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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024115627
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-27
出願番号
2023021354
出願日
2023-02-15
発明の名称
化合物、色変換組成物、部材ならびにそれを含む光源ユニット、ディスプレイ、照明装置、発光素子およびセンサー
出願人
東レ株式会社
代理人
主分類
C07F
5/02 20060101AFI20240820BHJP(有機化学)
要約
【課題】高色純度の発光が得られ、かつ、耐久性および発光効率に優れる化合物を提供すること。
【解決手段】式(1-a)または(1-b)で表される化合物。
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(R
1
~R
7
は、各々独立に、H、アルキル基、シクロアルキル基、アルコキシ基、アリールエーテル基、アリール基、ヘテロアリール基、ハロゲン、シアノ基、カルボニル基、オキシカルボニル基、カルボキシル基、アシル基、エステル基、アミド基、アミノ基、スルホキシド基、スルホニル基、ホスフィンオキシド基、又は隣接置換基との間に形成される縮合環等;但し、R
2
~R
5
のうち少なくとも一つはHでない;環Zは、環形成炭素数6~30のアリール環、又はヘテロアリール環;Mは、B等;Y
1
~Y
3
は、各々独立に、O又はN-R
8
;R
8
は、アルキル基、アリール基又はヘテロアリール基)
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
下記一般式(1-a)または(1-b)で表される化合物。
TIFF
2024115627000028.tif
41
170
(一般式(1-a)および(1-b)において、R
1
~R
7
はそれぞれ同じでも異なっていてもよく、水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、複素環基、アルケニル基、シクロアルケニル基、アルキニル基、水酸基、チオール基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アリールエーテル基、アリールチオエーテル基、アリール基、ヘテロアリール基、ハロゲン、シアノ基、アルデヒド基、カルボニル基、オキシカルボニル基、カルボキシル基、アシル基、エステル基、アミド基、カルバモイル基、アミノ基、ニトロ基、シリル基、シロキサニル基、ボリル基、スルホキシド基、スルホニル基、ホスフィンオキシド基、および隣接置換基との間に形成される縮合環からなる群より選ばれる。ただし、R
2
~R
5
のうち少なくとも一つは水素原子でない。
環Zは、環形成炭素数6~30のアリール環、またはヘテロアリール環である。
Mは、B、C、Zn、Si、AlおよびGaからなる群より選ばれる原子である。
Y
1
~Y
3
はそれぞれ同じでも異なっていてもよく、OまたはN-R
8
である。R
8
は、アルキル基、アリール基およびヘテロアリール基からなる群より選ばれる。)
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記一般式(1-a)および(1-b)において、Y
1
~Y
3
がOである、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
前記一般式(1-a)および(1-b)において、MがBである、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
前記一般式(1-a)および(1-b)において、環Zが環形成炭素数6~30のアリール環である、請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
前記一般式(1-a)および(1-b)において、R
2
~R
5
のうち少なくとも一つは電子求引基を有する置換基を持つ、請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
前記一般式(1-a)および(1-b)において、R
1
~R
5
のうち少なくとも1つは下記一般式(2)~(7)のいずれかで表される基である、請求項1に記載の化合物。
TIFF
2024115627000029.tif
46
170
(一般式(2)~(7)において、R
101
~R
108
はそれぞれ独立して、電子求引基を有する、アリール基、シクロアルキル基および複素環基からなる群より選ばれる基である。)
【請求項7】
前記一般式(1-a)および(1-b)において、R
6
およびR
7
の少なくとも1つはシアノ基またはハロゲンである、請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
請求項1~7のいずれかに記載の化合物と、バインダー樹脂とを含む色変換組成物。
【請求項9】
さらに下記一般式(11)で表される化合物を含む、請求項8に記載の色変換組成物。
TIFF
2024115627000030.tif
41
170
(一般式(11)中、X
1
およびX
2
はそれぞれ独立してOまたはSである。R
a
~R
c
は、それぞれ独立して、水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、複素環基、アルケニル基、アルキニル基、水酸基、アルコキシ基、チオール基、アルキルチオ基、アリールエーテル基、アリールチオエーテル基、アリール基、ヘテロアリール基、ハロゲン、シアノ基、アルデヒド基、オキシカルボニル基、カルバモイル基、アミノ基、ニトロ基、シリル基、シロキサニル基、ボリル基、ホスフィンオキシド基、カルボニル基、スルホニル基、および隣接置換基との間に形成される縮合環もしくは脂肪族環からなる群より選ばれる。ただし、R
a
~R
c
の少なくとも一つは電子求引基である。nは1~4の整数である。)
【請求項10】
前記バインダー樹脂が、スターポリマー、グラフトポリマーおよびハイパーブランチポリマーからなる群より選ばれる少なくとも1種の分岐ポリマーを含む、請求項8に記載の色変換組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、化合物、色変換組成物、部材ならびにそれを含む光源ユニット、ディスプレイ、照明装置、発光素子およびセンサーに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
色変換方式によるマルチカラー化技術は液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ、照明などへの応用が盛んに検討されている。色変換とは、発光体からの発光をより長波長な光へと変換することであり、たとえば青色発光を緑色や赤色発光へと変換することを表す。
【0003】
この色変換機能を有する組成物をフィルム化し、例えば青色光源と組み合わせることにより、青色光源から、青、緑、赤色の3原色を取り出すこと、すなわち白色光を得ることが可能となる。
【0004】
このような青色光源と色変換機能を有するフィルムを組み合わせた白色光源を光源ユニットとし、液晶駆動部分と、カラーフィルターと組み合わせることで、フルカラーディスプレイの作製が可能になる。また青色光源と色変換機能を有するフィルムを組み合わせた白色光源は、そのままLED照明などの白色光源として用いることができる。
【0005】
液晶ディスプレイの課題として、色再現性と耐久性の向上が挙げられる。色再現性の向上には、光源ユニットの青、緑、赤の各発光スペクトルの半値幅を狭くし、青、緑、赤各色の色純度を高めることが有効である。これを解決する手段として、例えばピロメテン化合物を含有する色変換材料が提案されている(例えば、特許文献1~3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2010-61824号公報
特開2014-136771号公報
特表2018-505127号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、特許文献1~3に記載されている有機発光材料を用いて色変換組成物を作製しても、色再現性、発光効率および耐久性の向上という観点では未だ不十分であった。特に高発光効率と高い耐久性を両立できる技術や、高色純度の発光と耐久性を両立できる技術が不十分であった。
【0008】
そこで、本発明は、高色純度の発光が得られ、かつ、耐久性および発光効率に優れる化合物を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
すなわち本発明は、以下の構成をとる。
[1]下記一般式(1-a)または(1-b)で表される化合物。
【0010】
TIFF
2024115627000001.tif
41
170
(【0011】以降は省略されています)
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