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公開番号2024110628
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-16
出願番号2023015321
出願日2023-02-03
発明の名称タイヤ
出願人住友ゴム工業株式会社
代理人弁理士法人サンクレスト国際特許事務所
主分類B60C 13/00 20060101AFI20240808BHJP(車両一般)
要約【課題】標章の視認性確保と、耐クラック性能の向上とを達成できる、タイヤ2の提供。
【解決手段】タイヤ2は、標章30と、前記標章30の周囲に配置される複数の小片部36とを備える。前記標章30はタイヤ2の側面20から突出する。複数の前記小片部36はそれぞれ、前記標章30の壁面38と前記側面20との間に介在する。前記小片部36の高さは前記標章30の高さよりも低い。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
標章と、前記標章の周囲に配置される複数の小片部とを備え、
前記標章がタイヤの側面から突出し、
複数の前記小片部がそれぞれ、前記標章の壁面と前記側面との間に介在し、
前記小片部の高さが前記標章の高さよりも低い、
タイヤ。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記壁面と前記側面との基準境界から前記壁面に沿ってのびる、前記小片部と前記壁面との第一境界の端と、前記基準境界から前記側面に沿ってのびる、前記小片部と前記側面との第二境界の端とを結ぶ線分を基準線分としたとき、前記基準境界を通る、前記基準線分の法線に沿った、前記小片部の断面において、前記小片部の断面高さが、0.3mm以上5.0mm以下である、
請求項1に記載のタイヤ。
【請求項3】
前記壁面と前記側面との基準境界から前記壁面に沿ってのびる、前記小片部と前記壁面との第一境界の端と、前記基準境界から前記側面に沿ってのびる、前記小片部と前記側面との第二境界の端とを結ぶ線分を基準線分としたとき、前記基準境界を通る、前記基準線分の法線に沿った、前記小片部の断面において、前記小片部の断面幅が、0.3mm以上3.0mm以下である、
請求項1に記載のタイヤ。
【請求項4】
前記小片部が前記壁面に対してなす角度が、80度以上100度以下である、
請求項1に記載のタイヤ。
【請求項5】
前記壁面と前記側面との基準境界から前記壁面に沿ってのびる、前記小片部と前記壁面との第一境界の端と、前記基準境界から前記側面に沿ってのびる、前記小片部と前記側面との第二境界の端とを結ぶ線分を基準線分としたとき、前記基準線分が前記側面に対してなす角度が、60度以下である、
請求項1に記載のタイヤ。
【請求項6】
前記小片部の高さが前記標章の高さの2/3以下である、
請求項1から5のいずれか一項に記載のタイヤ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はタイヤに関する。詳細には、本発明は標章を側面に設けたタイヤに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
タイヤの側面には標章が設けられる。標章の視認性を向上させるために、様々な検討が行われている(例えば、下記の特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-84484号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
通常、標章は、タイヤの側面から突出する凸部として形成される。標章と側面との境界部分を補強しなければ、境界に歪が集中し、クラックが生じる恐れがある。標章の視認性向上のために白色ゴムを使用した場合、クラックが生じると白色ゴムが露出する。
クラックの発生を抑制するために境界部分を補強すると、標章の輪郭を認識しづらくなり、標章の視認性が低下する。視認性向上のために、側面を基準面とする標章の高さを高くすると、タイヤの質量が増加する。
標章の視認性を確保しながら、標章と側面との境界部分におけるクラックの発生を抑制できる技術の確立が求められている。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、標章の視認性確保と、耐クラック性能の向上とを達成できる、タイヤの提供にある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るタイヤは、標章と、前記標章の周囲に配置される複数の小片部とを備える。前記標章はタイヤの側面から突出する。複数の前記小片部はそれぞれ、前記標章の壁面と前記側面との間に介在する。前記小片部の高さは前記標章の高さよりも低い。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、標章の視認性確保と、耐クラック性能の向上とを達成できる、タイヤが得られる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係るタイヤの一例を示す断面図である。
タイヤの側面の一部を示す平面図である。
図2に示された小片部の一部を示す斜視図である。
図2に示された小片部の一部を示す拡大平面図である。
図4のV-V線に沿った断面図である。
図5のVI-VI線に沿った断面図である。
小片部の変形例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて、本発明が詳細に説明される。
【0010】
本発明においては、タイヤを正規リムに組み、タイヤの内圧を正規内圧に調整し、このタイヤに荷重をかけていない状態は、正規状態と称される。
(【0011】以降は省略されています)

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