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公開番号2024112823
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-21
出願番号2024075136,2020083533
出願日2024-05-07,2020-05-12
発明の名称システムおよびプログラム等
出願人株式会社ユピテル
代理人
主分類E05B 49/00 20060101AFI20240814BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】従来よりも優れたシステム等を提供する。
【解決手段】本発明のシステムは、車両を遠隔から操作するための無線信号を送出する機能を備えた携帯機と、携帯機からの無線信号を受信して車両にエンジンの始動をさせるための制御を行う車両に後付される車載器を備える車両の遠隔操作システムであって、車載器は、エンジン始動命令を示す無線信号を受信したとき、車両の運転席のドアのドアノブに人が触れたと車両の純正キーフリー制御部に認識させるための制御である第一の制御を備える第一段階制御を行った後、車両に対して車両のエンジンの始動をさせるための制御である第二段階制御を行う。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
車両を遠隔から操作するための無線信号を送出する機能を備えた携帯機と、前記携帯機からの無線信号を受信して車両に所定の制御をさせるための制御を行う車両に後付される後付車載機を備える車両の遠隔制御システムであって、
前記後付車載機は、前記所定の無線信号を受信したとき、当該車両の所定のドアのドアノブに人が触れたと前記車両の制御部に認識させるための制御である第一の制御、当該車両の所定のドアロックが解除されたと前記車両の制御部に認識させるための制御である第二の制御、当該車両の所定のドアを開けたと前記車両の制御部に認識させるための制御である第三の制御の少なくともいずれか一つの制御である第一段階制御を行った後、
前記車両に対する前記所定の制御である第二段階制御を行うこと
を特徴とする遠隔制御システム。
続きを表示(約 240 文字)【請求項2】
前記後付車載機は、前記第一段階制御の後、ドアを施錠する制御を行う機能を備えたこと
を特徴とする請求項1に記載の遠隔制御システム。
【請求項3】
前記第一段階制御は、車両のドアロックが施錠されていないときには行わないようにする機能を備えたこと
を特徴とする請求項1または2に記載の遠隔制御システム。
【請求項4】
請求項1から3のいずれかに記載の遠隔制御システムの機能をコンピュータに実現させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えばシステムおよびプログラム等に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、遠隔操作(リモートコントロール)によってエンジン始動を行うエンジン始動装置において、子機からの信号を受けた車載機がエンジンキーによるキーシリンダの動きを模してエンジンの始動を行うものが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-36505
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来のシステムには、様々な問題があった。
そこで、本発明は従来よりも優れた特性を有するシステム及びプログラム等を提供することを目的とする。
【0005】
本発明の目的はこれに限定されず、本明細書及び図面等に開示される構成の部分から奏する効果を得ることを目的とする構成についても分割出願・補正等により権利取得する意思を有する。例えば本明細書において「~できる」「~可能である」などと記載した箇所を「~が課題である」と読み替えた課題が本明細書には開示されている。課題はそれぞれ独立したものとして記載しているものであり、各々の課題を解決するための構成についても単独で分割出願・補正等により権利取得する意思を有する。課題が明細書の記載から黙示的に把握されるものであっても、本出願人は本明細書に記載の構成の一部を補正又は分割出願にて特許請求の範囲とする意思を有する。またこれら独立の課題を組み合わせた課題を解決する構成についても開示しているものであり、権利取得する意思を有する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)車両を遠隔から操作するための無線信号を送出する機能を備えた携帯機と、前記携帯機からの無線信号を受信して車両に所定の制御をさせるための制御を行う車両に後付される後付車載機を備える車両の遠隔制御システムであって、 前記後付車載機は、前記所定の無線信号を受信したとき、当該車両の所定のドアのドアノブに人が触れたと前記車両の制御部に認識させるための制御である第一の制御、当該車両の所定のドアロックが解除されたと前記車両の制御部に認識させるための制御である第二の制御、当該車両の所定のドアを開けたと前記車両の制御部に認識させるための制御である第三の制御の少なくともいずれか一つの制御である第一段階制御を行った後、 前記車両に対する前記所定の制御である第二段階制御を行う遠隔制御システムとするとよい。
【0007】
前記「当該車両の所定のドアのドアノブに人が触れたと前記車両の制御部に認識させるための制御」の部分を備える構成によれば、車両の制御部が所定の制御に先立って当該車両の所定のドアのドアノブに人が触れたという認識がなかったときに前記所定の制御を実行しない機能を備える車両において、車両から離れた遠隔の場所から無線によりユーザーの携帯機の操作によって所定の制御を車両にさせることができる。
【0008】
前記「当該車両の所定のドアロックが解除されたと前記車両の制御部に認識させるための制御」の部分を備える構成によれば、車両の制御部が所定の制御に先立って当該車両の所定のドアロックが解除されたという認識がなかったときに前記所定の制御を実行しない機能を備える車両において、車両から離れた遠隔の場所から無線によりユーザーの携帯機の操作によって所定の制御を車両にさせることができる。
【0009】
前記「当該車両の所定のドアを開けたと前記車両の制御部に認識させるための制御」の部分を備える構成によれば、車両の制御部が所定の制御に先立って当該車両の所定のドアを開けたという認識がなかったときに前記所定の制御を実行しない機能を備える車両において、車両から離れた遠隔の場所から無線によりユーザーの携帯機の操作によって所定の制御を車両にさせることができる。
【0010】
車両としては、特にいわゆるイモビライザー機能を有する車両とするとよく、例えば、純正キーと車両との間で無線による情報を用いて認証を行い、認証に成功した場合には所定の制御をし、認証に成功しない場合には所定の制御をしない機能を有する車両とするとよい。このような車両においては、純正キーと車両との間で無線による情報の送受信を行うが、車両においては、純正キーを持ったドライバーが車両の中にいることを検出してから行いたい所定の制御(例えば後述するエンジン始動など)がある。しかしながら、純正キーと車両の制御部との通信には無線通信を用いるため、純正キーが車外にあるのか、車内にあるのかを、無線通信によって判別するのが困難であるという問題がある。例えば車内向けに車内で送信する電波の出力を弱めると車内での通信ができないケースがでてくるので強めると今度は車外に純正キーがある場合でも通信してしまうという問題がある。そこで、車両の制御部は、運転者が乗っている状態であるのかを従来よりも厳格に検出するようにしたものがある。このような車両では、運転者が車外にいる状態から乗り込む間に必要な操作を検出するとよい。したがって、例えば、「車両を遠隔から操作するための無線信号を送出する機能を備えた携帯機と、前記携帯機からの無線信号を受信して車両に所定の制御をさせるための制御を行う車両に後付される車載機を備える車両の遠隔制御システムであって、 後付車載機は、前記所定の無線信号を受信したとき、運転者が車外にいる状態から乗り込む間に必要な操作があったと認識させるための制御を行った後、 前記車両に対する前記所定の制御を行うこと を特徴とする遠隔制御システム。」とするとよい。特にこうした車両において、「 車載機は、前記所定の無線信号を受信したとき、当該車両の所定のドアのドアノブに人が触れたと前記車両の制御部に認識させるための制御、当該車両の所定のドアロックが解除されたと前記車両の制御部に認識させるための制御、当該車両の所定のドアを開けたと前記車両の制御部に認識させるための制御の少なくともいずれか一つを行った後、 前記車両に対する前記所定の制御を行う」とよい。
(【0011】以降は省略されています)

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