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公開番号
2024109297
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-14
出願番号
2023014009
出願日
2023-02-01
発明の名称
電子部品
出願人
TDK株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H03H
7/01 20060101AFI20240806BHJP(基本電子回路)
要約
【課題】挿入損失の低減を図ることができる電子部品を提供する。
【解決手段】電子部品は、素体と、素体内に配置されており、互いに対向して配置されている第一キャパシタパターン20B,21B及び第二キャパシタパターン24,25を含んで構成されているキャパシタと、を備え、キャパシタは、第一キャパシタパターン20B,21Bと第二キャパシタパターン24,25との対向方向において、第一キャパシタパターン20B,21B又は第二キャパシタパターン24,25と重なる位置に配置されている補助キャパシタパターン29B,28B,36B,35B,37D,37Eを含み、第一キャパシタパターン20B,21B又は第二キャパシタパターン24,25と補助キャパシタパターン29B,28B,36B,35B,37D,37Eとが電気的に接続されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
素体と、
前記素体内に配置されており、互いに対向して配置されている第一キャパシタパターン及び第二キャパシタパターンを含んで構成されているキャパシタと、を備え、
前記キャパシタは、前記第一キャパシタパターンと前記第二キャパシタパターンとの対向方向において、前記第一キャパシタパターン又は前記第二キャパシタパターンと重なる位置に配置されている補助キャパシタパターンを含み、
前記第一キャパシタパターン又は前記第二キャパシタパターンと前記補助キャパシタパターンとが電気的に接続されている、電子部品。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
前記素体内に配置されており、インダクタパターンを含んで構成されているインダクタを更に備え、
前記インダクタと前記キャパシタとは、共振器を構成している、請求項1に記載の電子部品。
【請求項3】
前記第一キャパシタパターン又は前記第二キャパシタパターンと前記補助キャパシタパターンとは、接続導体によって電気的に接続されている、請求項1又は2に記載の電子部品。
【請求項4】
前記第一キャパシタパターン又は前記第二キャパシタパターンと前記補助キャパシタパターンとは、複数の前記接続導体によって電気的に接続されている、請求項3に記載の電子部品。
【請求項5】
前記補助キャパシタパターンは、複数設けられており、
複数の前記補助キャパシタパターンは、接続導体によって電気的に接続されている、請求項1又は2に記載の電子部品。
【請求項6】
複数の前記キャパシタパターンは、複数の前記接続導体によって電気的に接続されている、請求項5に記載の電子部品。
【請求項7】
前記対向方向から見て、前記補助キャパシタパターンは、前記第一キャパシタパターン又は前記第二キャパシタパターンの全域と重なる、請求項1又は2に記載の電子部品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電子部品に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の電子部品として、たとえば、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載の電子部品は、素体と、素体内に配置されているインダクタパターン及びキャパシタパターンと、を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-6847号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示では、挿入損失の低減が図れる電子部品が説明される。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一側面に係る電子部品は、素体と、素体内に配置されており、互いに対向して配置されている第一キャパシタパターン及び第二キャパシタパターンを含んで構成されているキャパシタと、を備え、キャパシタは、第一キャパシタパターンと第二キャパシタパターンとの対向方向において、第一キャパシタパターン又は第二キャパシタパターンと重なる位置に配置されている補助キャパシタパターンを含み、第一キャパシタパターン又は第二キャパシタパターンと補助キャパシタパターンとが電気的に接続されている。
【発明の効果】
【0006】
本開示の各側面及び各実施形態によれば、挿入損失の低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、一実施形態に係る電子部品の斜視図である。
図2は、LCフィルタ部を構成する導体パターンを示す図である。
図3は、電子部品の等価回路図である。
図4は、電子部品のフィルタ特性を示す図である。
図5は、電子部品の減衰特性を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[1]実施形態の概要
(1)本開示の一側面に係る電子部品は、素体と、素体内に配置されており、互いに対向して配置されている第一キャパシタパターン及び第二キャパシタパターンを含んで構成されているキャパシタと、を備え、キャパシタは、第一キャパシタパターンと第二キャパシタパターンとの対向方向において、第一キャパシタパターン又は第二キャパシタパターンと重なる位置に配置されている補助キャパシタパターンを含み、第一キャパシタパターン又は第二キャパシタパターンと補助キャパシタパターンとが電気的に接続されている。
【0009】
本開示の一側面に係る電子部品では、キャパシタは、第一キャパシタパターン又は第二キャパシタパターンと重なる位置に配置されている補助キャパシタパターンを含む。第一キャパシタパターン又は第二キャパシタパターンと補助キャパシタパターンとが電気的に接続されている。これにより、電子部品では、補助キャパシタパターンによって、第一キャパシタパターン又は第二キャパシタパターンの見かけの厚みが増す(断面積が増大する)。そのため、電子部品では、キャパシタパターンにおいて電流が流れる断面積が大きくなる。したがって、電子部品では、挿入損失の低減が図れる。
【0010】
(2)素体内に配置されており、インダクタパターンを含んで構成されているインダクタを更に備え、インダクタとキャパシタとは、共振器を構成している、(1)に記載の電子部品。この構成では、電子部品を共振器として構成することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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