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公開番号2024128227
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-24
出願番号2023037085
出願日2023-03-10
発明の名称倉庫システム
出願人株式会社オカムラ
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B65G 1/04 20060101AFI20240913BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】同じ収容レーンで複数台の搬送台車が重複して走行されることを防止できる倉庫システムを提供する。
【解決手段】自走可能な搬送台車1と、物品を載置可能とする載置面4aと搬送台車1が走行可能な走行面4bとを有する収容レーン20を複数備える収容ラック2と、を備える倉庫システムであって、収容レーンの識別情報の入力を受け付け、入力された収容レーンの識別情報の重複の有無を判定する判定装置50を更に備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
自走可能な搬送台車と、物品を載置可能とする載置面と前記搬送台車が走行可能な走行面とを有する収容レーンを複数備える収容ラックと、を備える倉庫システムであって、
前記搬送台車が配置されるまたは配置された前記収容レーンの識別情報の入力を受け付け、入力された前記収容レーンの識別情報の重複の有無を判定する判定装置を更に備えることを特徴とする倉庫システム。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記搬送台車は、前記収容レーンの識別情報を取得する取得部と、自身の識別情報と自身が位置する前記収容レーンの識別情報を前記判定装置に送信可能な通信部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の倉庫システム。
【請求項3】
前記搬送台車は、前記収容レーンに移載された後に所定の初期位置まで走行する原点復帰動作処理を行うようになっており、前記収容レーンの初期位置には当該収容レーンの識別情報を送信可能な送信装置が設けられ、前記搬送台車は前記取得部により前記送信装置から前記識別情報を受信することを特徴とする請求項2に記載の倉庫システム。
【請求項4】
前記判定装置は、前記収容レーンの識別情報の重複が判定されたことに基づき所定の報知処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の倉庫システム。
【請求項5】
前記判定装置は、前記搬送台車の識別情報が紐付けられた前記収容レーンの識別情報の入力を受け付け、前記収容レーンの識別情報の重複が判定されたことに基づき、当該収容レーンの識別情報に紐付けられた前記搬送台車に走行停止指示を送信することを特徴とする請求項1に記載の倉庫システム。
【請求項6】
前記収容ラックは、前記収容レーンの長手方向の両側にそれぞれ前記搬送台車及び物品の入出庫が可能な間口を備え、前記倉庫システムは先入れ先出し方式であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の倉庫システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、倉庫システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、上下に複数段かつ左右に複数列の間口が設けられた複数の収容ラックが設置され、大規模な物品収容管理の可能な大型の倉庫システムが普及している。例えば、上部に物品を載置可能な載置面と、搬送台車の車輪が走行する走行面と、を有する収容レーンが間口に対して奥行き方向に延びるように敷設され、この収容レーンの走行面上を車輪により自走する搬送台車を走行させることで、搬送台車により物品を所定の収容レーン内の載置面に対して入出庫または収容レーン上で物品の移動の作業を行う、特許文献1のような搬送設備が知られている。
【0003】
これら大型の倉庫システムに利用される搬送設備は、作業者がフォークリフト等を利用して搬送台車を各収容レーンで移動させることによって、少ない台数の搬送台車で入出庫または物品の移動を可能としている。また、このような収容ラックにあっては、平常的には一台の搬送台車は一人の作業員により独占的に使用されるようになっており、特に規模の大きい収容ラックでは、複数台の搬送台車と複数人の作業員により効率よく作業が行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-128446号公報(第14頁、第11図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このように、規模の大きい収容ラックでは、複数台の搬送台車と複数人の作業員により効率よく作業が行われているが、作業員がそれぞれ独立的に搬送台車を用いた作業を行うことから、同じ収容レーンに複数台の搬送台車が重複して配置される可能性があり、この場合、搬送台車同士の衝突等を引き起こしてしまう虞がある。
【0006】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、同じ収容レーンで複数台の搬送台車が重複して走行することを防止できる倉庫システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するために、本発明の倉庫システムは、
自走可能な搬送台車と、物品を載置可能とする載置面と前記搬送台車が走行可能な走行面とを有する収容レーンを複数備える収容ラックと、を備える倉庫システムであって、
前記搬送台車が配置されるまたは配置された前記収容レーンの識別情報の入力を受け付け、入力された前記収容レーンの識別情報の重複の有無を判定する判定装置を更に備えることを特徴としている。
この特徴によれば、判定装置が、搬送台車を移載させるまたは移載させた収容レーンの識別情報の入力を受け付け、この収容レーンの識別情報の重複の有無の判定を行うことで、同一の収容レーンに複数の搬送台車が配置されることを防ぐことができる。
【0008】
前記搬送台車は、前記収容レーンの識別情報を取得する取得部と、自身の識別情報と自身が位置する前記収容レーンの識別情報を前記判定装置に送信可能な通信部と、を有することを特徴としている。
この特徴によれば、搬送台車は、収容ラックの各収容レーンの識別情報を取得部により取得することで自身が配置された収容レーンの識別情報を判定装置に送信することができ、判定装置は正確な情報に基づき収容レーンの識別情報の重複の有無を判定できる。
【0009】
前記搬送台車は、前記収容レーンに移載された後に所定の初期位置まで走行する原点復帰動作処理を行うようになっており、前記収容レーンの初期位置には当該収容レーンの識別情報を送信可能な送信装置が設けられ、前記搬送台車は前記取得部により前記送信装置から前記識別情報を受信することを特徴としている。
この特徴によれば、原点復帰動作処理により、所定の初期位置まで走行する過程で収容レーンの識別情報を取得することから、作業者による搬送台車の移載操作時の配置位置の精度に関わらず、確実に収容レーンの識別情報を取得することができる。
【0010】
前記判定装置は、前記収容レーンの識別情報の重複が判定されたことに基づき所定の報知処理を行うことを特徴としている。
この特徴によれば、搬送台車を使用する作業者は、同一の収容レーンに複数の搬送台車が配置されたことを直ちに認知することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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