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公開番号2024115112
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-26
出願番号2023020598
出願日2023-02-14
発明の名称落下防止装置、物品陳列什器および什器システム
出願人株式会社オカムラ
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A47F 5/00 20060101AFI20240819BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】第三者による意図しない持ち出しを防止可能な落下防止装置、物品陳列什器および什器システムを提供する。
【解決手段】載置面60の前方側に配置され、載置面60の前方上方側に落下防止部材13が配設される落下防止状態と、落下防止状態の位置から落下防止部材13が移動した開放状態とに変更可能な落下防止装置10であって、落下防止部材13には、載置面60と他の載置面60A,60A,…とを区別可能な区別機能部材15が設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
載置面の前方側に配置され、前記載置面の前方上方側に落下防止部材が配設される落下防止状態と、前記落下防止状態の位置から前記落下防止部材が移動した開放状態とに変更可能な落下防止装置であって、
前記落下防止部材には、前記載置面と他の載置面とを区別可能な区別機能部材が設けられていることを特徴とする落下防止装置。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記落下防止状態において、前記落下防止部材の上方には前記載置面上方の載置空間の上部に前後方向に連通する上方空間が残されていることを特徴とする請求項1に記載の落下防止装置。
【請求項3】
前記区別機能部材は、前記落下防止状態において前記落下防止部材の前方側を覆うように配置される面状部を有していることを特徴とする請求項1に記載の落下防止装置。
【請求項4】
前記区別機能部材は、前記落下防止状態において少なくとも前記載置面まで延びていることを特徴とする請求項3に記載の落下防止装置。
【請求項5】
前記区別機能部材は、前記落下防止状態において少なくとも前記落下防止部材の左右端まで延びていることを特徴とする請求項3に記載の落下防止装置。
【請求項6】
前記区別機能部材は、情報表示機能を有することを特徴とする請求項1に記載の落下防止装置。
【請求項7】
前記落下防止部材は、前記載置面の前方にて水平軸回りに回動可能に軸支されていることを特徴とする請求項1に記載の落下防止装置。
【請求項8】
前記落下防止装置は、上方に開放する一対の支持部材を備え、
前記落下防止部材は、前記支持部材に上方から係止できることを特徴とする請求項7に記載の落下防止装置。
【請求項9】
前記落下防止部材は、枠、網、柵などのスケルトン構造部材からなることを特徴とする請求項1に記載の落下防止装置。
【請求項10】
前記区別機能部材は、前記落下防止状態において、前記落下防止部材の上方に水平回動自在に軸支されていることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の落下防止装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、適用された載置面の用途を他の載置面の用途と区別可能な落下防止装置、この落下防止装置が設けられた物品陳列什器およびこの物品陳列什器を複数備える什器システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
スーパーマーケットやコンビニエンスストア、オフィス、図書館、倉庫等においては、例えば棚などの載置面に物品が陳列される物品陳列什器が用いられている。
【0003】
例えば、特許文献1に示される物品陳列什器は、左右に離間する一対の支柱と、一対の支柱に支持された上下複数の棚板を備えている。この棚板の上面は、物品を載置可能な載置面となっており、物品を陳列することが可能となっている。
【0004】
また、特許文献1のように複数の載置面を有する物品陳列什器においては、載置面から物品が落下することを防止するために落下防止装置が設けられる場合がある。このような落下防止装置の一例として、棚板の前端部に設けられた貫通孔に係止片を挿通させて落下防止部材を立設可能としたものがある。落下防止部材を立設させることで載置面から物品が落下することを防止し、落下防止部材を棚板から取り外すことで載置面を前方に開放させて物品の出し入れを容易とすることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-58412号公報(第4頁、第1図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1のような物品陳列什器においては、複数の載置面のいずれかを利用して消費期限に猶予がある物品、展示品の空箱などを保管する場合があり、このような載置面に落下防止装置を設けることで保管されている物品が意図せず落下することを防止することができる。しかしながら、物品の保管に利用されている載置面と、他の載置面との区別がつきにくいことから、保管されている物品が意図せず持ち出されることを防止することが困難であった。
【0007】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、第三者による意図しない持ち出しを防止可能な落下防止装置、物品陳列什器および什器システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するために、本発明の落下防止装置は、
載置面の前方側に配置され、前記載置面の前方上方側に落下防止部材が配設される落下防止状態と、前記落下防止状態の位置から前記落下防止部材が移動した開放状態とに変更可能な落下防止装置であって、
前記落下防止部材には、前記載置面と他の載置面とを区別可能な区別機能部材が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、区別機能部材により、落下防止装置が設けられた載置面の用途を他の載置面の用途と区別可能となるため、第三者による意図しない持ち出しを防止することができる。
【0009】
前記落下防止状態において、前記落下防止部材の上方には前記載置面上方の載置空間の上部に前後方向に連通する上方空間が残されていることを特徴としている。
この特徴によれば、落下防止状態において、落下防止部材よりも上方の上方空間を通じて載置空間を視認することができるため、簡便に保管されている物品の種類や在庫の有無を確認することができる。
【0010】
前記区別機能部材は、前記落下防止状態において前記落下防止部材の前方側を覆うように配置される面状部を有していることを特徴としている。
この特徴によれば、区別機能部材の視認性を高めて認識させやすくなる。
(【0011】以降は省略されています)

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