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公開番号2024128226
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-24
出願番号2023037084
出願日2023-03-10
発明の名称倉庫システム
出願人株式会社オカムラ
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B65G 1/04 20060101AFI20240913BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】一斉停止後、早期に通常稼働させることができる倉庫システムを提供する。
【解決手段】一斉停止手段50は、外部からの停止指令を受け、少なくとも稼働中のすべての搬送台車1,1,…に停止信号を送信して搬送台車1,1,…を停止させ、再稼働手段50は、少なくとも停止信号を受信して停止した搬送台車1,1,…に再稼働信号を送信して原点復帰モードに移行させる。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
自律走行可能な車体と、当該車体に昇降可能に設けられた載置台と、を有する複数の搬送台車と、
間口から延び前記搬送台車が走行する走行面と、物品を載置する載置面と、を有する複数の収容レーンが設けられている収容棚と、
前記複数の搬送台車の少なくともいずれか一つに無線により命令を送信可能な制御端末と、を備えた倉庫システムであって、
前記倉庫システムは、少なくとも稼働中のすべての搬送台車を停止させる停止モードを行わせる一斉停止手段と、前記一斉停止手段により停止された位置から前記搬送台車を走行させて前記収容レーンに設定された原点に復帰させる原点復帰モードを行わせた後、通常稼働モードを行わせる再稼働手段と、を更に備え、
前記一斉停止手段は、外部からの停止指令を受け、少なくとも稼働中のすべての搬送台車に停止信号を送信して当該搬送台車を停止させ、
前記再稼働手段は、少なくとも前記停止信号を受信して停止した搬送台車に再稼働信号を送信して前記原点復帰モードに移行させることを特徴とする倉庫システム。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記停止信号は、全搬送台車に送信されることを特徴とする請求項1に記載の倉庫システム。
【請求項3】
前記一斉停止手段は、前記制御端末と、前記制御端末に接続され前記停止指令を出力可能な複数の一斉停止ボタンから構成されていることを特徴とする請求項1に記載の倉庫システム。
【請求項4】
前記再稼働信号は、全搬送台車に無線で一斉に送信可能であることを特徴とする請求項3に記載の倉庫システム。
【請求項5】
前記搬送台車は、搬送途中で前記停止信号を受信すると前記車体を停止させるとともに、前記載置台を降下させて前記載置面に搬送途中の物品を載置することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の倉庫システム。
【請求項6】
前記再稼働信号を受信した前記搬送台車は、前記通常稼働モードに移行すると、搬送途中にあった物品の搬送を再開することを特徴とする請求項5に記載の倉庫システム。
【請求項7】
前記搬送台車は、停止時の搬送のステータス情報を記憶していることを特徴とする請求項6に記載の倉庫システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、倉庫システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
近年、インターネットやスマートフォンの普及により、ネット通販の規模が拡大し、顧客のニーズに合うように多種多様な大量の商品を一時的に保管・管理し、迅速に商品の入出庫が可能な機能性の高い倉庫のシステムが必要になっている。
【0003】
そのような倉庫システムは、上下に複数段かつ左右に複数列の収容レーンが設けられており、各収容レーンの奥行方向に多数の物品を収容できる収容棚が配置されている。各収容レーンには一対のレールが敷設され、物品が載置されたパレットを運ぶ搬送台車がこれらのレールの下方に位置する走行面を走行し、所定のレール位置においてレールの上方に位置する載置面にパレットを順次載置するように搬入し、また載置されたパレットを搬出するようになっている。
【0004】
例えば、特許文献1に示される倉庫システムは、収容棚と、自律制御可能な複数の搬送台車と、搬送台車を遠隔操作するための複数の操作端末から主に構成されている。搬送台車は、レールの走行面を走行可能な車体と、車体に昇降可能に配置された載置台を備えている。操作端末は、複数の搬送台車に対して個々に接続可能となっており、対象の搬送台車を選択して命令を送信することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-214392号公報(第5,6頁、第9図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1のような倉庫システムにあっては、例えばフォークリフトのオペレータがそれぞれ操作端末を所持することにより、受け持ちの収容レーンに割り当てられた複数の搬送台車を操作端末から適宜選択し、制御することができる。言い換えれば、すべての搬送台車の位置管理、動作制御などを行う中央管理装置を要しないため、導入コストや管理コストを低減しやすくなっている。
【0007】
ところで、特許文献1のような倉庫システムにあっては、収容棚への人の侵入、地震などの異常が生じた場合に、搬送台車が他のものに衝突する虞があった。このような場合にすべての搬送台車を停止させることで衝突を防ぐことができるものの、搬送台車や操作端末は、搬送台車の位置管理をしているわけではないので、特に移動している途中で停止された搬送台車の稼働を再開させるまでに一定の時間や手間がかかっていた。
【0008】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、一斉停止後、早期に通常稼働させることができる倉庫システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記課題を解決するために、本発明の倉庫システムは、
自律走行可能な車体と、当該車体に昇降可能に設けられた載置台と、を有する複数の搬送台車と、
間口から延び前記搬送台車が走行する走行面と、物品を載置する載置面と、を有する複数の収容レーンが設けられている収容棚と、
前記複数の搬送台車の少なくともいずれか一つに無線により命令を送信可能な制御端末と、を備えた倉庫システムであって、
前記倉庫システムは、少なくとも稼働中のすべての搬送台車を停止させる停止モードを行わせる一斉停止手段と、前記一斉停止手段により停止された位置から前記搬送台車を走行させて前記収容レーンに設定された原点に復帰させる原点復帰モードを行わせた後、通常稼働モードを行わせる再稼働手段と、を更に備え、
前記一斉停止手段は、外部からの停止指令を受け、少なくとも稼働中のすべての搬送台車に停止信号を送信して当該搬送台車を停止させ、
前記再稼働手段は、少なくとも前記停止信号を受信して停止した搬送台車に再稼働信号を送信して前記原点復帰モードに移行させることを特徴としている。
この特徴によれば、一斉停止手段により停止された個々の搬送台車を原点に復帰させることで停止直前の状態に円滑に移行させることができるため、一斉停止後、早期に通常稼働させることができる。
【0010】
前記停止信号は、全搬送台車に送信されることを特徴としている。
この特徴によれば、簡素な処理で稼働中の搬送台車を停止させることができる。また、非稼働中の搬送台車も停止信号を受けることから、当該搬送台車が走行を始めることを確実に防止できる。
(【0011】以降は省略されています)

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