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公開番号2024113297
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-22
出願番号2023018181
出願日2023-02-09
発明の名称情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04N 1/00 20060101AFI20240815BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 一度のスキャンにより取得される画像データから複数のファイルが作成される際に、複数のファイルのそれぞれのファイル名に番号を付与する条件を考慮して、ファイル名を生成することを目的とする。
【解決手段】 一度のスキャンにより画像データを取得する。前記画像データを解析し、文字列を抽出する。前記画像データから複数のファイルが作成される際に、当該複数のファイルのそれぞれに含まれる画像データから抽出された文字列を用いて、当該複数のファイルのそれぞれのファイル名を自動で生成する。前記複数のファイルのそれぞれのファイル名に基づき、それぞれのファイル名に対して区別可能な番号を付与するか否かの判定を行う。生成された前記複数のファイルのそれぞれのファイル名が一致する場合は、前記区別可能な番号を付与してファイル名を決定する。
【選択図】 図13
特許請求の範囲【請求項1】
一度のスキャンにより画像データを取得する取得手段と、
前記画像データを解析し、文字列を抽出する抽出手段と、
前記画像データから複数のファイルが作成される際に、当該複数のファイルのそれぞれに含まれる画像データから抽出された文字列を用いて、当該複数のファイルのそれぞれのファイル名を自動で生成する生成手段と、
前記複数のファイルのそれぞれのファイル名に基づき、それぞれのファイル名に対して区別可能な番号を付与するか否かの判定を行う判定手段と、
生成された前記複数のファイルのそれぞれのファイル名が一致する場合は、前記区別可能な番号を付与してファイル名を決定する決定手段と、
を有する情報処理装置。
続きを表示(約 2,700 文字)【請求項2】
一度のスキャンにより取得される画像データから複数のファイルが作成される際の設定として、前記複数のファイルのそれぞれのファイル名にファイル名を区別可能な番号を付与するか否かを設定する設定手段と、
一度のスキャンにより画像データを取得する取得手段と、
前記画像データを解析し、文字列を抽出する抽出手段と、
前記画像データから複数のファイルが作成される際に、当該複数のファイルのそれぞれに含まれる画像データから抽出された文字列を用いて、当該複数のファイルのそれぞれのファイル名を自動で生成する生成手段と、
を有し、
前記生成手段は、前記設定手段により前記ファイル名を区別可能な番号を付与する設定がなされている場合は、前記複数のファイルのそれぞれに対して、前記ファイル名を区別可能な番号が含まれるファイル名を生成し、前記ファイル名を区別可能な番号を付与する設定がなされていない場合は、前記複数のファイルのそれぞれに対して、前記ファイル名を区別可能な番号が含まれないファイル名を生成することを特徴とする情報処理装置。
【請求項3】
前記複数のファイルのそれぞれを、外部のサーバへ送信する送信手段をさらに有する請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記送信手段により送信されるファイルのファイル名が、前記外部のサーバの所定のフォルダに保存されたファイルのファイル名と同じ場合、前記送信されるファイルのファイル名にファイル名を区別可能な番号を付与した上で、前記送信されるファイルを前記外部のサーバへ送信することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記設定手段は、さらに、前記生成手段により生成されるファイル名に用いられる文字列に対応する項目の順番を設定することを特徴とし、
前記項目には、前記ファイル名を区別可能な番号に対応する項目が含まれることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記情報処理装置は、スキャナを備える画像処理装置と通信可能であって、
前記取得手段は、前記画像処理装置のスキャナにより複数の原稿が一度にスキャンされて得られた画像データを取得することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項7】
情報処理装置の制御方法であって、
一度のスキャンにより画像データを取得する取得工程と、
前記画像データを解析し、文字列を抽出する抽出工程と、
前記画像データから複数のファイルが作成される際に、当該複数のファイルのそれぞれに含まれる画像データから抽出された文字列を用いて、当該複数のファイルのそれぞれのファイル名を自動で生成する生成工程と、
前記複数のファイルのそれぞれのファイル名に基づき、それぞれのファイル名に対して区別可能な番号を付与するか否かの判定を行う判定工程と、
生成された前記複数のファイルのそれぞれのファイル名が一致する場合は、前記区別可能な番号を付与してファイル名を決定する決定工程と、
を有する制御方法。
【請求項8】
コンピュータに、
一度のスキャンにより画像データを取得する取得手順と、
前記画像データを解析し、文字列を抽出する抽出手順と、
前記画像データから複数のファイルが作成される際に、当該複数のファイルのそれぞれに含まれる画像データから抽出された文字列を用いて、当該複数のファイルのそれぞれのファイル名を自動で生成する生成手順と、
前記複数のファイルのそれぞれのファイル名に基づき、それぞれのファイル名に対して区別可能な番号を付与するか否かの判定を行う判定手順と、
生成された前記複数のファイルのそれぞれのファイル名が一致する場合は、前記区別可能な番号を付与してファイル名を決定する決定手順と、
を実行させるためのプログラム。
【請求項9】
情報処理装置の制御方法であって、
一度のスキャンにより取得される画像データから複数のファイルが作成される際の設定として、前記複数のファイルのそれぞれのファイル名にファイル名を区別可能な番号を付与するか否かを設定する設定工程と、
一度のスキャンにより画像データを取得する取得工程と、
前記画像データを解析し、文字列を抽出する抽出工程と、
