TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024112428
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-21
出願番号
2023017415
出願日
2023-02-08
発明の名称
ハイドロゲル及び徐放材
出願人
デンカ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C08L
1/08 20060101AFI20240814BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】腐植酸を徐放するための徐放材として利用可能なハイドロゲルを提供すること。
【解決手段】カルボキシ基を有する多糖及びその塩からなる群より選択される少なくとも1種と、腐植酸と、を含む、ハイドロゲル。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
カルボキシ基を有する多糖及びその塩からなる群より選択される少なくとも1種と、腐植酸と、を含む、ハイドロゲル。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
前記カルボキシ基を有する多糖及びその塩からなる群より選択される少なくとも1種が、カルボキシメチルセルロース、ヒアルロン酸及びこれらの塩からなる群より選択される少なくとも1種を含む、請求項1に記載のハイドロゲル。
【請求項3】
2価以上の金属元素を更に含有する、請求項1又は2に記載のハイドロゲル。
【請求項4】
前記金属元素がFeである、請求項3に記載のハイドロゲル。
【請求項5】
腐植酸を徐放するための徐放材であって、
請求項1又は2に記載のハイドロゲル又はその乾燥物を含む、徐放材。
【請求項6】
緩効性肥料として用いられる、請求項5に記載の徐放材。
【請求項7】
海洋中で用いられる、請求項5に記載の徐放材。
【請求項8】
藻類の養殖又は磯焼け抑制に用いられる、請求項5に記載の徐放材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ハイドロゲル及び徐放材に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
腐植酸は地力増進法の腐植酸質資材に適合し、堆肥のような効果を示す農業用資材である(例えば、特許文献1)。腐植酸は、近年バイオスティミュラント等の効果が期待されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-169513号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、腐植酸を徐放するための徐放材として利用可能なハイドロゲルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、以下の各発明に関する。
[1]
カルボキシ基を有する多糖及びその塩からなる群より選択される少なくとも1種と、腐植酸と、を含む、ハイドロゲル。
[2]
前記カルボキシ基を有する多糖及びその塩からなる群より選択される少なくとも1種が、カルボキシメチルセルロース、ヒアルロン酸及びこれらの塩からなる群より選択される少なくとも1種を含む、[1]に記載のハイドロゲル。
[3]
2価以上の金属元素を更に含有する、[1]又は[2]に記載のハイドロゲル。
[4]
前記金属元素がFeである、[3]に記載のハイドロゲル。
[5]
腐植酸を徐放するための徐放材であって、[1]~[4]のいずれかに記載のハイドロゲル又はその乾燥物を含む、徐放材。
[6]
緩効性肥料として用いられる、[5]に記載の徐放材。
[7]
海洋中で用いられる、[5]に記載の徐放材。
[8]
藻類の養殖又は磯焼け抑制に用いられる、[5]又は[7]に記載の徐放材。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、腐植酸を徐放するための徐放材として利用可能なハイドロゲルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は鉄イオン添加によるハイドロゲルの外観変化の確認結果を示す写真である。
図2は鉄イオン添加によるハイドロゲルの外観変化の確認結果を示す写真である。
図3はカルボキシメチルセルロース(CMC)の含有量の違いによるハイドロゲルの外観変化の確認結果を示す写真である。
図4はCMCの種類の違いによるハイドロゲルの外観変化の確認結果を示す写真である。
図5はCMCの種類の違いによるハイドロゲルの外観変化の確認結果を示す写真である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。ただし、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
【0009】
本明細書中、「~」を用いて示された数値範囲は、「~」の前後に記載される数値をそれぞれ最小値及び最大値として含む範囲を示す。本明細書中に段階的に記載されている数値範囲において、ある段階の数値範囲の上限値又は下限値は、他の段階の数値範囲の上限値又は下限値に置き換えてもよい。本明細書中に記載されている数値範囲において、その数値範囲の上限値又は下限値は、実施例に示されている値に置き換えてもよい。個別に記載した上限値及び下限値は任意に組み合わせ可能である。組成物中の各成分の含有量は、組成物中に各成分に該当する物質が複数存在する場合、特に断らない限り、組成物中に存在する当該複数の物質の合計量を意味する。
【0010】
〔ハイドロゲル〕
本実施形態に係るハイドロゲルは、カルボキシ基を有する多糖及びその塩からなる群より選択される少なくとも1種(以下、「カルボキシ基含有多糖類」ともいう。)と、腐植酸と、を含む。ハイドロゲルは、腐植酸を物理的に内包していてよく、腐植酸とカルボキシ基含有多糖類との架橋構造の形成によって腐植酸を保持していてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
デンカ株式会社
容器
1か月前
デンカ株式会社
ハプテンの測定方法
11日前
デンカ株式会社
蛍光体粉末の製造方法
1か月前
デンカ株式会社
防錆剤及び防錆処理方法
4日前
デンカ株式会社
水膨張性組成物、止水施工方法
19日前
デンカ株式会社
処理装置、処理方法、およびプログラム
11日前
デンカ株式会社
界面活性剤、及び界面活性剤の製造方法
19日前
デンカ株式会社
補修材料、補修モルタル組成物及び硬化体
1か月前
デンカ株式会社
グラウト材料、グラウトモルタル組成物及び硬化体
1か月前
デンカ株式会社
セメント・コンクリート系材料の資源循環システム
1か月前
デンカ株式会社
β型サイアロン蛍光体、発光部材、および発光装置
1か月前
デンカ株式会社
β型サイアロン蛍光体、発光部材、および発光装置
1か月前
デンカ株式会社
組成物
4日前
デンカ株式会社
窒化ホウ素含有粉末、放熱フィラー、及び、樹脂組成物
1か月前
デンカ株式会社
高炉セメント用急結剤、吹付け材料、吹付けコンクリート
11日前
デンカ株式会社
樹脂組成物
21日前
デンカ株式会社
高炉スラグ含有セメント用急結剤、吹付け材料、吹付けコンクリート
11日前
デンカ株式会社
ブチル系ゴム粘着剤組成物、粘着テープ、屋根用防水シート、便器固定用粘着剤組成物、及び接合体
19日前
デンカ株式会社
ユウロピウム賦活β型サイアロン蛍光体、及び発光装置
1か月前
デンカ株式会社
情報処理システム、情報処理プログラム、情報処理方法、肥料を製造する方法及び水処理剤を製造する方法
1か月前
デンカ株式会社
マイコプラズマ・ニューモニエの免疫測定方法及び免疫測定器具
8日前
東ソー株式会社
配管材
3か月前
東ソー株式会社
延伸物
2か月前
東ソー株式会社
ゴム組成物
2か月前
東ソー株式会社
樹脂組成物
3か月前
東ソー株式会社
ゴム組成物
2か月前
東ソー株式会社
射出成形体
4日前
東ソー株式会社
ゴム組成物
11日前
東ソー株式会社
ブロー成形体
11日前
株式会社トクヤマ
樹脂組成物
2か月前
日本化薬株式会社
樹脂微粒子
3か月前
三菱ケミカル株式会社
テープ
3か月前
三菱ケミカル株式会社
フィルム
3か月前
三菱ケミカル株式会社
フィルム
3か月前
三菱ケミカル株式会社
樹脂組成物
3か月前
三洋化成工業株式会社
樹脂組成物
19日前
続きを見る
他の特許を見る