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公開番号2024113953
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-23
出願番号2023019255
出願日2023-02-10
発明の名称スライド式棚装置
出願人株式会社オカムラ
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A47F 5/00 20060101AFI20240816BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】左右のブラケットの連結強度を高め、スライド棚を横揺れを防止して安定的に支持することができるようにしたスライド式棚装置を提供する。
【解決手段】支柱前面の係止孔に係止可能なフック31を後部に有するとともに、上面が前下方に傾斜する左右一対のブラケット3と、左右のブラケット3の内側面に前後方向に移動可能に取り付けられた左右一対のスライド機構4と、左右の後端部が左右のブラケット3の上面に前後方向に摺動可能に支持されるとともに、左右の前部が左右のスライド機構4の前部に上下に回動可能に枢着されたスライド棚5とを備えるスライド式棚装置において、左右のブラケット3同士は、前後に幅広の連結部材13により連結されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
支柱前面の係止孔に係止可能なフックを後部に有するとともに、上面が前下方に傾斜する左右一対のブラケットと、左右の前記ブラケットに前後方向に移動可能に取り付けられた左右一対のスライド機構と、左右の後端部が左右の前記ブラケットの上面に前後方向に摺動可能に支持されるとともに、左右の前部が左右の前記スライド機構の前部に上下に回動可能に枢着されたスライド棚とを備えるスライド式棚装置において、左右の前記ブラケット同士は、前後に幅広の連結部材により連結されていることを特徴とするスライド式棚装置。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記連結部材は、少なくとも前記左右のブラケットの下端の前端部と後端部とに固定されていることを特徴とする請求項1に記載のスライド式棚装置。
【請求項3】
前記連結部材は後方に向かって斜め上方に傾斜していることを特徴とする請求項2に記載のスライド式棚装置。
【請求項4】
前記連結部材の両側縁には下向きの折曲片が形成され、該折曲片の少なくとも一部は、左右の前記ブラケットの内側面に面接触していることを特徴とする請求項3に記載のスライド式棚装置。
【請求項5】
前記ブラケットの上縁と下縁には、内方と下方及び内方と上方にそれぞれ2回折曲された内向きの折曲部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のスライド式棚装置。
【請求項6】
前記スライド棚における前記スライド機構及び前記連結部材の前端よりも前方の下面には、照明装置が取り付けられていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のスライド式棚装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等において商品を陳列するのに使用されるスライド式棚装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
スーパーマーケットやコンビニエンスストア等においては、商品を陳列する棚装置が用いられている。棚装置の中には、商品の補充や入れ替え等を容易に行いうるように棚板が前方に水平にスライド可能に支持されたスライド式棚装置がある(例えば特許文献1参照)。このようなスライド式棚装置の棚板に例えば精肉や鮮魚等のパック商品を水平に陳列すると、商品の色味の表現がし難い場合や、商品の中身などを客が前方から確認しにくい場合がある。
【0003】
この問題は、例えば特許文献2に記載されている傾斜式の棚装置を用いれば解決される。この傾斜式の棚装置は、前下方に傾斜する棚板(スライド棚)に商品を陳列するとともに、商品の補充や入れ替え等を行う際に棚板を傾斜状態からほぼ水平状態にスライドさせて引き出すことができるようになっている。また、棚板は傾斜状態からほぼ水平に引き出されるので、引き出された棚板の後部側に陳列された商品が上段の棚板の下面に接触するのを防止することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第7088883号公報(第4頁、第1図)
特許第4171314号公報(第4頁、第3図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献2に記載されている棚装置においては、左右のブラケット(支持側片)の後端部の上縁同士のみが固定板により連結されているため(段落0031、0032参照)、左右のブラケットの連結強度が小さく、特にスライド棚を前方に引き出した際に左右のブラケットの前部側が左右方向に横揺れして平行が保ちにくくなり、棚板を安定的に支持することができなくなる虞がある。
【0006】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、左右のブラケットの連結強度を高め、スライド棚を横揺れを防止して安定的に支持することができるようにしたスライド式棚装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するために、本発明のスライド式棚装置は、
支柱前面の係止孔に係止可能なフックを後部に有するとともに、上面が前下方に傾斜する左右一対のブラケットと、左右の前記ブラケットに前後方向に移動可能に取り付けられた左右一対のスライド機構と、左右の後端部が左右の前記ブラケットの上面に前後方向に摺動可能に支持されるとともに、左右の前部が左右の前記スライド機構の前部に上下に回動可能に枢着されたスライド棚とを備えるスライド式棚装置において、左右の前記ブラケット同士は、前後に幅広の連結部材により連結されていることを特徴としている。
この特徴によれば、連結部材により左右のブラケット同士が平行を保つように強固に連結されるため、スライド棚を横揺れを防止して安定的にスライドさせることができる。
【0008】
前記連結部材は、少なくとも前記左右のブラケットの下端の前端部と後端部とに固定されていることを特徴としている。
この特徴によれば、左右のブラケットの連結強度が高くなり、横揺れを確実に防止することができる。
【0009】
前記連結部材は後方に向かって斜め上方に傾斜していることを特徴としている。
この特徴によれば、下段のスライド棚を前方にスライドさせても、下段のスライド棚に載置された商品が上段のスライド棚の連結部材の下面に接触するのが防止される。また、上下のスライド棚の間隔を近づけて配置可能となる。
【0010】
前記連結部材の両側縁には下向きの折曲片が形成され、該折曲片の少なくとも一部は、左右の前記ブラケットの内側面に面接触していることを特徴としている。
この特徴によれば、左右のブラケットが横揺れするのを折曲片により効果的に防止することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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