前記画像データから複数のファイルが作成される際に、当該複数のファイルのそれぞれに含まれる画像データから抽出された文字列を用いて、当該複数のファイルのそれぞれのファイル名を自動で生成する生成工程と、
を有し、
前記生成工程においては、前記設定工程において前記ファイル名を区別可能な番号を付与する設定がなされている場合は、前記複数のファイルのそれぞれに対して、前記ファイル名を区別可能な番号が含まれるファイル名を生成し、前記ファイル名を区別可能な番号を付与する設定がなされていない場合は、前記複数のファイルのそれぞれに対して、前記ファイル名を区別可能な番号が含まれないファイル名を生成することを特徴とする制御方法。
【請求項10】
コンピュータに、
一度のスキャンにより取得される画像データから複数のファイルが作成される際の設定として、前記複数のファイルのそれぞれのファイル名にファイル名を区別可能な番号を付与するか否かを設定する設定手順と、
一度のスキャンにより画像データを取得する取得手順と、
前記画像データを解析し、文字列を抽出する抽出手順と、
前記画像データから複数のファイルが作成される際に、当該複数のファイルのそれぞれに含まれる画像データから抽出された文字列を用いて、当該複数のファイルのそれぞれのファイル名を自動で生成する生成手順と、
を実行させるためのプログラムであって、
前記生成手順においては、前記設定手順において前記ファイル名を区別可能な番号を付与する設定がなされている場合は、前記複数のファイルのそれぞれに対して、前記ファイル名を区別可能な番号が含まれるファイル名を生成し、前記ファイル名を区別可能な番号を付与する設定がなされていない場合は、前記複数のファイルのそれぞれに対して、前記ファイル名を区別可能な番号が含まれないファイル名を生成することを特徴とするプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、分割したファイルにファイル名を付与する技術に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、MFP(Multifunction Peripheral)等の情報処理装置において、文書をスキャンして得られた画像データやファックスの受信データなどをファイル化する技術が広く利用されている。また、ファイル化したファイルを、ネットワーク上のストレージサーバに送信して保存する手法も利用されている。また、スキャンして得られた複数枚からなる画像データを、事前に設定された分割枚数ごとに分割してファイル化する技術も知られている。例えば、特許文献1には、スキャンして得られた複数枚からなる画像データを事前に設定された分割枚数ごとに分割してファイル化する技術が開示されている。特許文献1では、分割された複数のファイルに共通の1つの文字列に、順番に異なる番号を付与することで、複数のファイルのそれぞれのファイル名を決定している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-217624号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1では、分割された複数のファイルのそれぞれのファイル名に番号を付与する条件については考慮がされていなかった。
【0005】
そこで、本発明の目的は、一度のスキャンにより取得される画像データから複数のファイルが作成される際に、複数のファイルのそれぞれのファイル名に番号を付与する条件を考慮して、ファイル名を生成することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、一度のスキャンにより画像データを取得する取得手段と、前記画像データを解析し、文字列を抽出する抽出手段と、前記画像データから複数のファイルが作成される際に、当該複数のファイルのそれぞれに含まれる画像データから抽出された文字列を用いて、当該複数のファイルのそれぞれのファイル名を自動で生成する生成手段と、前記複数のファイルのそれぞれのファイル名に基づき、それぞれのファイル名に対して区別可能な番号を付与するか否かの判定を行う判定手段と、生成された前記複数のファイルのそれぞれのファイル名が一致する場合は、前記区別可能な番号を付与してファイル名を決定する決定手段と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る情報処理装置によれば、一度のスキャンにより取得される画像データから複数のファイルが作成される際に、複数のファイルのそれぞれのファイル名に番号を付与する条件を考慮して、ファイル名を生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
画像処理システムの全体構成を示す図である。
MFPのハードウェア構成を示すブロック図である。
MFP連携サーバ及びストレージサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。
画像処理システムのソフトウェア構成を示すブロック図である。
スキャンテンプレート一覧画面の一例を示す図である。
スキャンプロファイル実行画面の一例を示す図である。
ファイル命名ルール画面の一例を示す図である。
ファイル命名ルール画面の一例を示す図である。
ファイル命名ルール画面の一例を示す図である。
スキャン実行画面の一例を示す図である。
スキャンファイル一覧画面の一例を示す図である。
スキャンファイル一覧画面表示処理の詳細を示すフローチャートである。
ファイル名生成処理の詳細を示すフローチャートである。
ファイル命名ルール設定画面の一例を示す図である。
ファイル命名ルール設定画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。なお、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
【0010】
<第1の実施形態>
<システム構成>
図1は、本実施形態に係る、情報処理システムの全体構成を示す図である。情報処理システムは、MFP(Multifunction Peripheral)110、クライアントPC111、インターネット上でクラウドサービスを提供するサーバ装置120及び130を含む。MFP110及びクライアントPC111は、LAN(Local Area Network)経由でインターネット上の各種サービスを提供する各種装置に対して通信可能に接続されている。
(【0011】以降は省略されています)

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