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公開番号2024106491
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-08
出願番号2023010771
出願日2023-01-27
発明の名称シート用振動伝達装置、及び振動伝達シート
出願人日本精機株式会社
代理人
主分類B60N 2/90 20180101AFI20240801BHJP(車両一般)
要約【課題】ユーザの身長や体格が異なっても、振動をユーザの身体の適切な位置に伝えることができるシート用振動伝達装置、及び振動伝達シートを提供する。
【解決手段】振動ユニット500は、シート本体の内部に設けられ、振動し、可動部700は、振動ユニット500からの振動力をシート本体に伝達する振動伝達部710を有し、振動ユニット500の振動方向に略直交する方向に移動し、アクチュエータ800は、可動部700を移動させる。
【選択図】図2A
特許請求の範囲【請求項1】
シート本体に取り付けられ、着座者に振動を伝えるシート用振動伝達装置であって、
振動する振動ユニット(500)と、
前記振動ユニット(500)からの振動力を前記シート本体に伝達する振動伝達部(710)を有し、前記振動ユニット(500)の振動方向に略直交する方向に移動する可動部(700)と、
前記可動部(700)を移動させるアクチュエータ(800)と、を備える、
シート用振動伝達装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記アクチュエータ(800)は、圧力センサの検出値を取得し、前記圧力センサの検出値に基づき、前記可動部(700)を移動させる、
請求項1に記載のシート用振動伝達装置。
【請求項3】
前記圧力センサは、前記可動部(700)の移動と連動して移動するように設けられる、
請求項2に記載のシート用振動伝達装置。
【請求項4】
前記可動部(700)の位置に基づき、前記振動ユニット(500)の振動態様を変更する振動制御部(310)をさらに備える、
請求項1に記載のシート用振動伝達装置。
【請求項5】
前記可動部(700)の位置と、前記圧力センサの前記検出値と、に基づき、前記振動ユニット(500)の振動態様を変更する振動制御部(310)をさらに備える、
請求項2又は3に記載のシート用振動伝達装置。
【請求項6】
前記振動ユニット(500)は2つ以上設けられ、
前記可動部(700)は、前記2つ以上の振動ユニット(500)が振動を伝達可能に接続される、
請求項1に記載のシート用振動伝達装置。
【請求項7】
前記振動ユニット(500)は、前記シート本体の左右方向に2つ以上設けられ、
前記可動部(700)は、前記2つ以上の振動ユニット(500)が振動を伝達可能に接続され、
前記アクチュエータ(800)は、前記可動部(700)を前記シートの上下方向に移動させる、
請求項1に記載のシート用振動伝達装置。
【請求項8】
前記アクチュエータ(800)は、
前記シート本体に着座するユーザの体格を推定するための体格推定情報を取得し、前記体格推定情報に基づき、前記可動部(700)を移動させる、
請求項1に記載のシート用振動伝達装置。
【請求項9】
前記体格推定情報は、
車両に設けられたバックミラーの角度、前記シートの位置、ドライバーモニタリングシステムによる前記ユーザの検出値、の少なくとも1つを含む、
請求項8に記載のシート用振動伝達装置。
【請求項10】
シート本体と、
前記シート本体の内部に設けられ、振動する振動ユニット(500)と、
前記振動ユニット(500)からの振動力を前記シート本体に伝達する振動伝達部(710)を有し、前記振動ユニット(500)の振動方向に略直交する方向に移動する可動部(700)と、
可動部(700)を移動させるアクチュエータ(800)と、を備える、
振動伝達シート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、着座者に対して、触覚的な感覚、及び聴覚的な感覚を提供するシート用振動伝達装置、及び振動伝達シート等に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【0002】
座席に設けられる振動部と、振動子に連結され、振動子からの振動を振動部に伝達する振動伝達部と、から構成され、着座者に触覚的な振動を与える座席が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-075549号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、振動部は、座席内部に固定して取り付けられるため、1つの振動部によって振動を与える範囲が狭いという問題があった。
【0005】
また、これによって、ユーザの身長や体格によって、振動をユーザの身体の適切な位置に伝えることができないことが想定される。
【0006】
本開示の概要は、少ない振動部でも広い範囲を振動させることに関する。より具体的には、ユーザの身長や体格が異なっても、振動をユーザの身体の適切な位置に伝えることができる、ことにも関する。
【0007】
本明細書に開示される特定の実施形態の要約を以下に示す。これらの態様が、これらの特定の実施形態の概要を読者に提供するためだけに提示され、この開示の範囲を限定するものではないことを理解されたい。実際に、本開示は、以下に記載された実施態様と、以下に記載されない種々の態様との組み合わせを包含し得る。
【0008】
したがって、本明細書に記載されるシート用振動伝達装置、及び振動伝達シート等は、前記課題を解決するため、以下の手段を採用した。本実施形態は、可動部は、振動ユニットからの振動力をシート本体に伝達する振動伝達部を有し、振動ユニットの振動方向に略直交する方向に移動する、ことをその要旨とする。
【0009】
本明細書に記載される第1実施態様におけるシート用振動伝達装置は、シート本体に取り付けられ、着座者に振動を伝えるシート用振動伝達装置であって、
振動する振動ユニットと、
前記振動ユニットからの振動力を前記シート本体に伝達する振動伝達部を有し、前記振動ユニットの振動方向に略直交する方向に移動する可動部と、
可動部を移動させるアクチュエータと、を備える。本実施形態によれば、振動ユニットからの振動力をシート本体に伝達する振動伝達部を有する可動部が移動することで、1つの振動ユニットで広範囲に振動を伝達することができるという利点が想定される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、第1実施形態におけるシート用振動伝達装置の配置の例を示す。
図2Aは、いくつかの実施形態における振動発生部の断面図である。
図2Bは、いくつかの実施形態における振動発生部の断面図である。
図3は、振動伝達装置のシステム構成の一例を示すブロック図である。
図4は、第2実施形態の振動発生部の構成を示す図である。
図5は、第2実施形態の振動発生部において、振動伝達部の位置を調整するための位置制御処理を説明するためのフローチャートである。
図6は、第2実施形態の振動発生部を含む座席を示す。
図7は、第3実施形態の振動発生部を示す。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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