発明の詳細な説明【技術分野】 【0001】 本開示は、飛行制御システムに関する。 続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】 【0002】 非特許文献1には、飛行体(UAV:Unmanned Aerial Vehicle)に搭載されたカメラでランディングマットの模様及び位置を認識し、その認識結果を基にUAVの自動着地を制御する方法が記載されている。 【0003】 非特許文献2には、上記方法に加え、対象物に光を照射して反射した光をセンサで捉えて距離を計測するリモートセンシング技術(LiDAR:Light Detection And Ranging)を用いることにより、UAVの自動着地精度を高める方法が記載されている。 【0004】 非特許文献3には、ミリ波レーダを用いて車々間の距離を計測する方法が記載されている。非特許文献4には、ミリ波レーダ及びコーナリフレクタを用いてUAVの着地位置を検出する方法が記載されている。 【先行技術文献】 【非特許文献】 【0005】 Lingjie Yang、外5名、“Autonomous Landing of a Rotor Unmanned Aerial Vehicle on a Boat Using Image-Based Visual Servoing”、Proceedings of the 2021 IEEE International Conference on Robotics and Biomimetics、December 27-31, 2021、p.1848-p.1854 Jonghwi Kim、外2名、“Lidar-guided Autonomous Landing of an Aerial Vehicle on a Ground Vehicle”、2017 14th International Conference on Ubiquitous Robots and Ambient Intelligence (URAI)、June 28-July 1, 2017、p.228-p.231 Akash Deep Singh、外3名、“RadHAR: Human Activity Recognition from Point Clouds Generated through a Millimeter-wave Radar”、Session 3: mmWave Sensing and Applications、mmNets ’19、October 25, 2019、p.51-p.56 Christopher Doer、外3名、“Radar Based Autonomous Precision Takeoff and Landing System for VTOLs in GNSS Denied Environments”、2020 International Conference on Unmanned Aircraft Systems (ICUAS)、September 1-4, 2020、p.922-p.931 【発明の概要】 【発明が解決しようとする課題】 【0006】 しかしながら、霧、雨、雪、夜間等の視界不良状況下では、カメラの計測精度は著しく低下するため、UAVを上手く着地させることは難しい。また、LiDARは距離計測に近赤外線を使用するため、カメラの場合と同様に視界不良状況下ではUAVを上手く着地させることは難しい。また、非特許文献4は、着地面が変動しないことを前提とし、高度計のようにUAVと着地面との相対位置を計測するにすぎないため、着地面の位置や傾きが揺れ等で変動する場合にはUAVを上手く着地させることは難しい。 【0007】 本開示は、上記事情に鑑みてなされたものであり、UAVの着地精度を改善可能な技術を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0008】 本開示の一態様の飛行制御システムは、レーダを備えた飛行体と、前記飛行体が着地するポートと、前記飛行体の飛行を制御する制御装置と、を備えた飛行制御システムにおいて、前記制御装置は、前記レーダから照射され前記ポートで反射された反射波の解析結果を基に、前記ポートの変動の予測値を計算する推定部と、前記ポートの変動の予測値を用いて、前記飛行体の前記ポートへの着地を制御する制御部と、を備える。 【発明の効果】 【0009】 本開示によれば、UAVの着地精度を向上可能な技術を提供できる。 【図面の簡単な説明】 【0010】 図1は、飛行制御システムの構成例を示す図である。 図2は、UAV及び制御装置の構成例を示す図である。 図3は、機械学習モデルの生成方法を示すフロー図である。 図4は、UAVの飛行制御方法を示すフロー図である。 図5は、洋上浮遊ポートの傾斜の時間変化等の例を示す図である。 図6は、機械学習モデルの変形例を示す図である。 図7は、制御装置のハードウェア構成例を示す図である。 【発明を実施するための形態】 (【0011】以降は省略されています)
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