せられていた音データを、前記優先音データとして決定する
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記決定手段は、前記仮想空間における前記複数の音データの音源それぞれと前記アバターとの関係性に基づき、前記優先音データを決定する
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記決定手段は、前記複数の音データの音量に基づき、前記優先音データを決定する
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記決定手段は、前記仮想空間における前記複数の音データの音源それぞれと前記アバターとの距離に基づき、前記優先音データを決定する
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記決定手段は、前記仮想空間における前記複数の音データの音源のうち前記第1のユーザに選択された音源の音データを、前記優先音データとして決定する
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項10】
互いに音の発生タイミングが重複している複数の音データであって、仮想空間における第1のユーザのアバターに向けられた複数の音データのうちから、優先音データを決定す
る決定ステップと、
第1のタイミングで前記優先音データを再生することにより前記優先音データの内容を前記第1のユーザに通知するように制御する第1の制御ステップと、
前記決定ステップにおいて前記優先音データに決定されていない非優先音データの内容を、前記第1のタイミングで前記非優先音データを再生せずに、前記第1のユーザに通知するように制御する第2の制御ステップと、
を有することを特徴とする情報処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、プログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
ユーザは、HMD(Head Mounted Display)を装着して、VR(Virtual Reality)技術を用いた仮想空間においてアバターと呼ばれる自身の分身を介して、コミュニケーションを取ることができる。HMDを装着した状態でのコミュニケーションには、ボイスチャットなどが使われている。
【0003】
特許文献1では、音声を用いたコミュニケーションにおいて、音データを文字データに変換して、変換した文字データを時系列でHMDに表示する技術が開示されている。これによれば、複数人の参加者から特定のアバターへの発言タイミングが重複した場合に、特定のアバターに対応する参加者が或る参加者の発言内容を聞き逃したとしても、当該発言内容を理解することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-186366号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一方で、文字の表示ではなく、言い方および声色などの要素を含む音声によって発言内容が通知される方が直感的に発言の意図などを把握できる場合がある。しかしながら、仮想空間におけるプレゼンテーションに参加している最中では、参加者は、隣の参加者から話しかけられた場合に、プレゼンテーションの発表者と隣の参加者との両者の音声が混ざりどちらの音声も十分に聞き取れないことがある。
【0006】
本発明は、仮想空間において複数の音源からの音がアバターに向けられている場合に、当該アバターを制御するユーザに音の内容を適切に把握させる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の1つの態様は、
互いに音の発生タイミングが重複している複数の音データであって、仮想空間における第1のユーザのアバターに向けられた複数の音データのうちから、優先音データを決定する決定手段と、
第1のタイミングで前記優先音データを再生することにより前記優先音データの内容を前記第1のユーザに通知するように制御する第1の制御手段と、
前記決定手段によって前記優先音データに決定されていない非優先音データの内容を、前記第1のタイミングで前記非優先音データを再生せずに、前記第1のユーザに通知するように制御する第2の制御手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置である。
【0008】
本発明の1つの態様は、
互いに音の発生タイミングが重複している複数の音データであって、仮想空間における第1のユーザのアバターに向けられた複数の音データのうちから、優先音データを決定する決定ステップと、
第1のタイミングで前記優先音データを再生することにより前記優先音データの内容を前記第1のユーザに通知するように制御する第1の制御ステップと、
前記決定ステップにおいて前記優先音データに決定されていない非優先音データの内容を、前記第1のタイミングで前記非優先音データを再生せずに、前記第1のユーザに通知するように制御する第2の制御ステップと、
を有することを特徴とする情報処理方法である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、仮想空間において複数の音源からの音がアバターに向けられている場合に、当該アバターを制御するユーザに音の内容を適切に把握させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
ユーザ端末およびサーバを説明する図である。
音データの取得を説明するフローチャートである。
サーバの処理を説明するフローチャートである。
データの出力を説明するフローチャートである。
最優先の音源の決定を説明するフローチャートである。
ユーザ端末とサーバの動作を説明する図である。
端末設定を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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